月遅れの七夕

晴、28度、85％

　毎年ご自分で作くられた七夕飾りを頂戴します。飾りの数だけお手製の「こより」も一緒です。今年も7月の初め受け取りました。七夕前に「笹」を探しました。花屋さんも苗などを売る店もどこにもありません。ホームセンターで偽物の「笹」があるだけでした。「どうしよう？」と思ううちに7月7日は過ぎました。ココの夕方の散歩の途中、空き家があります。ずいぶん長く人が住んでいないその土地は「笹」が生え放題になっているのを発見。我が家からほんの数分のところです。自分の注意力の無さにがっかり。

　昨日、ひと月遅れの「七夕」です。孫娘と一緒に空き家の「笹」を失敬して七夕の飾りをしました。お天気は上々、間違いなく星が見えます。　提灯、天の川、短冊には願い事を書いて飾り付けは孫娘がしました。　願い事を読むとクスリと笑えるものばかりです。

　近くに川がありますが、「笹」を流すことはできません。ゴミに出すには忍びないので暫くは飾っておくつもりです。私が子供の頃は毎年短冊を書いた覚えがあります。だんだんこう言う風習が寂れていくのかもしれません。孫娘の記憶の片隅に小さな七夕飾りがそよいでくれますように。