
晴、28度、96%
2ヶ月前に買い求めた「プルメリア」の花が久しぶりに花を咲かせたと思ったら色が変わった花が咲きました。「プルメリア」には香港での思い出が詰まっています。一番普通の色の「プルメリア」を買い求めました。香港では「鶏蛋花」と言われるように卵色、的確に言うと「目玉焼き」の色です。 真ん中が黄色で外が白。それが昨日開いた花はピンクオレンジのような花色です。
日本で売られている「プルメリア」は品種改良されたものです。東南アジア、ハワイで見られるような高さ3メートルほどの木にはなりません。冬を屋内で過ごさせるために「矮小化」させた「プルメリア」です。大きくならないように幾度か挿し木を繰り返すのだと園芸店の人に聞きました。「プルメリア」には花びらのフリル状の花、咲き方が一重か八重か、そして色違いのいく種類かに分かれます。色は黄色と白の他に「すもも色」赤みの強い色があります。でも昨日咲いた花は、その「すもも色」でもありません。挿し木するうちに交配したのでしょうか、ミックスしたような花色です。しかも「プルメリア」独特の甘い香りが薄いと感じます。
「プルメリア」は熱帯地方では簡単に挿し木で増やすことができる強い植物です。それを寒さのある土地で育てるためには改良が必要です。我が家の60センチほどの木には3本枝が出ています。別の枝の蕾は買った時の白い花が咲きそうです。経年で花色が変わると聞いたこともありません。つんと尖った「プルメリア」の蕾は風に弱くポロリと落ちます。蕾が開くのが楽しみなような、出来たら原種の「鶏蛋花」色の花が咲いて欲しいと見守っています。でも、このミックス色の「プルメリア」もまた可愛い。
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