曇、10度、68%
ウニの缶詰、日本でも「礼文島のウニの缶詰」というものがあるそうです。とても缶詰とは思えないいい値段がつけられています。主人が持ち帰ったのは、中国大連生産のウニの缶詰です。 大連は水産物が日本と似ています。食し方も日本とそっくりです。第2次大戦中は日本軍の駐屯もあった大連、日本人町のようなものも残っています。大連ではお刺身を食べることができます。ウニを中国の他のところでも食べた記憶がありました。やっと思い出しました、香港にほど近い深圳のはずれに海に突き出た場所があります。はて、名前をすっかり忘れています。そこでは朝採れたてのウニをいただきました。
2月には主人、2度も日本に戻って来ました。旧正月が重なったこともありますが、義父、私の父とこの2月には命日が続きます。ゆっくりとした休みではなく、義母を見舞う病院行きも含めて出たり入ったり。ついお昼ご飯は簡単なものを作ってしまいます。持ち帰った主人ですら大連産のウニの缶詰の中身がどんな状態なのか知りません。恐る恐る開けてみると、小粒ながらきれいなウニが出て来ました。クリームと合わせるとその濃厚な旨味が増します。クリームに混ぜこんでしまうと、ウニの綺麗な色が見えません。そこで、よく水気を切ったウニを軽くオリーブオイルでソテーして、トッピングにしました。卵を使ったカルボナーラに似た食感です。2缶残っています。次回はクリームに直接混ぜ込んだパスタを作りましょう。もっと濃厚なお味になると思います。ウニ好きの私、満足なお昼ご飯でした。