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チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

コーヒーのマジックケーキ

2016年04月14日 | 菓子

ガス、21度、99%

 先日、ピスタッチオのマジックケーキのことを書きました。知人友人から作りたい、失敗したけどなどとメールをもらいます。コーヒーのマジックケーキで作り方を、コーヒー以外に何でもアレンジ出来る気軽なマジックケーキです。

 型は15センチの丸形。

 1、卵黄、2こ。砂糖、45グラム。バター、55グラム。薄力粉、55グラム。ミルク、200cc。濃く落としたエスプレッソ、50cc。

 2、卵白、2こ。砂糖、30グラム。

 型の準備、底が抜けない物の方がいいそうですが、すっぽりと型全部をクッキングシートで被います。最初にスポンジケーキの要領でクッキングシートをひいたら、このマジックケーキの生地は液状ですので少し底から漏れました。側面に切り込みを入れて一枚で型を被うようにします。

 ボールに1の卵黄、砂糖を入れ、白っぽくなるまで泡立器で混ぜます。 そこに、湯煎で溶かしておいたバターをトロトロと入れて行きます。しっかりとバターが馴染むまで混ぜます。次に、ふるっておいた粉を一気にバター生地に入れます。ちょっと力強くかき混ぜて、 生地が艶が出るまで混ぜます。ここに濃いめに落としたエスプレッソとミルクを合わせて250ccを少しずつ入れます。この時のミルクは温めるか室温に戻しておきます。バターと粉の生地に混ぜるので温かい方がスムーズに作業出来ます。またエスプレッソでなくて、インスタントコーヒーをミルク250ccに溶かしても同じように出来ます。初めは硬いのですが、ミルクを全部入れると、 このように液状。つまりこれが主人が言う、ジャバジャバ状態です。

 次に、2の卵白、砂糖できめの細かいしっかりしたメレンゲを作ります。しっかりと角が立つくらいに立てます。

 一番大事なところは、このジャバジャバの液状とメレンゲを合わせるところです。普通のスポンジでは、メレンゲを形がなくなるまで混ぜ込みますが、メレンゲがポコポコと残っている状態で止めます。4回に分けて液体に混ぜ込みました。最初の2回は完全メレンゲを入れ込みます。目安はメレンゲ全体の7割を完全に残り3割をポッコポコ状態に混ぜることです。一番最後に入れたメレンゲは泡立器の先で叩きつけるように液体に混ぜるだけ、 この状態です。用意しておいた型にそっと流し込みます。

 オーブンは150度に予熱しておきます。湯煎で焼くので、少し熱いかなくらいのお湯を沸かしておきます。 ひと回り大きなバットにタオルやペーパーナプキンを敷き、型を置きます。型のそこから2センチほどの高さまでやや熱めのお湯を注ぎます。この状態で150度のオーブンで30分から40分焼きます。この低温、焼き時間が長いのもこのケーキの特徴です。30分ぐらいで竹串を刺してみて、ねっとりした物が付いてくれば焼き上がりです。焼き過ぎると3層ではなく2層になります。

  焼き上がり、このときケーキの中央はウォーターマットのようにボヨンとしています。型のまま、 あら熱を取って、型のまま冷蔵庫で2時間近く冷やしてください。 切り分けると、一番上のスポンジ、2番目のクリーム、そこのプリンとしたフランが3層になっています。

 抹茶、ピスタッチオ、コーヒーと作りましたが、見た目のきれいさは抹茶でしょうか。主人など、このケーキは味より見た目のあっ!だよとおっしゃいます。

 近くの友人にお届けの約束をしたので、近日中、また焼きます。

 失敗しても諦めないで、何度も続けて焼いてみてください。なーんだ簡単、になりますよ。