小雨、24度、91%
ローズマリーがたくさんかかったラムチョップ。生のタイムの一枝が添えられたお魚のグリル。山椒や紫蘇と同じで、なくても良さそうですが、あると皿の中の様子が俄然生き生きとしてきます。見た目のグリーン、香りが料理と相まって、下手な料理を美味しくしてくれます。
ローズマリーやタイム、香港で切り売り物でもすぐ手に入るようになったのは、ごく最近のことです。20年ほど前は、種もありませんでした。オーストラリアからの種が手に入るようになって、毎年春になると、バジル、パセリ、タイムにローズマリーを蒔きました。
ところが、タイムとローズマリーは、私と相性が悪いのでしょう、いつも大きくならないまま枯らしてしまいます。苗で手に入るようになっても、懲りずに買っては枯らします。原産地の地中海沿岸のような気候ではありません。高温多湿、おまけにコンクリートの照り返しと、悪条件。毎年今年こそ、と思うのですが。
昨日久しぶりに、九龍サイドの花市に行きました。ローズマリーは、ラベンダーとも似ている上に、虫除け効果があるといい、あちらこちらのお店で安く売られています。
タイムは、生食と書かれて、たった一軒のお店しかありません。しかも、ローズマリーの3倍のお値段です。
南仏やギリシャの家の庭にある 背の高いローズマリーの木。あの風景に憧れています。風にそよぐだけで、ふわっと匂い立つローズマリーです。日本でも、横ばいのローズマリーが、大きく育っている庭を見ます。元気に育ってくださいね。