うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

働こう。きっと、そっちの方が、ましだ!

2018年08月20日 | 日記

ついに、この時がきた。

では、まず、叫びますね。

 

おはようござます。

いやだいやだいやだ

いーきたーくねーよぉぉぉぉー

昨日から、幾度も思いを吐き出しながらやり過ごし、

どうにか今日を迎えることができました。

連休が明けました。

一旦、涙をぬぐいますね。

 

この連休、そんなに名残惜しいほど、

楽しかったのかと問われれば、そうではなかった。

むしろ、暇すぎて、心身とも、若干、腐っていた。

始めは、ゴロゴロするぞーって感じだったが、

中盤では、どーでもいいっと投げやりになり、

終盤は、もう何も考えない、廃人だった。

 

そんな中でも、私は己との戦いをしていたんだ。

これじゃダメだ。

何か、何か楽しい事をせねばと。

そして、これ、やりました。

はい、「羊毛フェルトで、可愛い猫を作ってみろや企画」

5回めは、上記が見本だ。

可愛いですね。

それでは、私が作った作品を、さくっと参ります。

まんぷくさ~ん!

ども、まんぷくです。

おかっぱが、廃人になりかけた頃、産まれました。

 

混沌としております。

ここまで続けてきたが、

さすがに、もう、自分に期待など持たない。

見本通りの猫なんて、作れねーかんな!が前提での製作だった。

残すは、あと1体。

頑張ります。

 

そして、これ買った。

キャットダンサー・プロスティック

 

では参ります。

うんこさん、あっそぼ!

 

あっそぼーよ!

 

おっ、おたま?

 

おたま?

 

よね?

 

なに?その冷ややかな視線は、なんなの?

この爪とぎ2個も、買いました。

 

そんな訳で、かろうじて

あやが、遊んでくれたという、結果報告だ。

連休の成果は、以上です・・・


手を繋ぐ、夢

2018年08月18日 | 真面目な日記

私は、夜中に夢を見た。

母さんと出かけたデパートで、

私は、母さんの手を引いてトイレへ連れて行き、

入口で待っているからと伝え、つないでいた手を放した。

しかし、母さんは一向に出てこない。

トイレへ入って探しても、母さんの姿はなく、

辺りを見回すと、出入り口が一つではない事に気づき、

私は、「しまった」と呟いた後、闇雲に走り出した。

長い時間、母さんを探し続ける夢を見た。

 

おはようございます。

目が覚めると、時刻は午前2時だった。

私は嫌な予感がして、そのまま外へ出て、近くの川へと向かって行った。

真っ暗な川沿いは、私以外、誰も居らず、

私は、しばらく、月の明かりに照らされてテラテラ光る川を眺めていた。

 

実は、この夢を見る数日前、実家の母が、

夜中に突然、川の方へふらふら歩いて行ったと父に聞かされ衝撃を受けた。

だから、夢が夢ではない錯覚に陥り、川を見に行ったという訳だ。

実際、徘徊を試みた、あの日は、父が早々に気づき、連れ戻したが、

父に、行く手を阻まれた母は、次の日も烈火のごとく怒っていて、

私は、それをなだめるために実家へ向かった。

 

母はベランダの椅子に座っていて、

私も裸足のままベランダに出て、しばらく川の方を見ていた。

こっちが黙っていては埒が明かないから、

よしっと意を決して、しかし軽い口調で、話しかけてみた。

「母さんは、昨日、どうして川に行ったんや?」

すると母は「川が見たくて行っただけだ」と不貞腐れたように言った。

私は、「だったら、そういう時は、私も誘ってよ」と笑った。

母は、「わしには深い苦しみがあって、もう嫌になって出て行ったんや」と続け、

私は、「どんな苦しみがあるの?」と母の背中をさすった。

 

聞いてみれば、

母は、あれやこれやと昔の事をあげつらね、恨み節ばかりだった。

人の悪口を言ってる母さんは、実に母さんらしい。

どんどん調子が上がってくる母に、私は思わず、

「おぉ。いいぞ。のってきたな。それでこそ、母さんだ」と

茶化してみると、母は、ようやく笑顔になった。

笑顔で悪口を続ける母さんは、実におどろおどろしい。

そして、やはり、母さんらしい。

 

さすり続ける母の背中は、はじめは怒りに震えていたが、

笑顔になった頃、震えはすっかり消えていた。

しかし、さする私の手は、実は、ずっと震えていた。

震える手をごまかすように、ずっとさすり続けて、

そろそろ摩擦で出火するんじゃねーか?

そうなったら、それはそれで面白いと思い、

意地でもさすり続けながら、母との会話を続けた。

「手を繋いで歩いとる夫婦や親子が羨ましい」

そう呟く母の視線の先には、

川沿いに仲良く並ぶ2人連れの姿があった。

 

本当は、悪口が言いたいんじゃない。

母さんは、愛を乞うているんだ。

6人兄妹の真ん中っ子、生まれた頃は戦中だった。

大人に愛を乞う余裕もないまま大人になり母となった。

大人の振りして意地を張って生きてきたが、

しかし、本当は、母さんは幼い頃からずっと愛を乞うていたんだ。

そこから一歩も進めないまま、

自分の事も分からなくなっていく事は、さぞや苦しいだろう。

 

だからといって、私は母さんを好きになれない。

今さら尊敬もできなければ、感謝もできない。

私も母のように、闇雲に欲しがるばかり来てしまったからだ。

ただ、この人の心を和らげてやれないだろうか。

そう考えあぐねている今、

私は、愛は乞うものではなく、

自分の胸の中に生まれるものなのだと、気付かされた。

だから私は、素直に口に出してみたのだ。

「母さん、私が手を繋ぐから、心配せんでいい」と。

そう言ってみると、私の手の震えは一瞬にして消えた。

 

うんこ「婆ちゃんは、なんて答えたの?」

それじゃ、お前が転んだ時とばっちりを食うから、かなわんわって言ってたよ。

 

うんこ「うふふふ、たしかに!」

手を繋ぐって、きっと、いいもんだぞ。

私も、母さんと手を繋いでみたくなったんだ。

 

うんこ「こんな感じに?」

爪、刺さってる・・・。

 


画像の大きさがバラバラなのは、連休ならではの、わしの謎

2018年08月16日 | あやの事

連休に入ったとたん、

雨は降ったり止んだりで、

雷は鳴るわ、地震があるわで、

外は、にわかに、てんてこ舞いだ。

 

おはようございます。

しかし、私は、それに何の感慨も持てずにいる。

忙しいとは、心を亡くすと書くが、

暇な時だって、心を失いがちになる。

いや、私はもはや、言葉をも失いかけている。

 

先ほど、今日から仕事組の友人から

何通ものメールが届いた。

「私は、今日から仕事ですが、なんとか頑張ります。」

「おかっぱちゃんは、まだ連休ですよね?」

「私は、今日から仕事です。」

「はっきりいって、気が乗らないけど・・・」

「頑張ります。良い一日を過ごしてね。」

 

ひとまとめにして送信して頂きたいものだが、

若干嫌がらせの意が込められているだろうから、仕方がない。

何か気の利いたおもしろメールを返したかったが、

今の私には、無理だと判断し、端的に、

ラジャーと送ろうとして、「アジャー」と送ってしまった。

これを、友人はどう判断するのだろうか?

打ち間違えたと気付いてくれるか?

はたまた、なぜかアジャコングーの略だと勘ぐるか?

もっとも危惧するのは、

「まさか、このご時世にアジャパーって言いたいの?」と

思われてやしないか?という事だ。

私は、今、それが、とても心配だ。

 

さて、今日は言葉ではない、

言葉は要らない、「あやの子守り編」をお届けします。

4年前、お転婆の限りを尽くしていた、あやは、

ある日、小さなショボい顔の子猫と対面をした。

それが、今のおたまだ。

あやは、小さな子猫に恐れおののいて、

1週間もの間、押し入れに引きこもってしまった。

その間、ショボい子猫は、

今は亡き、うめさんに甘えたり、

 

うんこに遊んでもらいながら、すくすく育っていた。

そうこうしていると、

しょぼい顔をした子猫が、奇跡的に一時期、

こんな可愛らしい子猫に成長した。

あやは、それを見て、

「この子なら、可愛いって思えるわ」と思ったのか、

ある時、子猫に近付いてみたのだ。

それは子猫が我が家にやってきて、3週間ほど経った頃だった。

無邪気に遊んでいる子猫の背後から、

そーっと近付いて、匂いを嗅ごうとした時、

突然、子猫がくるっと振り向いたものだから、

あやは思わず、子猫の耳を咬んでしまった。

咬まれた子猫は、今にも泣き出しそうな、

これまた見事なまでにショボい顔をした。

その時、あやは、本能的に子猫を舐めてしまった。

それ以来、

あやは、子猫だったおたまの

子守りを買って出るようになったという訳だ。

 

今は、あやとおたまは、まるで本当の姉弟みたいだ。

 

喧嘩もお互い、遠慮がない。

そのくせ、大きな物音がしたりすると、

すぐ互いの鼻を突き合わせて、「怖かったね」「怖かったな」と

言わんばかりに舐め合いが続く。

そうしていると、また、叩き合いが始まって、

いいかげんにせんか!と私に叱られる日々を過ごしている。

 

私が勝手に迎えた新入りを、

全力で受け入れようとする先住猫の軌跡を見るたび、

猫とは、なんとも優しい生き物だと感心するばかりだ。

 

あやは、頑張って受け入れてくれたもんな。

あのね、あやさん?

そういうプレッシャーの掛け方は、やめたまえ!

せっかく、褒めてんのに・・・

 

やめたまえ!

そうそう、あの奇跡的に一時期可愛くなった子猫は、

今は、

振り出しに戻っています。


甘いか、すごく甘いか、全く甘くないかの3本です

2018年08月14日 | 日記

えっとねぇ、

えっとねぇ、

good mornig?

スペルあってる?

 

おはようございます。

連休4日目にして、やはり、

若干、日本語がおぼつかなくなって来たが、

だからといって、英語は、もっと、おぼつかないのだ。

 

いやいや、おかっぱ家には、おじさんが居るじゃない?

おじさんと会話してれば、日本語忘れないじゃない?

そう思われる方も居られるだろうが、

我が家のおじさんは、通常勤務だし、帰りは遅いしで、

私との会話時間も、1日10分程度のすれ違い状態なのだ。

 

昨日も、彼との会話は、

「おじさん、わし、また買い間違えた」

おじさん「あらっ、あらら」

以上だ。

 

この3本は、すべて買い間違えた商品だ。

私が欲しいコーヒーは、1本も含まれていない。

微糖のキーコーヒーが欲しいのだ。

しかし毎日1本、3日で3本、買い間違えている。

チーターさんは、3歩進んで2歩下がっても、

1歩は、確実に前へ進んでいる訳だが、

この場合は、急いで2本飲んだところで、

残るのは、やっぱり欲しくない1本だ。

確実に3本を飲み干さない限り、1本目へは進めない。

現実は、甘くないのだ。

 

おい、おたま!

お前は、よね婆ちゃんには、ちょっかい出しちゃダメだろ?

おい、聞いてるのか?!

 

私が、真剣な面持ちで、

床をバンバン叩きながら怒ってるってのに、この態度である。

 

おたま「おら、悪くないもん」

今思えば、おたまは、なかなか叱ることが出来ない子だった。

1度でも怖がらせると、2度と信じてもらえなくなるような、

そんな気がしていたからだ。

今は、叱られたって逃げもしない。

甘くないおばちゃんも、もう怖くないらしい。

それで、いい!

そんな私の、今日のコーヒーは、とっても甘い・・・。

 


稲川順子の、長話

2018年08月12日 | 稲川順子の怪談

昨日から連休に突入したが、

動かない・・・か・・・体が

体がまったく・・・うごかな・・・い

 

ゴロゴロのし過ぎで、体が思うように動かない。

このペースでいくと、3日目には日本語を忘れると思うんです。

嫌な予感するな~怖いな~。

ということで、おはようございます。

稲川順子です。

 

あれは、ある秋の事だったと思うんですがね。

当時、以前少しだけ、いい感じになりかけたけど、

それは私の勘違いだったとう、男がいたんですよね。

その男が、ある日、相談があるだなんて、

メールして来たもんだから、あたしゃ、

いつもより3割増しで化粧して待ち合わせ場所に行った訳です。

すると、がっちりしてたはず男が、

馬でも肥える季節だというのに、痩せこけていたんです。

「ど・・・どうしたんですか?」そう聞くと、

男は、息も絶え絶えな様子で、訴えてきたんです。

 

最初は、二回り以上も年齢が離れた若い女性に現を抜かし、

ちょっと火傷した程度の話だと思って聞いていたんですよね。

「とにかく、彼女からの金の無心が酷くて、

ぼく、ついに会社の金にまで手を付けてしまっているんだ」と。

「いや、渡さなければいいだけの話でしょ?」そう言うと、

男は、

「そうなんだけど。どうしても断れないんだ」と、

泣きそうな顔で訴えてくる。

 

この男は、世間では出世した、分別のある大人の男で、

それが、二十歳の女の見え透いた嘘を見抜けないはずもないが、

もはや、完全な支配下に置かれていたんです。

 

「彼女、可哀そうな子なんだよ。

周りの人は、なぜか、どんどん亡くなってしまうの。

もう一人の彼氏も、この前、突然亡くなったんだ。」

 

もう一人の彼氏というのも引っかかるが、

それより遥かに恐ろしい事に気づいて、聞いてみた。

「あなたも、先日、お母様を亡くされてるよね?

まさか、そのお母様と彼女とは面識ありますか?」と。

 

「面識ってほどではないけど・・・」

無いけど?

無いけど何?

「問い詰められて、母には正直に言ったんだ。

それで、彼女を1度だけ母に合わせたよ。

母が、彼女に身を引いてもらうよう説得してくれたんだ」

 

その次の日に、男の母親は突然亡くなっているという訳です。

聞いてみれば、その女の周囲の人は、

みーんな、同じ症状で突然死しているんですよね。

私も、さすがに、背筋がぞーっとしたんです。

そして、そのぞっとさせる正体が、

彼女に憑依した強大で悍ましい何かではないか?そう感じたんですよね。

 

私は、考えた。

この男は、もう、その何かに飲み込まれそうになっている。

いずれ、死んでしまうかもしれない。

ならばと思い、

「次に彼女からの連絡が来たら、

ある場所に待ち合わせの約束をして。

私も、そこで落ち合って、彼女と話してみるわ」と男に伝えたんです。

 

いえね、私には、何の力も自信も無いんですよ。

ただね、あたしゃ、腹が立ってね。

下心丸出しで近付いた男の事なんて、自業自得ですがね。

その女の子は、まだ20歳でしょ?

しかも、たぶん、何の自覚も無いままなんですよね。

悪霊だか何だか知らないが、

こんな娘さんを利用して何しやがるんだってね。

ましてや、何人もの人の命を奪ったとなりゃ、

許しておけねーって、腹が立っちゃったんですよね。

あたしだって、こう見えて、

ひとはだ脱いだら凄いだぞって思ったんです。

私が脱いだら、地獄絵図の亡者みたいなんですからねって。

 

その数日後、

私は、家で静かな休日を過ごしていたんです。

そこに携帯電話が鳴りました。

「おかっぱちゃん、彼女から、また金の無心が来た。

助けて、おかっぱちゃん、俺もうだめだ。助けて」

そこで、私は、

「しっかりして!とにかく私が会って、やっつけてやるから!」

と、怒り心頭のまま、約束を取り付けろと促して一旦電話を切ったんです。

 

私は、ふーっと息を大きく吐き、

これからやってくる戦いに武者震いをした。

と、その瞬間。

 

ドドドドドドドーーーン!

 

窓が割れんばかりに、叩かれた。

もちろん、姿は見えない。

しかし、部屋中が震えるほどの音に、

まったり昼寝していた猫達が、一斉に散った。

膝の上の猫は、仁王立ちになり総毛立っている。

 

やつが来た・・・

 

そして、

もう来たの?

ねえ、すげー早くね?

まだ宿主とも会ってないのに、

あんただけ来るって、せっかち過ぎない?

そう思ったんです。

あたしゃ、すっかり驚いちゃってね。

 

そして、やつに負けず劣らぬ程のせっかちな私は、

「わし、勝てない」と早急に判断を下し、

実家の母さんの所へ全速力で走った。

私ね、こんな時だけ、足が速いんですよね。

ベンジョンソンかってくらいのフォームで走ったんですよね。

 

私は、実家に着いて、開口一番、

「母さん?お経を唱えてくれ」と叫んだ。

「なんでや?おまえ、また変なもんに関わったんか?」

そう呆れた顔で言う母に、事情は言わなかったんです。

言ったら、母さんにも害が及ぶような気がしたんですよね。

「とにかく、何も考えず仏壇の前で、3回唱えてやってくれ」と

頼みました。

 

ちなみに、我が家は

特定の宗教を深く信仰している訳ではないんです。

いわば、一般的な仏教徒でしてね。

母は年齢的に、私世代よりは信仰心があるようですが、

普段は、仏壇に花を供えて手を合わせる程度でね。

私は、気が向いた時だけ、おはぎを買って供える程度でして。

ただ、母は昔から、俗にいう、霊感の強い人でした。

私の方は、霊感が強いというより、

無鉄砲に関わり過ぎて、たまに罰が当たってるって所でしょうかね。

その都度、母にお経をあげてもらうと、

不思議とスッキリするという訳なんです。

 

「わしはよ、こんな大層な事、いやなんやぞ。

わしは神さんでもないのに、こんな事して恐縮なんや。

仕方ないから、嫌々やっとるんや」

母は、そうブツブツ言いながら、仏壇に蝋燭を灯し、

お経を唱え始めた。

 

こうして、

途中、「あれ?わし、ここ唱えたっけか?」

「えーっと、これはなんと読むんだっけか?」

と、荘厳とは言い難い、緊張感のない読経が終了した。

それでも、私は、こんな読経の最中、

何度も嘔吐していたんですよね。

 

やつは、強力だ。

そして執念深い。

 

やつが誰かも分からないが、私にはそう思えて、

母さんの事が心配になってしまったんです。

その日の夜は、さすがに、

なかなか寝付けずいるのが本来でしょうが、

私は、普通に熟睡しちゃったんです。

そして、目覚めて、すぐ、実家へ向かったんです。

 

「母さん?大丈夫か?なんか怖い事なかったか?」とね。

腹が減っている朝は、だいたい恐ろしく不機嫌な母さんにしては珍しく、

この日は、穏やかなほほ笑みを湛えて、こう言ったんです。

 

「夜中に、蛇が、ぎょうさん出てきたぞ。」

へびが沢山?

母さん、ごめん。

私のせいで、怖い思いしたやろ?

 

「いや、わしが見てたらよ。

そのうち、全ての蛇がクターッと、死んだ」

死んだ?

「うん、死んだ。アハハハハァ~」

 

その時、私、思ったんですよね。

もう大丈夫やなって。

そして、本当に強力で恐ろしいのは、

母さん、なんだなってね。

 

うんこ「男と彼女は、どうなったの?」

男は、すっかり立ち直って、幸せに暮らしてるみたい。

女性の方は、どうなったかな?

結局、私は会う事なく、あの日を境に、

男にもぱったり連絡が無くなったんだってさ。

恐ろしいな、母さんって。

 

あや「そんな事言ってる暇があったら」

 

うんこ「床の掃除をしなさいよ、母さんめ!」

おっそろしや~!

稲川順子の怪談でした。

リクエストくださって、ありがとうございました。

では、またフフフフフフ