うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

くすぐったくて眠い、春

2022年03月01日 | 日記

昨日の帰り道、

ふっと脇の田んぼに目をやると、

大きくて色鮮やかなキジが佇んでいた。

 

おはようございます。

私は咄嗟にブレーキを踏み、ドアウィンドウを開けた。

すると、キジは逃げるどころか、鮮やかな羽根を膨らませて、

厳かな舞いを見せつけてきた。

あっ、キジの求愛行動だ!

全身全霊で舞う、愛。

私の目にキジの愛が突き刺さったと同時に、胸がチクリと痛んだ。

私はお前の愛を受け取れやしない。

それなのに、私は魅入られたまま、どうしても動けない。

それどころか、瞳孔はさらに焦点を絞って行く。

 

その時、田んぼの一部が微妙にズレた。

私の目に映る画像の一部分にモザイクが掛ったようなズレ方だ。

ドアウィンドウから精一杯顔を出して目を凝らすと、

それは地層のような模様をしたメスキジの体だった。

そうか、キジの舞いは、このメスへの求愛行動だったのか。

うふふ、そうか。そりゃあ、そうだよね。

 

昨日の夕方、

私は、春めいた風に頬をくすぐられるような、微かな失恋をした。

 

そして、眠い。春は眠い。

もう眠いというべきか。

昨日から、少し気温が高めになってきた途端に、眠くなるんだもんな~。

すごいよね、生物の体感って敏感ですよね。

 

さらに敏感なのが、猫の体感だろう。

おたまなんて、最近、寝坊する日が続いている。

 

おい、おたま!

朝ご飯だぞ、起きて~!

お・・・きた?

 

おたま?起きてる?

 

朝ご飯なんだけど・・・大丈夫?

おたま「なにがだ?ここはどこだ?」

 

おたま、起きて!ねえ、起きて!!

おたま「起きて・・・るだ・・・・」

だめだ、こりゃ

今朝に至っては、まだ起きてさえ、こないのであった。

がんばれ、おたま!