うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

我が家の愉快な狂犬たち

2022年03月10日 | カズコさんの事

この度は、

皆様に、温かいコメントをいただき、

まことにありがとうございます。

 

おはようございます。

返信なんてしなくていいよ~っというお言葉に甘えて、

この場にて、お礼申し上げます。

 

当のかずこさんは、

心筋梗塞を起こしてから今日で6日目、

思いのほか、お元気で、とってもご機嫌な様子だ。

ほぼ通常の生活を、自力でしております。

 

そもそも、心臓は丈夫ではなく、心肥大や不整脈持ちがゆえ、

後遺症リスクは、高いそうで、

実際、退院時も心不全の兆候はまだ見られる状態であると説明を受けた。

私は、ヒヤヒヤしながらも、本人に任せて見守っておりますが、

この医師からの説明は、父には伝えていない。

 

もうね、あの人、パニックだったから。

かずこさんの救急搬送から退院するまでの3日間、

パニック状態だったのは、母のみならず、父もだった。

 

「だめだ、救急車呼ぶよ」と声を掛けた時、

父は、なぜか台所でコップを洗い始めて、

「父さん、119番するよ」と顔を覗き込んだが、

こりゃ、あかん。この人、使いもんにならん!と悟った。

 

次の日には、電話を掛けてきて、

「あいつが可哀想で可哀想で」と号泣したかと思えば、

その次の日、看護師からの呼び出し電話には、

「おらぁ、今、晩酌してるから行けん。」と面会を完全拒否だ。

私の運転で行くから大丈夫だと伝えても、来なかった。

今思えば、父は行かなくて正解だった。

パニック状態で暴れる母を見たら、

父も、さらにパニックになっちゃうだろうからね。

そんなワニワニパニック状態になったら、

もはや点滴の棒かなんかで、あっちもこっちもぶっ叩くしかなくなる。

 

どちらかというと、

気丈で強気でワンマンで短気で頑固でケチで神経質で短足で

眼なんて鶴瓶師匠くらい細い、父が、

あんなに狼狽えた姿を見せたのは、娘の私でも驚いた。

 

かずこさんを家に連れて帰った時、

父は3日ぶりの笑顔を見せた。

しかし、

「これでまた、具合が悪くなったら、どうするんや?」

と、そこは不安がったから、私はこう答えた。

 

もし、ここで死んだら、かずこ天晴な死に方だと思ってやろう。

けれど、死なない程度に苦しんだ時には、

私はまた、かずこを病院に放り込んでやる。

暴れたら、苦しいのだけでも取ってもらって、

あとは謝り倒して連れて帰ってこりゃ、いいだけだ。

私は、何度でもやる。

大丈夫!

 

猫の具合いが悪い時の、私のやり方だ。

猫には大きく分けて、病院が苦手なのと、めっぽう苦手なのと、

まったく無理なのが居る。

かずこさんは、我が家比較でみれば、やっぱり、きくさんだ。

 

かずこときくは、本当にそっくりだ。

色白の美人で、だからって気軽に触ると怪我をする。

純度100パーセントの原石みたいで、一切の研磨を受け付けない。

少しでも磨いてやろうとすれば、一瞬で粉々にくだけてしまう。

私は、すっごく苦手で、全然好きじゃないんだけど、

彼女らは、あまりに美しくて魅了されてしまう。

 

狂犬きく(猫だけど)に続き、

狂犬かずこ、次はどこの病院に送り込んでやるのやら?

 

この地域の病院の皆様、

どうぞ、よろしくお願い致します!

前もって、謝罪申しておきます・・・

 

きく「ご覚悟を!」

 

きく「なぁんてな、ふふふふふ」

そういえば、きくは片牙だったが、

かずこも、脱臼により、

片方の鎖骨がトッキントッキンに尖ってるという・・・。