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makoto's daily handmades

小説「異世界食堂」1巻、2巻を読む

犬塚惇平著

ファンタジーなので、エルフとか妖精とか魔法とか、その他諸々が出てくるので、そういう世界に少々興味がないとよくわからないかも。
MIFさんのお勧めだったので、ファンタジーにあまり興味がない私は「注文の多い料理店みたいの?」と聞いてみた。
すると「どちらかと言うと英国一家、日本を食べるみたいな感じ」と彼が説明する。

もともと「英国一家、日本を食べる」は私が彼に勧めた本で、つい先月までアニメが放映されていた。
著者のマイケル・ブースがニヒルな感じで日本食を紹介している原作よりもアニメの方が毒気が抜けていたので幾分見やすいアニメに仕上がっている。

さて本編は、外国人が日本で食事をするとこんな感じなのだろうか?
そう思ってしまう。
日本で当たり前に食べられる洋食、例えばオムライス、カツ丼、カレーライス、サンドウィッチ等々。
私は根っからの日本人のせいか、洋食は日本食という印象にはなれないのだけど、外国人に好評な反応を見て、やっと日本食という認識ができるくらい。

その洋食賛美な内容に、なんとも面白さを感じる。
日本人にとって馴染みがあるものを感動的に表現する異世界の人々。

ちなみに本は編集者の目によって推敲されている商業的なもの。
もう少し荒削りで趣味レベルなら、ネットで検索すれば読めるので興味があれば、ネット作品を読んでからでもいいかも。
ちなみに私は本の方が数段上に面白く感じた。
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