今日は駅前で用事を済ませてから、いつもの散歩道を散策してきました。
トップ写真は、ご近所のミニばら園のばら。
今年は台風が多かったから、咲かないと思っていたのに、ちゃんと秋ばらシーズン到来を実感しました。


近年は秋ばら見物に行かなくなりましたが、やっぱりばらは良いです。
花の大きさは春ばらには勝てないけれど、可憐ですからね。

ばら園のすぐ近くにある桜の木。
葉っぱを見るとちぎれているのが分かります。
これは先月の台風15号でちぎれました。
その後の台風では、ちぎれる程の強風にはなりませんでした。
いつもならソメイヨシノの葉は紅葉して落葉が始める頃。
今年は台風の影響でどの木も葉っぱが少ないせいか、まだ青々としています。
来年の花芽はできていると思いますが、まともに咲くのかどうか…。

いつものハーブガーデン。
少し秋の気配が感じられるようになりました。
この近くのアンダーパスは、いまだ復旧しません。
たぶん川崎市が設置したモノだし、エレベーター2基も水没したため補正予算だとか、議会承認が必要だろうし、なによりもJR南武線のアンダーパスなので、JRとの兼ね合いもあるのでしょう。
大人はともかくとして、子ども達の通学路でもあるので、早めに復旧してほしいです。

季節が進んできました。

ケイトウだっ!
この花は子どもの頃はあまり好きになれなかったのです。
だって鶏のとさかみたいで、なんかこう、ちょっと、エグい感じというか、鶏に突かれた思い出があるモノですから。
でも高校生の時、修学旅行先で見かけたら、秋の風景になじんでいていいな、って感じました。

パイナップルセージの花。
私が高校生の時に初めて買ったハーブ苗がパイナップルセージでした。
その後実家で何年も花壇にありましたが、いつのまにか刈られていました。
近くにあるサボテンが巨大化したため、サボテンの支柱を作るためだそうです。
※サボテンは、亡くなった祖父の記念樹になりつつあるので、サボテンファーストなのです。
このハーブガーデンも台風19号で冠水しました。
その後も大雨があってだいぶ町の中で冠水被害は表面上では分からなくなってきたなぁ、と感じるようになってきました。

でも公開空地(こうかいくうち)の一角にはまだ、手つかずのような乾いた土を見かけることがあります。
ちょっとひと目に触れないようなところに災害ごみが山積みになっていたりします。
また時々測量の方が機材を持って作業されている姿もチラホラ。
日常の中の非日常の姿なので、災害の爪痕を見かけるとドキッとします。
私はこういう時に自分のストレス耐性の無さを感じてしまいます。
今朝、沖縄県の首里城火災のニュースを見て、気晴らしに散歩をしてみたけれど、やはり胸の奥がギューッと締め付けられる思いです。
文化は、精神性を伴う人の行動のことで、文化財はそれを受け継ぐ手助けするモノです。
文化財が無くなることによって、文化は廃れないけれど、その精神性を次代に繫ぐことが難しくなります。
自然災害が多い日本において、やはり弥栄(いやさか)を寿ぐことができる国であってほしいとつくづく感じる秋の日でした。