実家の農園は早春の作業が一段落して少々のお暇をいただいた私。
そこでワークマンで野良着を買ってきました。
今や野良着は死語でしょう?言い換えれば農作業着のことです。
農作業用ズボン(黒)1着
防風上着(オレンジ)1着
フェイスマスク(黒)2枚
クールシャツ(黒)1着
サポートシャツ(黒)1着
農業用の野良着は古着から使い回す(下ろす)方もいらっしゃるし、私もなるべくそうしています。
ですが、機能性を重視しないと昨今の温暖化では、大げさではなく本当に生命の危機に及ぶこともあります。
古着の着回しだけでやっていけない、そういう時代になってきました。
今回はお初のサポートシャツも購入。
私は10年以上前に登山を趣味にしていた時期があり、その頃の古着を野良着に着回していました。
だがしかし、近年、図らずもガチ農業勢になってきてしまったので、手持ちの古着では洗替不足になりがち。
それに翌日に疲れを残さないこと、熱中症に気をつけることを最優先に考慮しなければなりません。
ゆえに野良着を積極的に購入するに至りました。
果樹園の作業では上着が派手色、が鉄則です。
派手色とは、果樹の葉っぱや草生栽培の地面に負けない(紛れない)色のことです。
これまでの経験では、ピンク、藤色、オレンジ、蛍光イエロー、赤、が負けない色のようです。
実家の農園でほかに着ている人がいないオレンジ色を私の担当色にしよう、と思います。
この冬は、癒合剤を手元からこぼしてしまい、上着やズボンに取れないシミをたくさんつけてしまいました。
癒合剤とはそういうモノなので、私自身は全然気にしていませんが、兄はどうも違うみたいです。
ゆえに「これは癒合剤が付いても惜しくない野良着。癒合剤を塗る時用だから気にしないで」と何度も兄に繰り返し話ました。
癒合剤は冬しか使わない薬剤ですから、春になったら違う野良着を用意しないと、兄が気にするよなぁ、と。
クールシャツは、いまだにどれがベストな製品がよく分かりません。
分かっていることは、同じ価格なら女性用よりも男性用が涼しい傾向にあります。
女性の方が冷え性の方が多いから?女性の方が野外作業に携わる方が少ないから?選択肢が少ないな、と。
だがしかし、女性用と男性用は裁断が違い、どうにも私には体型にはしっくりこないのが惜しいところです。
それでも今回も男性用Sサイズを購入するも、こちらのサイズもマイナーなのかなかなか見つかりません。
野良着にするクールシャツの大敵はイチジク畑です。
イチジクには細かい毛が枝や葉、果実に生えていまして、これが肌に触れると私は猛烈に痒くなります。
クールシャツの布地くらいなら突き抜けてしまうことがあって、洗濯しても全然毛が取れません。
でも男性用の製品の中には、この毛があまり付かない&洗濯で落ちることがあります。
女性用ではこのタイプがなかなか見つからないのです。
とてもニッチな要望ですが「イチジクの毛も通さないクールシャツ」という製品が開発されたら、私なら即買いです。
ついでに「イチジクの収穫作業で手が荒れない背抜き手袋」も開発してほしいです。