この日は朝から雨。
予報では午前9時頃には上がるとのこと。
ナウキャスト(気象庁の予報)を見て小雨になる時間帯を見計らってMIFさんから借りたカッパを着てバイクで実家へ向かいました。
ところが実家への片道30分の道のりでも雨は全然止まず。むしろ強ったり。
おかしいな、と思っているうちに実家到着。
この日はお手伝いをしている間、ずっと雨が降っていました。気象庁の予報では難しい予報だったみたいです。
雨なのでお客様も少なめで、一時的には暇になるくらいでした。
ちなみに当地の農作物は昨年比で1週間~10日ほど遅れているそうです。
が、ここ数年が早めに収穫できていただけで、平年並みなのですが(汗)
雨の中をわざわざ地方発送の注文でいらっしゃるお客様も。
でも受付開始日の当日(お手伝い1日目)だけで、受付終了の品種もありました(驚愕)
私のお手伝いはたいてい午前中の4時間だけ。お手伝い1日目も午前中だけで帰宅しました。
理由は「午前中は激混みだけれど、午後の灼熱地獄の時間帯は空くだろう」という見込みだったから。
ところが午後も激混みだったそうです。
繁盛は大変ありがたいことですが、農園経営では1日目だけで注文を締め切らざるを得ないことは心苦しいことだそう。
農園主の兄の苦悩は増えるばかりです。
だってまだ農作物の収穫はほぼ始まっていませんから。
この農園には常連さまの中にはもう50年以上も通ってくださる方もいらっしゃいます。こういったお客様は私なんかがお相手してもダメ。
お客様も心得ていて「オカアサンが空くまで待ってる」と、私の母にご指名が入ります。
私はご新規の方や比較的お若い方のお相手をします。
この場合、比較的説明することが多いのですが「せっかく直売所でお求めになるなら、直売所でしか買えない品種はいかがですか?」とお勧めすると乗っていただけることも多いです。
木に実る果物の場合、新品種が登録されてから、流行品種になるまではだいたい30年。気の長い話ですが、美味しいのに栽培方法が難しくて流行に乗れなかった品種がどれほど埋もれているのやら…。
次回は暫く間が開きますが、楽しくお手伝いをしていこうと思います。
☆閑話休題☆
このお手伝いをした日に、私に親戚が突然1人増えていたことを知りました。
詳細は避けますが、私より6歳年下の夫婦が特別養子縁組で女の子をお迎えしたからです。
ワーイ!とっても嬉しいです。
そっかぁ、あちらのご夫婦は養子ちゃんをお迎えすることを選択したのね、勇気ある決断でしたね、おめでとう!
私が30年近く前に買ってもらった成人式の振袖は、ゆくゆくは彼女にも着てもらえるかもしれません。
私のほかにすでに、イトコちゃんズ、姪っ子ちゃんズが着用。
このあと親戚のKちゃん(現在小学生)に譲る予定で、離島に住む親戚Tちゃん(2歳)が将来上京してきたら着てくれるかも(仮)で、その次がニューフェイス女の子ちゃんに譲るかも…状態です。
彼女たちが成人を迎えるのは18歳。
その時は18歳で成人式?それとも今と同じで20歳で成人式?
それまで虫が付かず、キレイなままで振袖を保管できるかしら?トータル50年近くに渡る壮大なプロジェクトです。
そして私はいい着物を買ってもらったな、としみじみ思います。
当時はまだまだバブル経済の残り香があった時代だったので振袖の染めも帯の織りも小物類もスゴく良かったし、選択肢がたくさんあった時代だと思います。
しかも身長に関係なく着こなせる小ぶりな古典柄、当時でも少し珍しい深みがある地味な色合い。
地味な顔立ちの私でも、目鼻立ちがくっきりとしたイトコちゃんズでも、身長低めの姪っ子ちゃんズでもそれなりに似合うのは不思議でもあります。
そして、まだニューフェイス女の子ちゃんには会ったことはありませんが、いつか会ってみたいです。