昨日の続きです。
千葉県袖ケ浦市に行ったお話です。
訪れたのは昨日(7月29日)でした。
袖ケ浦公園には当初は立ち寄る予定はありませんでした。
目的地の飽富神社周辺の道路が比較的狭くて、MIFさんが「ここは軽トラでもすれ違いできないよ…」と嘆き、神社近くまで乗り入れるのを諦めました。
それなら…と、近くに袖ケ浦公園があることは知っていたので、公園の駐車場に駐車しました。
公園の駐車場から神社までは1キロ以上あり、気温30度超の炎天下を歩くことになりました。
こんなはずじゃ無かった…と思いつつも、ま、いっか。
神社は山の中というか、スギ林に囲まれていたし、麓の田んぼを駆け抜けた風が吹いていて、暑くても爽やかでした。
(神社の様子はこの記事の1つ前の記事をご覧ください)
駐車場に向かう途中も細い急坂でしたが、郵便屋さんのバイクや宅配便のトラックが通っていたので、慣れた方には難なく通れる生活道路でした。
初めて訪れる私たちにはちょっとムリ…と感じました。
さて駐車場に戻りがてら、袖ケ浦公園を散策しました。

上池という池です。
元々は農業用の溜池だったのかな?と思いました。
よく考えたら、私の身近には現役の農業用水も溜池もなかったので、この池が農業用溜池かどうかは全然分かりません。

この堰も初めて見たタイプです。
するとMIFさんが「いや、普通にダムからオーバーフローしているだけだぜ」と言います。
あ、そっかー、と納得しつつも、ダムからのオーバーフローなんて見たことあったかな?とかいろいろ思いを巡らすも、なんだかボンヤリしてきました。

上池の端にあった記念碑。
記念碑はやはり石に刻んで未来永劫残す意味があるのだろうか…と思いつつ、最近石像等が100年もすると文字が読めないことを知り、なんともっと長持ちできないモノか、と思うようになりました。

これは前の写真の記念碑お隣にあった祠。
たぶん水神様?
ここから少し坂を上った所に郷土資料館があります。
でも訪れたのは月曜日。
文化施設の多くは月曜日休みなので、今日はその周辺を巡りました。

おお、竪穴式住居!
私が子どもの頃は復元した竪穴式住居は、静岡県静岡市の登呂遺跡くらいしかなかったのに、バブル期以降に各地にできたのよねぇ。
私も子どもの頃に登呂遺跡に行ったことがありますが、日暮れ間近でよく見られなかったのは本当に悔しかったのです。
復元した竪穴式住居を見かけるたびに、子どもの頃に身近に見かけていたら、今よりももっと縄文や弥生時代を好きになっただろうな、と思います。

全景を撮るためにちょっと遠くから見ました。
これは水車ではなく、上総掘り(かずさぼり)という井戸の掘り方の道具です。
人力で効率的に井戸を掘ることができるので、日本から海外支援として発展途上国で上総掘りが伝授されている、と高校時代に習った覚えがあります。
習っても、本物を見たのは初めてのことです。
こんなに大きな道具だとは思ってもみませんでした。
このすぐ近くに万葉植物園がありました。

この小川を渡ると、万葉集に出てくる植物がたくさん植わっていました。



これは「萬葉の女」。平戸真さんの作品です。
私には芸術の素養はないので、唐突に肉感のある女性の裸像をみて、「万葉?」となってしまうのが残念。
でも万葉集に出てくる植物をまとうように自然と一体感…と思えばいいのかな?
こういう点において、本当に自分の芸術センスの無さを実感してしまうのです。
さてここから少し土手のような公園の端の道に行きました。

MIFさんが道の先にある高まりを指さして言うのです。
「あの高いところ、古墳らしいぜ」と。
Google Mapsはスゴいですねぇ、そんなことも教えてくれるのです。
写真の真ん中辺りにある階段を上ると古墳に行けるらしいです。
MIFさんがしきりに行ってみようと誘うのですが、私には怖くて昇る気力が出ません。
だって、蛇がいるかもしれないよぉ…とおよび腰になる私。
こんなに暑いのだから、藪のような涼しい場所には変温動物がうじゃうじゃいる…そう私には思えるのです。
さて気が付いたら、公園の駐車場近くに戻ってきました。
車をおりるときに持ち出した500ミリリットルのペットボトルが随分減っていました。
まだ午前中でしたが、暑くてたまらないので帰宅することにしました。
カーナビをセットしているとき、この公園周辺には「飯富(いいとみ)」や「神納(かんのう)」という地名があることに気が付きました。
周りは田んぼが多かったので、よほとお米がたくさん収穫できて、神様にお供えすることができたのだろう、と空想してみました。
豊かな土地なのだな、と思わせる地名に驚きもしました。
帰りも東京湾アクアラインを使いました。
途中、海ほたるPAに立ち寄りました。

この方角は横浜港方面なのですが、空気に湿気があるせいか、横浜さえもかすんで見えません。
冬なら横浜港越しに丹沢山地や富士山が見えるのに、夏はなかなか見えません。
写真の中央にある半月のようなモニュメントは、東京湾に海底トンネルを掘ったシールドです。
この時期、東京湾アクアラインを通って千葉県に行く方の多くは、海水浴目的の方々が多いと思います。
私のように狛犬のついでに公園や古墳を見る方は少ないかと思いますが、こんな楽しみ方があるのだなぁ、と自分自身がしみじみとしてしまいました。
そしてところどころに書いていましたが、帰宅してからどうも調子がおかしい…。
軽ーい熱中症になったらしく、いくら水を飲んでも喉が渇く感じになりました。
ちょっと散歩のつもりが、まだ身体が暑さに慣れていなかったみたいです。
昨夜は、たくさん水を飲んでゆっくり休みました。
今朝はすっかり元気になりました。
とても充実した気分で、楽しい狛犬探訪になりました。