※ネタバレを好まない方はこの先をお読みになりませんように。
和田の乱が始まり、義時くんの闇落ちが止まりません。
衣装に込められた意味が合致していて怖いくらいです。義時くん、初回は若草色の衣装だったのにだんだん色濃い衣装になり、今や真っ黒です。
それにしても和田合戦じゃあないんだ、和田の乱なのか…義時くんから見たら、乱だからね。
さて、起請文の灰を吐き出すのか、そういう手は有効なの?ま、気休めでも吐き出しておけば気が済むのかな?現代人の感覚とは違うな、と思うシーンです。
私は「鎌倉殿の13人」を視聴するようになるまで、巴ちゃんが義盛くんの後妻になったのは伝説の1つだと思っていました。だからこの物語でも巴ちゃんの生存ルートの一説だと思っていたのです。
でも「鎌倉殿の13人」を見ていると本当にありそうな話と思うように(苦笑)
以前、小田原市の善栄寺で木曽義仲くんと巴ちゃんのお墓を参拝しました。
なんで小田原市?と思ったものですが、今回の物語でなんとなく納得できました。
当初和田方に付くよていだった二宮氏や中村氏などが和田を裏切って鎌倉殿方に付きました。
「西相模の…」とセリフがあったので、足柄平野は西相模という認識だったのか、それならば善栄寺は酒匂川の右岸にあるからさらに相模国の西端。
巴ちゃんは相模国のはずれで静かに余生を過ごしたのかもしれないです。
しかも甲斐国、信濃国へと繋がる街道の近くですから、故郷へ思いを馳せていたのかもしれませんし。
なお善栄寺は二宮尊徳一族の墓所でもあります。番組では紹介がありませんでしたが、時代が違うので仕方がありませんね。
次回の放映も楽しみです。