makoto's daily handmades

お手伝い 8月2回目 直売所

今年のメイン農産物は、収穫が昨年比で2週間の遅れ。

これだけ暑いと、多くの方は収穫が早まると思っていらっしゃるみたい…。

まさか暖かすぎる冬が収穫に影響するだなんて、思いも寄らないのでしょう。

 

さて、開店前に兄と話していて「農協さんのホームぺージに載っている情報を削除してもらえないか」との思いに至りました。

実家の農園は広告も出していないし、マスコミやミニコミ誌の取材も全てお断りしています。

だがしかし、地元農協さんとのお付き合いの中で情報を掲載しています。

兄に言わせると無下に断れないというのです。

個人経営の農園の直売所としては、すでにキャパオーバーなので私としては地元農協さんに協力している場合じゃあないンですけれどね。

 

で。

この日の開店をしてからしばらくののち、お客様から「農協でオタクを紹介してもらったのに、売切とはどういうことか!」と叱られました。

あーあ、また地元農協さんったら、こちらの状況も確認せずにお客様を勝手に紹介しちゃってるよー。

もうね、お客様には平謝りの連続です。

もう仕方がありません。お客様には「農協さんには直営の大型直売所があります。うちでは出荷していませんが、川崎市内一円の農家さんから出荷があるそうですから、そちらでお尋ねください」と、奥の手を使いました。

地元農協さんに押し付けられたお客様は、農協さんへ押し返すしかありません。

 

兄にはこの状況説明をして「爆怒りしていたお客様は、農協の◯◯という部署に紹介してもらったそうだから、もう農協さんのホームぺージから情報を削除してもらったら?」と提案しました。

 

さすがにホームぺージから削除したら、こちらに確認せずに勝手に紹介はしないでしょうから。

だって、それは個人情報漏洩ですものね。

 

私は農園のお手伝いですから、兄のように地元農協さんに義理立てする必要はありません。

兄のように真面目で優しい性格だといつも割を食うばかりです。

私のように降りかかる火の粉は全力で押し返す、なんだったら倍返し…そういう気持ちを兄が持っていたのなら。

そう思うこともありますが、現状ではムリです。

真面目で優しい性格の兄にあまりストレスをかけると、病気の進行が止まりませんしね。

私自身、諦念しなければならないことがたくさんあり過ぎて、とりあえず踏ん張れるところで踏ん張るしかありません。

次回も楽しくお手伝いしたいです。

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