好き?嫌い?
って聞かれたら・・嫌い・・でした
足が遅いから、それもあります ^^
小学生になって初めての運動会のこと
競技はまさにかけっこの最中
順番待ちの私は座って待機
高鳴る胸の鼓動・・
その時、前に座っていた男子が急に振り向いてこう言った
「makoちゃんのことやぞ・・・」
そう言ったと思ったら隣の男子にも何やら耳打ちしている
???
「何が私のこと?」
その時、場内アナウンスが流れていたのだ
係の子供の声は競技者の名前の紹介や、がんばれガンバレの応援である
初めに書いたとおり、胸の高鳴りでmakoの耳には何も入ってこない
流れたアナウンスの内容
それは・・・makoの母の訃報だった
今、振り返って思うこと
・・競技の最中に場内アナウンスでもって児童の母の訃報を流すこと・・
これって有りのことかなぁ・・
終わってから、担任からのそれこそ耳打ちで良かったのではないかと思う
近所の小母さんが早く帰らなければ、と迎えに来てくださった
籐で出来た乳母車を押してらして、makoはそれにつかまるようにして帰ってきた
小母さんは、何か励ましの言葉を見つけて話しかけてくださったように思うが、何も憶えていない
帰路は稲穂の黄色一色
ところどころ波打つように、渦巻くように、風に揺れていた
子供心にあの稲穂の渦の中に消えてしまいたいと思ったことだけは鮮明に思い出すことが出来る
子供を持って運動会が好きになった
息子は足が早いしスポーツ万能、観ていて楽しい^^
そういう時になると俄然やる気をだして
クラスのムードメーカーになって助かりますと先生のお墨付をいただいた^^v
足が遅いmakoは母をそんな気持ちにさせることは出来なかったかも知れないが
観ていて欲しかった
違うちがう・・
子供たちの成長を観ることなくして逝かなければならなかった母の気持ちを思うのである
憎きは胃癌
10月は母の忌の月
運動会、稲穂、とくれば自ずと鬼の目にも泪がこぼれます
どこへも行かず大人しくしていようかなと思うけど、外は曇り空だけど
出かけよう^^v
血が騒ぐ、もう一人のmakoが騒いでいる
「カメラ、忘れるな~」ってネ
^^♪
で
3回目のなばなの里
セピア色の秋桜に出会えました
この色が一番好きだわ~
早速デジブックにしました
♪音量にご注意くださいね、BGMは今までに使わなかったものに敢えてしました^^
デジブック 『秋桜&ダリアその3』