この画像
以前の日記に載せたような記憶
見覚えある方いらっしゃるかも知れませんね
なばなの里のイルミネーション時のこと
ゲート入ったらすぐ右手に何やら威勢の良い掛け声が
覗いてみると
白い帽子を被った方が向き合っていて
看板や匂いからすると
どうやら焼きそばを作っているのだと判りました
前夜祭と言えども結構な人だかり
並んで待っているようです
焼そばを作っている人の動きが気になって
先を急ぐ友たちを尻目に近寄って覗いてみると・・
何とスコップを手にしているではありませんか
10メートルはあろうかと見える鉄板の上で作られる焼そば
向き合った二人が代わる代わるスコップを入れて焼そばを返し返し焼いている
掛け声がいる訳だ~♪
くぅーっ!!
ソースの匂いがたまらない~^^♪
で
その光景を何とか句にしたかったのです
豪快に焼く焼そば・・スコップで焼く焼そば・・
空には月と星・・だけど・・この景と組み合わせてもイマイチ、ピンとこない・・
はてさてどうしたものか・・
ずーっと、この景を句にすべく暖めていたのでした
そして取り合わせで出来たのがこの句です
夏祭りの縁日で焼そばを作っている景をみかけます
さすがにスコップで焼いているのは見たことありませんが
どうしてもあの時のスコップが目に焼きついていて
夏祭りと「取り合わせ」てみたらどうかと閃きました
そしたら、見事にスコップの景が見えてきたのでした
ふさわしい季語を斡旋すること
季語の持つ意味と12文字の物語りが一体となることの大切さを学びました
いや~俳句って楽しい
先生の選評はこうでした
【スコップで作るが具体的で、大きな鉄板の上で、夏祭りらしい豪快な
焼そば作りが目に浮かぶ。学生たちの野外合宿であろうか。】
大きな鉄板とは書いてないのに、豪快って書いてないのに
「スコップ」と言う小道具を出したことで全て私の言いたいことを
先生は評の中に書き出してくださいました
ありがとうございました!