◎2008年3月29日(土)-1人
木がオレのマイナーな山行を批判するので、うっとうしくなって百名山を検討した。しかし、まだ雪のあるこの時期、少しは近くで行ったことのない山といったら、手頃そうな霧ケ峰くらいしかない。近くとはいっても、高速使って3時間はかかった。むしろ遠いと言うべきか。
車山の肩に車を置き、出発前の立ちションをしようとしたら、熊谷ナンバーの車が隣に停車。車の中ですでに準備は出来ていたようで、颯爽と出立した。ピッケルにアイゼン。そして、雪山用のウェア。男女2人ともに、すげぇガチガチの重装備。こっちは気楽にスノーシューで行くつもりでいたから、ウェアといったってフリ―スにトレパン。ちょっとこんな軽装ではやばいんじゃないかとかなり気になる。申し訳程度にザックにアイゼンを入れる。この2人、オッサンとオバサンだが、女が男を「オトウサン」と呼んでいたから、夫婦者だろう。名字で「○○サン」呼ばわりする複雑な関係を瞬間期待したのだが。出がけに「スノーシューですか?いいですね」だって。何となくバカにされた感じ。タイミングを逸して立ちションできないままに9時出発。
2人の後を追う形になった。雪は固く締まっていて、スノーシューの騒音がやけに気になる。アイゼンもいらない。つぼ足で十分行けそう。高度が上がるに連れて、360度の視界が開けてくる。晴れてはいるのだが、快晴ではない。ぼんやりしている。久しぶりのスノーシューは心地よい。そしてあっという間に車山。わずか30分。何~これ!?。せめて1時間は歩きたかった。汗はまったくかかず。ずっと雪だったから、スパッツも靴も全然汚れもしないし濡れもしない。
山頂でしばらく時間つぶしにウダウダする。先の2人以外だれもいないが、すぐ向こうにスキーのゲレンデがあって、嬌声が聞こえる。富士山がぼんやりながらも見える。八ヶ岳は蓼科山だけが雲を被っている。南アルプス、中央アルプス、そして北アルプスの南部が一望。浅間山は気にもとめなかったがどうだったか。中学生のグループが引率の先生に連れられてリフトで上がってきた。潮時だ。当初は蝶々深山の方に行ってグルリと回るつもりでいたが、雪も大分少なくなっていて、道もかなり露出している。スノーシューを楽しむような風情でもないし、さっさと下山。スノーシューは脱いで、つぼ足で下る。むしろ、この方が快適。しかし往復1時間というのもかなりの欲求不満。この時期に、危険もなく行ける百名山なんてこんなものだろう。一応、霧ケ峰にも○印が付き、百名山登頂は81になってしまった。批判をしながらも、数はしっかりと数えている。我ながらあさましいものだ。
1人じゃ寄り道してもつまらないので、そのまま帰る。しばらく行ってから、レンタルスキーで2時間くらいスキーをやってから帰れば良かったなんて後悔してしまった。不満足の山行で、高速代を払うのがもったいない感じになってしまい、一般道路で高崎まで出た。高崎から最近開通した北関東自動車道の太田藪塚ICまで行ってみたくなって、高速に乗った。自宅からはかなり不便な場所にあるICであることが分かった。その先の太田桐生ICが太田の市街地には近いようだが、太田藪塚ICへの分岐に説明表示があったから、もはや遅かった。行きに3時間、帰りは4時間。そして山を歩いた時間はわずか1時間といった始末だった。ちなみに、歩きはじめの立ちションは、そのまま家まで出来ず仕舞いだった。
※写真の「車山山頂」の左上にかすかに見えるのが富士山。相変わらず、富士山が気になって仕方がない。
木がオレのマイナーな山行を批判するので、うっとうしくなって百名山を検討した。しかし、まだ雪のあるこの時期、少しは近くで行ったことのない山といったら、手頃そうな霧ケ峰くらいしかない。近くとはいっても、高速使って3時間はかかった。むしろ遠いと言うべきか。
車山の肩に車を置き、出発前の立ちションをしようとしたら、熊谷ナンバーの車が隣に停車。車の中ですでに準備は出来ていたようで、颯爽と出立した。ピッケルにアイゼン。そして、雪山用のウェア。男女2人ともに、すげぇガチガチの重装備。こっちは気楽にスノーシューで行くつもりでいたから、ウェアといったってフリ―スにトレパン。ちょっとこんな軽装ではやばいんじゃないかとかなり気になる。申し訳程度にザックにアイゼンを入れる。この2人、オッサンとオバサンだが、女が男を「オトウサン」と呼んでいたから、夫婦者だろう。名字で「○○サン」呼ばわりする複雑な関係を瞬間期待したのだが。出がけに「スノーシューですか?いいですね」だって。何となくバカにされた感じ。タイミングを逸して立ちションできないままに9時出発。
2人の後を追う形になった。雪は固く締まっていて、スノーシューの騒音がやけに気になる。アイゼンもいらない。つぼ足で十分行けそう。高度が上がるに連れて、360度の視界が開けてくる。晴れてはいるのだが、快晴ではない。ぼんやりしている。久しぶりのスノーシューは心地よい。そしてあっという間に車山。わずか30分。何~これ!?。せめて1時間は歩きたかった。汗はまったくかかず。ずっと雪だったから、スパッツも靴も全然汚れもしないし濡れもしない。
山頂でしばらく時間つぶしにウダウダする。先の2人以外だれもいないが、すぐ向こうにスキーのゲレンデがあって、嬌声が聞こえる。富士山がぼんやりながらも見える。八ヶ岳は蓼科山だけが雲を被っている。南アルプス、中央アルプス、そして北アルプスの南部が一望。浅間山は気にもとめなかったがどうだったか。中学生のグループが引率の先生に連れられてリフトで上がってきた。潮時だ。当初は蝶々深山の方に行ってグルリと回るつもりでいたが、雪も大分少なくなっていて、道もかなり露出している。スノーシューを楽しむような風情でもないし、さっさと下山。スノーシューは脱いで、つぼ足で下る。むしろ、この方が快適。しかし往復1時間というのもかなりの欲求不満。この時期に、危険もなく行ける百名山なんてこんなものだろう。一応、霧ケ峰にも○印が付き、百名山登頂は81になってしまった。批判をしながらも、数はしっかりと数えている。我ながらあさましいものだ。
1人じゃ寄り道してもつまらないので、そのまま帰る。しばらく行ってから、レンタルスキーで2時間くらいスキーをやってから帰れば良かったなんて後悔してしまった。不満足の山行で、高速代を払うのがもったいない感じになってしまい、一般道路で高崎まで出た。高崎から最近開通した北関東自動車道の太田藪塚ICまで行ってみたくなって、高速に乗った。自宅からはかなり不便な場所にあるICであることが分かった。その先の太田桐生ICが太田の市街地には近いようだが、太田藪塚ICへの分岐に説明表示があったから、もはや遅かった。行きに3時間、帰りは4時間。そして山を歩いた時間はわずか1時間といった始末だった。ちなみに、歩きはじめの立ちションは、そのまま家まで出来ず仕舞いだった。
※写真の「車山山頂」の左上にかすかに見えるのが富士山。相変わらず、富士山が気になって仕方がない。
あった!目を凝らして、富士山見つけましたよ。やはりスタイルが良い。