◎2017年11月9日(木)
芦ヶ久保・道の駅(7:30)……二子山・雌岳(8:55)……雄岳(9:05~9:20)……焼山(9:55~10:06)……鳶岩山・1004m(10:50~11:00)……武川岳(11:19~11:36)……前武川岳(11:47)……山伏峠(12:29~12:37)……伊豆ヶ岳(13:23~13:33)……小高山720m(13:54)……正丸峠(14:08)……正丸駅(14:55)
ぶなじろうさんが5日に小持山からウノタワ周辺を歩かれた記事を拝見し、奥武蔵も800~1000m標高付近の紅葉が見頃であることを知った。自分は武川岳という山には行ったことがなかったし、これを機に行ってみることにした。ただ、ぶなじろうさんからいただいたコメントには、武川岳の周辺は杉林が多いのでいかがなものかといったようなことが記されていた。紅葉は運が良ければというレベルにしておこう。出会えたら幸い。あくまでも目的は未踏の武川岳ということで。
今回のコース、芦ヶ久保から二子山、武川岳、伊豆ヶ岳、正丸峠、そして正丸駅から電車で戻るという歩き方はオーソドックスなもので、大方がこのルートで歩いているようなので、詳細な記事は避けることにし、写真中心の掲載ということにした。まして、結果的には素晴らしいまでの紅葉でもなかったし。
当日は北西からの冷たい風が強烈で、出発から帰着までずっと寒い中での歩きであった。
(芦ヶ久保駅下のトンネルをくぐってハイキングコースに入る。陽があたらず陰気な感じがする)
実は、このルートではなく、並行して二子山・雌岳につながる浅間神社経由のコースを歩きたかったのだが、道の駅のハイカー向けの第二駐車場に車を置くと、すぐに目先のハイキングコースの標識が目に入り、それにつられてこのコースを歩くことになってしまった。
(沢沿い歩き、沢を何度か渉る)
(こんなLESSON看板があちこちにある)
(作業道みたいだ)
(横瀬町の看板は丁寧に置かれているが、かなり古い)
(沢から離れて尾根に向かう)
(左は自然林だが、基本はやはり植林の尾根)
(右手に武甲山が見えてくる)
(良い感じの尾根)
(二子山への急登)
(二子山・雌岳。ここを巻く道もあった)
(そろそろ出てきたなぁと思いながら)
(二子山・雄岳に到着)
(ここからは武甲山の眺めが良い)
これまで武川岳を敬遠というか、登ったことがないのにはわけがあり、それは、この二子山が西上州の二子山のイメージと重なっていたためだ。自分は、ずっと、この二子山も岩峰とばかりに思っていて、武川岳に行くルートはいくつもありながらも、歩くのならこのルートだろうなと決めていた。岩峰でないことを知ったのは、つい最近のことで、ただのラクダの背の山だった。
二子山に出るまでは、今日は風が強いな程度のんきな気分だったが、山頂近くから風がビュービューと吹き荒れ、ここまで汗ばんだ身体も一気に冷え込んでしまった。植林の中でも、見上げると、樹々は音を立てて左右前後にしなっていた。
今日は伊豆ヶ岳を含め、最後まで終始アップダウンの連続だった。後で、歩いた軌跡をカシミールで読み込むと、累積標高差は2000mを超えていた。定番コースだからと抵抗なく歩いてみたが、実のところ、休憩タイム込みで、何とかコースタイム未満で歩くのは、正直のところきつかった。このコースをポピュラーなコースとして歩いているハイカーは健脚な部類だろう。
(次のピーク)
(振り返って二子山)
(おっ、上は見頃かなぁと期待している)
(黄色がメインだ)
(赤もチラチラと出てきて)
(焼山。武甲山も正面になる)
(下っていくと、左から林道が近づいてくる)
(こんなのを見ては時間をとられ)
(さっきの林道がハイキングコースを横切った)
(のどかな感じだが、冷たい風が右後ろから吹いている)
(あの平らなのが武川岳のようだ)
(この辺は真っ盛りのようだ。標高1000m近く)
(1004m鳶岩山。岩というよりも大きなゴツゴツが山頂付近にあるだけ)
(武川岳のカラマツ紅葉はこれからだろう)
(これが一番の赤だったかも)
(武川岳への登り。山頂近くでゆるやかだ。ここでハイカー2人連れが反対側から下って来た)
(武川岳山頂。山頂は広い)
山頂にはだれもいなかった。ここでおにぎりを一個食べて一服。山頂からの展望は南西側が開けているだけでたいしたことはない。ここまで休憩タイム込みで3時間50分。コースタイム(以下、CTとする)では通しの4時間25分だから35分の貯金ができた。
CTはGB向けタイムとすればそれだけの話だが、初めてのエリアだから勝手も知らず、CTを基準にするしかない。頭の中では、正丸駅に出ずとも、このまま伊豆ヶ岳を経由して丸山、日向山まで行って、芦ヶ久保まで行こうかなんて思ったりしている。
(ちょっと黄色が淡いかなぁ。実のところ、見上げる紅葉ではなく、目の前の紅葉を見たいのだが。首が疲れて)
(前武川岳)
(標識の主は名栗村に変わった)
(どんどん下る。やはり、ぶなじろうさんのおっしゃるように植林帯歩きは切り離せないところのようだ)
(標高800m付近。地図にない立派な林道が通っていた)
(伊豆ヶ岳が見えてくる)
伊豆ヶ岳には30年前に一度、職場の仲間とグループで行ったことがある。その時は、正丸駅だったか西吾野駅から歩いた。すぐに山道に入ったイメージだけが残っていて、どんなルートどころか山頂の記憶すらない。ただ、仲間の一人が、小学生の息子を2人連れてきて一緒に歩いたから、何となくうっとうしく感じたことだけは確かだった。以来、伊豆ヶ岳=ファミリー登山の山のイメージになっている。
(山伏峠だが、どこが峠なんだかといった感じ。特別な標識はなく、おそらく、車道側のどこかにあるのか)
山伏峠の標高は手持ちの高度計で605mとなっていた。武川岳から450m近く下ったことになる。ここから伊豆ヶ岳への登り返しは245m。この標高差、ここに至っては何とも恐ろしく感じた。それでいてCTは50分。これはまず無理だろう。ここまでも、結構足腰にきている。山頂までに実際にかかった時間は4分オーバーの54分だった。貯金がこれで目減りした。
(この祠の前には鳥居としめ縄があった)
(杉林の中の急登り。これは応えた)
(いくらか癒される)
(伊豆ヶ岳の紅葉もそろそろ。というか、見頃は来週だろうね)
(上は赤が主体で、こんなのにも時間をとられてしまう)
(やはり、来週にしておけば良かったと思ったりして)
(上がきれいなのはあたり前だが。近づいて見に行くのはやめにする。がっかりすることも多いし)
(山頂が見えてきて)
(伊豆ヶ岳山頂)
山頂には、男女それぞれの単独氏が休んでいた。ここの風はこれまで以上に強い。震えながらオニギリ1個食べる。食後の一服は、Windmillのターボライター使用だから、強風とはいえ着火に問題はない。
そのうちに、ニイチャン、ネエチャンの4人組がやってきて、うるさくなったので山頂から少し離れたところに移動する。
ここからの展望はそれなりだが、知らない山ばかりだから、景色を眺めていても楽しくもない。それよりも寒いわ。
さて、この先の予定を地図を広げて確認する。そして、携帯を出してCTを足し算する。甘くみていたが、ここから旧正丸峠、虚空蔵峠、大野峠、丸山を経由して芦ヶ久保に出るには少なくとも6時間はかかるじゃないの。今1時半だから、まさか、いくら何でもなぁ。これはダメだ。寒いし、さっさと正丸峠から正丸駅に出ることにしよう。旧正丸峠まで行ったところで、何かがありそうな感じもしないし。
ところで、例の30年前に来た時には、岩場を登って伊豆ヶ岳山頂に出た記憶がかすかにある。下りかけると、ロープ張りで男坂だか女坂だかよく知らないが、歩けるルートは一本しかなく、それを下ったが、途中で、先にさっさと下って行った4人組が岩場の下で大騒ぎをしていた。ということは、その岩場ルートもあったのだろう。それには気づかなかった。
(ロープ張りの下り道)
(定番の植林ルート。微妙なアップダウンがあった)
(武川岳から気になっていたピーク。ここでは北側に見えている。ピークには電波塔らしきものがある。何という山だろうか)
(小高山)
(標識によると、ここが正丸峠らしい。坂の途中にあって、さっきの山伏峠以上に峠らしくない)
(これでも関東ふれあい道。こんな沢沿いの陰気な道をずっと下る)
途中、旧正丸峠と合流するところで、GB3人組が大声おしゃべりで休んでいた。「道はどうだった?」と聞かれたので、「荒れた道でしたけど、迷うようなところはなかったですけど」と答えると、「そうなんだよ、ここはしっかりしているんだよ」と、だったら聞くなよといった感じなのだが、この辺は歩き慣れた方々なのだろう。「そうですね」とだけ答えておいた。あの方々は旧正丸峠から下って来たのだろうが、その様子を知りたかったが、聞く気にはなれなかった。
(神社だろうな。解説板が置かれていたけど)
(里が近づいた。もう出口だ)
(ここに「げんきプラザ」の標識があった。山伏峠の手前にもあったような気がする。HIDEJIさんのブログでプラザの存在は知っていたが、今一つ、位置関係がよくわからない)
(標識の後ろにあった馬頭尊。こんなところにも、那智山青岸渡寺のお札があった)
(道端の石碑。よく見ようと上がりかけたら、後ろから、例の3人組の大声が聞こえてきたので引き返した)
(安産地蔵尊)
(このポスターを見て、帰ってからその周辺で歩けそうな山はないか地図で探してみたら、地味ながらもあった。歩いてみようかな)
(電車に乗って)
(芦ヶ久保駅)
正丸駅で時刻表を見ると、西武秩父駅行はまだ30分ほど先だった。やることもなく、近くの売店に入って560円のラーメンを食べたが、醤油ながらもかなりの塩分きつめ。チャーシューは入っていず、代わりに半身のタマゴが2個入っていた。山では寒さもあって、水は3口くらいだったが、ここでラーメンのしょっぱさも加わって、水をがぶ飲みしてしまった。
その間、3人組が帰って来て、電車に乗るのかなと思って眺めていたら、駅の脇に駐車場に置いてある車に乗り込んでいた。ここにも車を置けるんだ。
電車が入ってきた。乗客は自分だけ。車内はガラガラ。正丸駅で降りたのも自分だけだった。道の駅の前を通って第二駐車場に向かう。ここの駐車場は、通勤客も利用するのだろうが、駐車代無料の通勤とは何ともうらやましい話だ。自分が通勤している時には、籠原駅とはいえ、月極めの1万円近い自己負担だった。
予定では風呂付きだったが、いまだに寒い。風呂に入って温まってといった気分でもなく、寄り道もせず、道の駅で秩父ワインだけ買って帰路に就いた。
(本日の軌跡)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平24情使、 第921号)」
芦ヶ久保・道の駅(7:30)……二子山・雌岳(8:55)……雄岳(9:05~9:20)……焼山(9:55~10:06)……鳶岩山・1004m(10:50~11:00)……武川岳(11:19~11:36)……前武川岳(11:47)……山伏峠(12:29~12:37)……伊豆ヶ岳(13:23~13:33)……小高山720m(13:54)……正丸峠(14:08)……正丸駅(14:55)
ぶなじろうさんが5日に小持山からウノタワ周辺を歩かれた記事を拝見し、奥武蔵も800~1000m標高付近の紅葉が見頃であることを知った。自分は武川岳という山には行ったことがなかったし、これを機に行ってみることにした。ただ、ぶなじろうさんからいただいたコメントには、武川岳の周辺は杉林が多いのでいかがなものかといったようなことが記されていた。紅葉は運が良ければというレベルにしておこう。出会えたら幸い。あくまでも目的は未踏の武川岳ということで。
今回のコース、芦ヶ久保から二子山、武川岳、伊豆ヶ岳、正丸峠、そして正丸駅から電車で戻るという歩き方はオーソドックスなもので、大方がこのルートで歩いているようなので、詳細な記事は避けることにし、写真中心の掲載ということにした。まして、結果的には素晴らしいまでの紅葉でもなかったし。
当日は北西からの冷たい風が強烈で、出発から帰着までずっと寒い中での歩きであった。
(芦ヶ久保駅下のトンネルをくぐってハイキングコースに入る。陽があたらず陰気な感じがする)
実は、このルートではなく、並行して二子山・雌岳につながる浅間神社経由のコースを歩きたかったのだが、道の駅のハイカー向けの第二駐車場に車を置くと、すぐに目先のハイキングコースの標識が目に入り、それにつられてこのコースを歩くことになってしまった。
(沢沿い歩き、沢を何度か渉る)
(こんなLESSON看板があちこちにある)
(作業道みたいだ)
(横瀬町の看板は丁寧に置かれているが、かなり古い)
(沢から離れて尾根に向かう)
(左は自然林だが、基本はやはり植林の尾根)
(右手に武甲山が見えてくる)
(良い感じの尾根)
(二子山への急登)
(二子山・雌岳。ここを巻く道もあった)
(そろそろ出てきたなぁと思いながら)
(二子山・雄岳に到着)
(ここからは武甲山の眺めが良い)
これまで武川岳を敬遠というか、登ったことがないのにはわけがあり、それは、この二子山が西上州の二子山のイメージと重なっていたためだ。自分は、ずっと、この二子山も岩峰とばかりに思っていて、武川岳に行くルートはいくつもありながらも、歩くのならこのルートだろうなと決めていた。岩峰でないことを知ったのは、つい最近のことで、ただのラクダの背の山だった。
二子山に出るまでは、今日は風が強いな程度のんきな気分だったが、山頂近くから風がビュービューと吹き荒れ、ここまで汗ばんだ身体も一気に冷え込んでしまった。植林の中でも、見上げると、樹々は音を立てて左右前後にしなっていた。
今日は伊豆ヶ岳を含め、最後まで終始アップダウンの連続だった。後で、歩いた軌跡をカシミールで読み込むと、累積標高差は2000mを超えていた。定番コースだからと抵抗なく歩いてみたが、実のところ、休憩タイム込みで、何とかコースタイム未満で歩くのは、正直のところきつかった。このコースをポピュラーなコースとして歩いているハイカーは健脚な部類だろう。
(次のピーク)
(振り返って二子山)
(おっ、上は見頃かなぁと期待している)
(黄色がメインだ)
(赤もチラチラと出てきて)
(焼山。武甲山も正面になる)
(下っていくと、左から林道が近づいてくる)
(こんなのを見ては時間をとられ)
(さっきの林道がハイキングコースを横切った)
(のどかな感じだが、冷たい風が右後ろから吹いている)
(あの平らなのが武川岳のようだ)
(この辺は真っ盛りのようだ。標高1000m近く)
(1004m鳶岩山。岩というよりも大きなゴツゴツが山頂付近にあるだけ)
(武川岳のカラマツ紅葉はこれからだろう)
(これが一番の赤だったかも)
(武川岳への登り。山頂近くでゆるやかだ。ここでハイカー2人連れが反対側から下って来た)
(武川岳山頂。山頂は広い)
山頂にはだれもいなかった。ここでおにぎりを一個食べて一服。山頂からの展望は南西側が開けているだけでたいしたことはない。ここまで休憩タイム込みで3時間50分。コースタイム(以下、CTとする)では通しの4時間25分だから35分の貯金ができた。
CTはGB向けタイムとすればそれだけの話だが、初めてのエリアだから勝手も知らず、CTを基準にするしかない。頭の中では、正丸駅に出ずとも、このまま伊豆ヶ岳を経由して丸山、日向山まで行って、芦ヶ久保まで行こうかなんて思ったりしている。
(ちょっと黄色が淡いかなぁ。実のところ、見上げる紅葉ではなく、目の前の紅葉を見たいのだが。首が疲れて)
(前武川岳)
(標識の主は名栗村に変わった)
(どんどん下る。やはり、ぶなじろうさんのおっしゃるように植林帯歩きは切り離せないところのようだ)
(標高800m付近。地図にない立派な林道が通っていた)
(伊豆ヶ岳が見えてくる)
伊豆ヶ岳には30年前に一度、職場の仲間とグループで行ったことがある。その時は、正丸駅だったか西吾野駅から歩いた。すぐに山道に入ったイメージだけが残っていて、どんなルートどころか山頂の記憶すらない。ただ、仲間の一人が、小学生の息子を2人連れてきて一緒に歩いたから、何となくうっとうしく感じたことだけは確かだった。以来、伊豆ヶ岳=ファミリー登山の山のイメージになっている。
(山伏峠だが、どこが峠なんだかといった感じ。特別な標識はなく、おそらく、車道側のどこかにあるのか)
山伏峠の標高は手持ちの高度計で605mとなっていた。武川岳から450m近く下ったことになる。ここから伊豆ヶ岳への登り返しは245m。この標高差、ここに至っては何とも恐ろしく感じた。それでいてCTは50分。これはまず無理だろう。ここまでも、結構足腰にきている。山頂までに実際にかかった時間は4分オーバーの54分だった。貯金がこれで目減りした。
(この祠の前には鳥居としめ縄があった)
(杉林の中の急登り。これは応えた)
(いくらか癒される)
(伊豆ヶ岳の紅葉もそろそろ。というか、見頃は来週だろうね)
(上は赤が主体で、こんなのにも時間をとられてしまう)
(やはり、来週にしておけば良かったと思ったりして)
(上がきれいなのはあたり前だが。近づいて見に行くのはやめにする。がっかりすることも多いし)
(山頂が見えてきて)
(伊豆ヶ岳山頂)
山頂には、男女それぞれの単独氏が休んでいた。ここの風はこれまで以上に強い。震えながらオニギリ1個食べる。食後の一服は、Windmillのターボライター使用だから、強風とはいえ着火に問題はない。
そのうちに、ニイチャン、ネエチャンの4人組がやってきて、うるさくなったので山頂から少し離れたところに移動する。
ここからの展望はそれなりだが、知らない山ばかりだから、景色を眺めていても楽しくもない。それよりも寒いわ。
さて、この先の予定を地図を広げて確認する。そして、携帯を出してCTを足し算する。甘くみていたが、ここから旧正丸峠、虚空蔵峠、大野峠、丸山を経由して芦ヶ久保に出るには少なくとも6時間はかかるじゃないの。今1時半だから、まさか、いくら何でもなぁ。これはダメだ。寒いし、さっさと正丸峠から正丸駅に出ることにしよう。旧正丸峠まで行ったところで、何かがありそうな感じもしないし。
ところで、例の30年前に来た時には、岩場を登って伊豆ヶ岳山頂に出た記憶がかすかにある。下りかけると、ロープ張りで男坂だか女坂だかよく知らないが、歩けるルートは一本しかなく、それを下ったが、途中で、先にさっさと下って行った4人組が岩場の下で大騒ぎをしていた。ということは、その岩場ルートもあったのだろう。それには気づかなかった。
(ロープ張りの下り道)
(定番の植林ルート。微妙なアップダウンがあった)
(武川岳から気になっていたピーク。ここでは北側に見えている。ピークには電波塔らしきものがある。何という山だろうか)
(小高山)
(標識によると、ここが正丸峠らしい。坂の途中にあって、さっきの山伏峠以上に峠らしくない)
(これでも関東ふれあい道。こんな沢沿いの陰気な道をずっと下る)
途中、旧正丸峠と合流するところで、GB3人組が大声おしゃべりで休んでいた。「道はどうだった?」と聞かれたので、「荒れた道でしたけど、迷うようなところはなかったですけど」と答えると、「そうなんだよ、ここはしっかりしているんだよ」と、だったら聞くなよといった感じなのだが、この辺は歩き慣れた方々なのだろう。「そうですね」とだけ答えておいた。あの方々は旧正丸峠から下って来たのだろうが、その様子を知りたかったが、聞く気にはなれなかった。
(神社だろうな。解説板が置かれていたけど)
(里が近づいた。もう出口だ)
(ここに「げんきプラザ」の標識があった。山伏峠の手前にもあったような気がする。HIDEJIさんのブログでプラザの存在は知っていたが、今一つ、位置関係がよくわからない)
(標識の後ろにあった馬頭尊。こんなところにも、那智山青岸渡寺のお札があった)
(道端の石碑。よく見ようと上がりかけたら、後ろから、例の3人組の大声が聞こえてきたので引き返した)
(安産地蔵尊)
(このポスターを見て、帰ってからその周辺で歩けそうな山はないか地図で探してみたら、地味ながらもあった。歩いてみようかな)
(電車に乗って)
(芦ヶ久保駅)
正丸駅で時刻表を見ると、西武秩父駅行はまだ30分ほど先だった。やることもなく、近くの売店に入って560円のラーメンを食べたが、醤油ながらもかなりの塩分きつめ。チャーシューは入っていず、代わりに半身のタマゴが2個入っていた。山では寒さもあって、水は3口くらいだったが、ここでラーメンのしょっぱさも加わって、水をがぶ飲みしてしまった。
その間、3人組が帰って来て、電車に乗るのかなと思って眺めていたら、駅の脇に駐車場に置いてある車に乗り込んでいた。ここにも車を置けるんだ。
電車が入ってきた。乗客は自分だけ。車内はガラガラ。正丸駅で降りたのも自分だけだった。道の駅の前を通って第二駐車場に向かう。ここの駐車場は、通勤客も利用するのだろうが、駐車代無料の通勤とは何ともうらやましい話だ。自分が通勤している時には、籠原駅とはいえ、月極めの1万円近い自己負担だった。
予定では風呂付きだったが、いまだに寒い。風呂に入って温まってといった気分でもなく、寄り道もせず、道の駅で秩父ワインだけ買って帰路に就いた。
(本日の軌跡)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平24情使、 第921号)」
確かに部分的には良かったですよ。ただ、不思議ですねぇ。紅葉の遅い奥武蔵あたりで、武川岳周辺より標高が200m低い伊豆ヶ岳周辺が見頃に近づいているというのもねぇ。
さらに、今日は伊豆ヶ岳近くの、さらに300m以上低いところに行ったら、もう一週間で見頃だろうなといった状態でした。その上はこれからといった感じでしたが。
地味に歩く分にはいいですが、困ってまで行くところではないと思うのが本音のところです。植林帯に絶えず入りこんだり接していますから。むしろ、困った時の赤城山頼りが賢明ですよ。
裏妙義の記事は拝見しましたよ。見事ですね。写真を拝見する限りは林道まで延々といった感じで。垂涎の紅葉です。
あれだけ見られれば、もうよろしいのではといった感じがしますよ。
私は、今季はもうハナからあきらめています。ずっと天気具合のタイミングが悪かったり、遅すぎたり、ハイトスさんのように遠出する元気もないし。
つい、今日あたりも、奥武蔵の紅葉スポットに行ってきました。これは山ではないですよ。崇禅寺と同じです。そこに行きましたが、結果は目算、一週間早しでした。もっとも、ハイトスさんの感覚と同じで、無理に上の山歩きをつなげましたけど、植林歩きが延々で、うんざりしました。
下手な山含みを加えるよりも、ストレートのスポット巡りがどんなに当たるのかなと思っています。
この一帯は土地勘ゼロなので、コースについてあまり言うことがないのですが、写真見る限りでは紅葉も部分的には良かったのではないでしょうか。葉が落ちて遠望があるのも一興ということで、枯れても地味に歩けそうですので、冬場で困ったら行ってみようかなと思いました。ずっと先になるかもしれませんが。
なかなか今年はドンピシャの紅葉とは行かないようですね。
我が隊も同様ですが、今回ついに裏妙義のもみじ谷まで出向いてしまいました。
紅葉だけであれば川内の崇禅寺が目の覚めるようなスポットではあるのですが、やはり自然の中の山歩きを兼ねた場所で鑑賞したいものですね。
先ほど2年前のお歩きを確認させていただきました。確かにまったく同じコースですね。芦ヶ久保から登れば、そのコースしか想定できないといったところがあるのでしょう。
ただ、多少は色づきのある今の時期と、ふみふみぃさんの時のように無色の時期とでは随分と印象も変わるものです。ふみふみぃさんの時期に私が歩いていたら、もう二度と行く気はおきないでしょう。
奥武蔵の山はどうにも針葉樹帯の通過は避けられないようですね。地形図を見ても、針広混ざり合い、むしろ広葉樹帯が少ない。私が今度歩こうかと思っているところもまた針葉樹がメインになっていて、上の紅葉は期待無しだろうと、地形図見ているだけでため息が出てしまいます。
奥武蔵もそれなりの魅力のあるエリアですが、ハイキング道が縦横に走り、バリルートを考えても植林の中を延々と歩く結果になるというのもまた、自分のような踏み外し期待には向かないエリアであることは確かです。
私が歩いた際は曇りで武甲山は雲を纏ってよく見えないし武川岳では霧の中を歩く羽目になるしと爽快感は皆無でした。風が強かったようですが周りの山は良く見えるし紅葉も見れるしで気分良く歩けたんじゃないですか。伊豆ヶ岳の人ごみに出会うまでは(笑)。そこの手前が一番紅葉が良さそうなのは皮肉な感じですがやっぱり全体を通して植林帯が多いですね。
狩猟期に入りうかつに安蘇の地味尾根も歩けないし奥武蔵のこの辺りを歩こうかとも考えてますが大体道があるし植林がメイン、本当に終始地味な歩きになりそうだと危惧しています。地形図で広葉樹の稜線を探すのが難しいですね。
念願の武川岳に行ってきましたよ。歩いた結果がどうであろうが、その周辺がどんなところかを知っただけでも満足しております。
旧正丸峠方面に目を向けたのは、地図を見ると川越山というのが目に入り、確か、この山をHIDEJIさんが歩いていたなぁと思ったからだけのことですが、そこまでの雰囲気と大差なしですか。同じ雰囲気でも植林帯は歩きたくもないし。いずれ歩くコースから外すことにしておきます。
さて、私が紅葉祭りのポスターを見て、歩いてみようと思ったのはイモリ山、吉田山の周回なのですが、HIDEJIさんのブログを拝見すると、ここも全体を通じて植林帯の薄暗いところのようですね。せめて神社の紅葉だけでも期待して近々に行ってきますよ。歩き方としては、最後に紅葉でがっかり感を回復といったところが良いでしょうね。
秩父も、私も今年こそはと栃本からの十文字峠越えをねらっていましたが、結果的に時期を逃してしまいました。避難小屋泊りを楽しみにしていましたけど。
西上州の後追いは、ぜひ、東立岩と旧道分岐の確認をお願いしますね。
ぶなじろうさんの記事、拝見しましたよ。小川町方面の山もさっぱりのようですね。
これからなのか、これでおしまいなのか、さっぱりわかりませんね。それでいて、色付きの落ち葉がない。ということは、このままに紅葉はなくなったととらえてもいいのではと思ったりしています。これからは里の紅葉に目を向けた方が確実でしょう。
土日は、柄にもなく、見たことしかないフォークリフトの講習を受けたりしていましたので、神経疲れで、今日は山に行くのはヤメにしたのですが、世良田ならいいでしょう。どうせヒマですから。後でブラっと見てきますよ。結果は、ぶなじろうさん記事のコメントに入れておきますね。
武川岳行かれたのですね。私も記事を拝見するに、K女さんと同様の感想で物足りなさのようなものが窺えました。旧正丸峠を抜けて丸山や日向山へ抜けるルートは長大で歩き応えはあるかもしれませんが、雰囲気は大して変わらないと思います。それに展望もあまり良くないと思います。
最近は野暮用が多く山に行けない日々が続いておりますが、これから冬枯れの時期にかけて、たそがれさんが歩かれた西上州の後追いを狙っております。それと秩父にも行きたいのですが、結局紅葉は外してしまいました(^^;)
この辺りは、ほとんど冬場しか歩いた事がないので紅葉に関しては全く判らなかったのですが、やはりそんな感じでしたか!本日、私も奥武蔵の山を歩いてみましたが、お無し様な感じでした。カエデ自体が少ないですワ。且つ青みを残して茶色く縮れているのが多く、サッパリでした。むしろ麓の民家のカエデの方が綺麗でした。もう紅葉も里まで降りてしまったようですね。
世良田の神社・仏閣の紅葉は、どんな按配なのかご存じでしたら、ご教授願いたいのですが。
失礼しました。私も、正直のところ自分ぽくない歩きだと思っています。ずっとコースが付いているところですし、まぁ、武川岳にしても、初めての山の歩きは、基本的にコース歩きにしています。ヤブコースなどは、その後の楽しみにしておりますが、ここにまた別ルートで来るかどうかは…。やはり、自分で言うのもなんですが、地味な山といった感じで、せめて展望があって、見える山々を知っているのであればねぇ。
ついでですが、ミスルートはお楽しみでしょうか。これからもどんどんやることにしますが、今回のコースは標識だらけでしたから、ミスするまでもなく、あったとすれば、思い込みによるミスルートでしょうね。
今回はどうしても見上げる紅葉になってしまい、伊豆ヶ岳の山頂下が部分的にはきれいでした。ただ、あの風やら、昨日あたりの低気圧通過でどうなったのか。
私は、ツツジや紅葉には疎いところがあって、人様の後を追いかけてみたらもう既に終わりというパターンばかりです。ですから、これからもまた期待はさほどしておりません。むしろ、森林公園とかの園地に出向いた方が満喫できるかもしれませんね。
紅葉も木が高いから、遠い感じに見えますね、青空は良かったけど、風の強い日だったから、寒かったでしょう。
すっかり秩父も観光地化して、木が整列して育っているのがね~~
紅葉が早いようでも、今月末までは場所によっては楽しめそうですね。