帰宅した夫は、鞄のほかに何やら見慣れぬショッピング袋を手にし、いつもと表情まで違う。
嬉しそうに、照れるように、その袋を差し出した。
キョトンとする私は、中をのぞいて歓喜し、え”~っ!ぅわぁ~!すごぉ~!と訳が分からぬまま高らかな声をあげ続けた。
「お父さん、ホワイトデーを覚えていたんやねぇ。えらいやん。」
と子供を褒めるような娘の言葉で、やっと気づいた。
バレンタインのお返しは、スイーツじゃなくてイチゴなんかがいいかなぁって、冗談まじりに言ったことを覚えていてくれたなんてねぇ。
それも、高嶺の花の高級イチゴともなると尋常ではいられない。
一粒ずつ小部屋に納まった、くまモンお勧め「ひのしずく」
ほんに太陽からほとばしったかのように、ヘタの際まで真っ赤に熟れ、ピッタリのネーミングだ。
しっかりとした大粒の果実は、食めばとっても軟らかく、見事に甘い。
ありがとぉ~
よぉ~く味わっていただこう。
もちろん、みんなでね
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