。。。まぁるい日々。。。

なんか、ええことありそぉやなぁ~♪

花の舞にうっとり♪

2013-01-27 | ランチ(奈良)

知らぬ土地の飲食店は、ネット検索が欠かせない。
好みや価値観は人それぞれゆえに、当たり外れはあるが。

御食事処 舞花 は、近日の大当たり。
情報だけは随分前に入手したのに、長らくお預けだった店。

予約可と記されていたので、向かう途中で電話をいれた。
開店の十一時半からは、予約客で満席。
一時過ぎのカウンター席なら確保できるとのこと。
この機を失してなるものかと、席をおさえた。

一時前に呼ばれ、カウンター席へ。

板の間、テーブル、カウンターにそれぞれ八席ずつ。
それが予約のみで埋まってしまい、席が空けばまた違う顔ぶれがならぶ。
よほどの人気店だ。



な、な、なんと、これが噂の「花籠弁当」 1260円也。
目の覚める綺麗な賑わいは、花の舞のごとく。
すっかり気分が満たされる。

美の均衡をくずすのが惜しくて、箸がとまった。
もったいなくて、迷いにまよったすえ刺身から。
ゆっくりと順々に箸をすすめる。
これほど多種なのに、すべて味つけが異なるのだからすごい。
もう、ホッペは緩みっぱなし。

京都からきた旨を伝えると、店主の笑顔がはじけた。
嵐山の料亭で腕を振るっていたと話し出す。
京料理を奈良でも供したいとの思いから、八年前に舞花をオープンしたそうだ。

店の所在地である、膳夫町の読み方にまで話がおよぶ。
かしわてちょう だって・・・聞かなきゃ読めなかった。
聖徳太子妃の名前が、膳夫であることも。

膳夫とは・・・古代、宮中で食膳の調理をつかさどった人々。
と後から知る。
その意味合いの地に、現代食を料する人のあり。

 

 



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