青い花

読書感想とか日々思う事、飼っている柴犬と猫について。

森岡賢さん

2015-02-22 09:51:10 | 日記
モリケンこと森岡賢さん。SOFT BALLETのキーボード、踊る方。ダンサーって言った方が良いのかな?電気グルーヴのピエール瀧の担当が「瀧」なように、モリケンも「森岡賢」なのかもしれない。ご尊父は昭和の名編曲家森岡賢一郎氏だ。
SOFT BALLET(ソフバ)のパブリックイメージを作り上げたのはモリケンといっても過言ではない。ソフバを知らない方でも当時の邦楽ロックを聴いていた方なら、モリケンの出で立ちは記憶の縁に引っかかっていたりするのだ。80~90年代にあのスタイルは強烈過ぎた。現在でも強烈である。ご本人は好きでやっているのだろうが、勇気のある方だと尊敬する。モリケンのダンスはソフバに欠かせない華であった。肉体が音楽になっているかのような実に楽しげな踊り方なのだ。あそこまで思い切りよく踊れるキーボード奏者はこれまでいなかったし今後も現れないと思う。
ソフバは、モリケンの楽曲とフジマキの楽曲では同じバントの音とは思えないほど個性がぶつかり合っていてそれが面白かったりするのだけど、ファンも二手に分かれていた。ちなみに私はモリケン派だ。彼の曲はメロディがしっかりしていて聴きやすい。そういう意味で私は音楽素人なのだ。素人の私にはモリケンの曲は新しい音に聴こえたけど、洋楽に詳しい方には「どっかで聞いたことがあるような気がする」音だったかもしれない。モリケンに限らず、当時のミュージシャンは洋楽の影響を強く受けている人が多かった。今の若いミュージシャンは邦楽育ちの方が多いように見受けられる。
遠藤さんについて語る予定だったのだが、モリケンが先になってしまった。遠藤さんの現状を考えると、ちょっと気持ちの整理が難しい…。
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