青い花

読書感想とか日々思う事、飼っている柴犬と猫について。

私誕生日2024

2024-03-30 10:25:35 | 日記

今年も自宅で誕生日を祝ってもらいました。
誕生日は18日だったですが、ちょうどその頃体調を崩していまして。でも3月中に祝ってもらえてうれしかったです。




今回は夫が牛タンシチュー、娘コメガネがオレオ・チーズケーキを作ってくれました。


プレゼントは、グリーンのティアードワンピースと、ライトグレーの透かし編みカーディガンです。
カーディガンは職場で着ようと思っています。

二月から常勤職員として働いています。
未経験の分野なので覚えることが多く、心身ともに疲労がたまっています。が、以前から興味のあった分野で、しかも常勤採用されたことにありがたみとやりがいは大きいです。オールドルーキーですよ。


牛タンはたくさん煮てくれたので、翌日の晩御飯にもなりました。
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元興寺・ならまち

2024-03-24 09:53:07 | 日記
『不空院・新薬師寺・鏡神社』の続きです。


新薬師寺を出てからJR奈良駅方面に歩くと、世界遺産・元興寺のあるならまちエリアに着きます。




ならまち一帯は、かつては元興寺の境内の一部でした。
元興寺の前身は、6世紀に蘇我馬子によって開かれた飛鳥寺です。
平城京遷都に伴い現在地に新築移転され、名も元興寺と改められました。その頃の元興寺は南都七大寺の一つとして栄え、現在のならまち一帯を占める広大な境内には、金堂・講堂・五重塔・僧房などが立ち並んでいたそうです。


重要文化財・東門。

現在の元興寺は、奈良時代718年に創建された大伽藍の僧房の一部が残ったものです。
平安時代に僧房の一室に祀られていた浄土曼荼羅の信仰が盛んとなり、鎌倉時代の1244年に東側の一部を現在の極楽堂へと改造すると、納骨信仰の中心地として、江戸時代の初めまで続きました。

元興寺の変遷は、日本の仏教史の変遷をそのまま示しています。
奈良時代には、蘇我氏による仏教政策や、朝廷の管理下にある三宝常住の官寺でした。
平安時代になると、律令制度の崩壊によって、官大寺は無くなり、興福寺や東大寺の支配下に組み込まれました。
鎌倉時代になると、元興寺は伽藍が解体し、堂塔が分散してしまいました。
室町時代には、僧坊遺構の極楽坊は興福寺大乗院の支配となり、坊主は己心寺(大安寺)門流とされました。
江戸時代には、西大寺直門として多くの重役を輩出しました。
明治維新のあおりで門流が途絶え、無住化しました。
明治以降は無住でしたが、昭和中期に復興、1998年に世界文化遺産に登録されました。


国宝・極楽堂(本堂)。南都における浄土教発祥の聖地。内部は撮影禁止です。






奈良時代の往生人智光法師・礼光法師の禅室として、また、百日念仏講衆の往生極楽院として極楽堂と呼ばれました。智光法師感得の浄土曼荼羅が祀られたので曼荼羅堂とも呼ばれています。
東室南階(僧房)の三房分を寄棟造、本瓦葺六間四面の聖堂に改造されたもの、極楽房の身舎部を内陣とし、東妻を正面として前面向拝とした鎌倉時代新和様の建造物です。


国宝・元興寺禅室。
旧伽藍の東室南会大坊(僧房)以降、四房を伝えています。




泰楽軒(茶室)。


かえる石。
境内北側にあるガマガエルのような石。
伝承によると、元は河内の在所にあったものを、太閤秀吉が気にいり、大阪城内に移したものだと言います。


浮図田とよばれる石塔群。








浮図とは仏陀のことです。様々な時代の様々な形の石塔が並んでいて、ここにも元興寺の歴史を感じます。


旧鐘楼礎石。


法輪館。内部は撮影禁止。
国宝や国指定重要文化財などの様々な仏像や瓦などの資料が展示されています。


元興寺をあとにして、ならまちを散策。














お昼はならまちの祥瑞というカフェで食べました。








ワンプレートランチが可愛い。お皿もお洒落ですね。

これにて奈良観光終了。


『春日大社と摂社』に載せ忘れた、春日大社でいただいた物たち。


鹿の御神籤は白く着色された物もありました。




三回に分けてブログに載せ、また一回一回の掲載間隔も随分開いて、二月の頭に行ったのに、今はもう三月後半💦ここ一ヶ月半ほど多忙だったり体を壊したりでなかなかブログに浮上できませんでした。時間もですが、とにかく体力が欲しい・・・。

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不空院・新薬師寺・鏡神社

2024-03-15 08:10:40 | 日記

(新薬師寺 南門)

『春日大社と摂社』の続きです。
春日大社を後にして、上の禰宜道を通ると不空院に続く道に出ます。
私、前回のブログで中の禰宜道と書いていましたが、地図を見たら間違っていました。中の禰宜道からでも不空院・新薬師寺方面に行けます。


真言律宗 春日山 不空院。
弘法大師にちなみ「福井之大師」とも呼ばれ、女人救済のお寺としても知られています。


本堂。






本堂の左側に、縁結びさんと縁きりさん。
女人救済のお寺だからでしょうか。




不空院を出て春日大社と反対方向にまっすぐ歩くと新薬師寺の東門に出ました。


新薬師寺境内。















新薬師寺は、747年に光明皇后が聖武天皇の病気回復を願って建てた寺院です。
今でこそこじんまりとした寺院ですが、8世紀後半には、約436m四方の広大な境内に七堂伽藍甍が並び、金堂や東西両塔をはじめとする多くのお堂が建つ壮大な寺院でした。南都十大寺に数えられていたそうです。
本尊の国宝・薬師如来坐像とその両脇の日光菩薩・月光菩薩の周りには、国宝・十二神将立像が円を描くように配されています。
十二神将とは、薬師如来と薬師如来を信仰する人々を守る大将で、神将一体に七千の眷属を率いていると言われています。
新薬師寺の十二神将は、塑像を用いたほぼ等身大の彫刻で、日本最古最大の十二神将像です(一体は江戸時代に地震で破損したため補作)。
薬師如来坐像の周囲に、バザラ(戌)、アニラ(未)、ハイラ(辰)、ビギャラ(子)、マコラ(卯)、クビラ(亥)、ショウトラ(丑)、シンダラ(寅)、サンテラ(午)、メイキラ(酉)、アンテラ(申)、インダラ(巳)の順で配置されています。




SNS映え目的の人には残念なお知らせですが、新薬師寺の本堂内部は撮影禁止です。
でも、個人的に新薬師寺の十二神将像は日本一かっこいい仏像だと思うので、ぜひ現地に見に行ってほしいと思います。躍動感あふれるポーズで我々をにらみつけてくる十二神将像の迫力は体験して損はないですよ。
新薬師寺じたい、薬師寺と混同されていたり(宗派も創建の由来も異なる全く無関係のお寺です)、奈良観光の中心地から少し離れているのでスルーされがちですが、奈良に行くなら絶対に立ち寄るべきだと思います。春日大社から徒歩圏です。東大寺や正倉院とは逆方向ですが💦












見学の際には、本堂より先に香薬師堂に行ってビデオ学習をすると理解が深まるのではないでしょうか。香薬師堂は本堂の入り口側にある庭園の中にあります。
私達が行った時には、バザラ像の色彩復元のビデオが上映されていて、出来たばかりの頃の色彩の鮮やかさとデザインの美しさに感動しました。娘コメガネは戌年なので、自分の干支の神将の美しさを喜んでいました。
現存する像にもわずかに当時の塗料が残っているので、天平時代からの時の流れに思いをはせながら本堂の実物の像を鑑賞しました。自分の干支の神将に蝋燭をお供えするとよいです。


新薬師寺を出て、隣接する鏡神社を参拝しました。














鏡神社は遣唐使発遣の祈祷所であった当地に、平城天皇即位の大同元年(806年)新薬師寺鎮守として創祠されました。祭神は天照皇大神、藤原広嗣公、地主神です。
本殿は春日大社の元第三殿だそうです。




比賣神社(旧比賣塚)。
御祭神は十一皇女。
鏡神社の摂社です。鏡神社とは新薬師寺を挟んで反対側に位置しています。

この後、白毫寺に行こうと思っていたのですが、コメが疲れたと言うので、そのまま元興寺の方に歩きました。新薬師寺から元興寺も歩くとそこそこ遠いので・・・私は歩けますが、コメは若者の癖に我が家で一番歩くのが苦手なんですよ。
まぁ、白毫寺は花の季節に行った方が楽しいので・・・。


新薬師寺旧境内。
2008年に、奈良教育大学校舎改築に伴う発掘調査が実施され、構内で大型基壇建物跡が検出されました。
元々は奈良教育大学辺りまで、新薬師寺の敷地内だったんですかね。現在の新薬師寺から歩くと、当時の新薬師寺の大きさを少し感じることが出来ました。
古刹によくあることですが、新薬師寺も落雷・台風・火災などの被害で、敷地も当時よりだいぶ狭くなって、貴重な建造物や仏像なども破壊されてしまったのが残念です。

少し長くなったので、今回はここまで。
元興寺以降は、また次回のブログで。
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お久しぶりです。

2024-03-10 09:41:20 | 日記

前回のブログ更新からだいぶ間が空きましたが、私は元気です。
御無沙汰している間に雛祭りが終わってしまいましたが、今年も我が家は自宅でお祝いしました。


今年は、牡丹餅、海鮮太巻き、五目太巻き、チキンロール、カリフラワーと明太子のサラダ、茶碗蒸し、蛤とはんぺんのお吸い物です。















雛人形も出しました。




娘コメガネはもう雛人形に関心が無くなってしまったので、私の自己満足で出しています。出す時より仕舞う時の方が月日の流れの速さを感じます。
前回のブログで宣言していた奈良観光の続きは次回にまとめる予定です。
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