青い花

読書感想とか日々思う事、飼っている柴犬と猫について。

『ミュシャ展』茅ヶ崎市美術館

2024-06-28 08:23:20 | 日記
茅ヶ崎市美術館で開催中(6月18日(火)-8月25日(日))のミュシャ展に行ってきました。




美術館に入る前に高砂緑地を散策しましたが、その画像とお昼ご飯の画像は次のブログで。今回はミュシャ展についてのみ載せます。


本展ではポスター、装飾パネル、デザイン集、ポストカード、レストランのメニュー、切手、紙幣、証券、商品パッケージなど多様な分野の作品が、三つの展示室に分かれて200点以上展示されていました。
スラヴ民族と祖国チェコを愛し、画家人生をかけて祖国のために筆を執り続けた熱烈な愛国者ムハ(ミュシャ)に焦点をあてる企画展だったと思います。

時代背景などを抜きにして純粋に作品として美しいと思ったのは、サラ・ベルナールをモデルにした「ジスモンダ」や「椿姫」など大判ポスターです。ミュシャがサラ・ベルナールと出会って忽ち時代の寵児になったころの作品群ですね。
あとで作品集を買うのに、華やかな空気に浮かれて、たくさん写真を撮ってしまいました。繊細で華やかで、それでいて庶民的な気安さもある大衆芸術としてのミュシャが、日本で一般的に知られているミュシャの姿だと思います。






































ミュシャの絵は、女性の横顔を描いたものが特に好きです。
たなびく長い髪と繊細な装身具と合わせて夢のように美しい。












































“パリのミュシャ”から“チェコのムハ”へ。
パリで時代の寵児となったミュシャでしたが、彼の心には祖国チェコとスラヴ民族への愛が燃えていました。ミュシャの祖国愛は1900年のパリ万博でボスニア・ヘルツェゴヴィナの仕事に携わったことでますます強まりました。
1904年の初の渡米から、ミュシャはパリとアメリカを度々行き来し、《スラヴ叙事詩》制作の資金集めのために、個展、公演を精力的にこなし、ポスターや挿絵の制作も手掛けました。


右は「レスリー・カーター」
同じ女優をモデルにした作品でも、サラ・ベルナールをモデルにした一連の作品に比べると、画家の愛が薄いように感じてしまいます。サラ・ベルナールを思わせるポーズなだけに。

左は「セントルイス万博」
女性のうしろにインディアンの男性が描かれているのが目を引きます。


「ヒヤシンス姫」
チェコのサラ・ベルナールと評されたアンナ・セドラーチコヴァーがモデル。


「イヴァンチツェの地方祭」


右「第6回ソコル祭」

左「第8回ソコル祭」


右「モラヴィア教師合唱団ポスター」

左「森のフォノフィルム」


右「1918-1928独立10周年」

左「スラヴ叙事詩展」

スラヴ民族を描いた作品は、特に女性の眼差しの強さが印象的でした。


企画展の終りの方が、お菓子の缶や鏡、お皿にプリントされた作品などで終わったのにはちょっとホッとしたかもしれません。
ゲシュタポに拘束され、健康を損ない、79年の生涯を閉じたミュシャ。
“アールヌーボーの華”としてのミュシャしか知らなかった私には、愛国者ムハの民族と祖国への強い愛に受け止めきれない衝撃を感じたのでした。


お土産。
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父の日2024

2024-06-18 08:08:31 | 日記

今年の父の日はお家でお祝いしました。


海鮮ちらし寿司。


チョコレアチーズケーキ。
今回はミキサーを使わずに混ぜたのですが、クリームチーズがチョコ生地になかなか馴染んでくれず、少々チーズのダマが目立つ出来になってしまいました(^-^;
ちゃんと常温で柔らかくしたし、ザルで濾したんですけどね。でも、家族は美味しいと言ってくれました(#^^#)


ミートパイ。
マッシュポテト+ピザチーズ+ミートソース+ピザチーズのどすこい四層タイプです。


ブロッコリーと卵の粒マスタードサラダ。

写真は撮りませんでしたが、汁物はしじみの味噌汁、ドリンクはオレンジジュースです。


夫への父の日プレゼントは、私からはダブルリングのネックレス。
写真では見えませんが、小さな石が嵌め込んであります。


コメからは青い花柄のシャツです。
娘からのプレゼントに夫もホクホクでした。
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忍野八海プチ観光

2024-06-12 09:17:18 | 日記
先週末に、急遽思い立って山梨県の忍野八海に行ってきました。この日はコメが用事があって欠席、久しぶりに夫との二人旅になりました。


忍野八海とは、河口湖と山中湖の中間辺りにある、富士山の伏流水が湧く八つの湧水池の総称です。2013(平成25)年、富士山が世界遺産に登録された時に、その構成資産の1つして忍野八海すべてが認定を受けました。
1985(昭和60)年には日本名水百選に選ばれ、1934(昭和9)年には「形状。水質、水量、保全状況、景観、仏教思想(富士信仰)」などの観点から国の天然記念物としても登録されています。
上の画像は、一番霊場・出口池。
中世期、忍野の湧水池は富士修験者の水行の霊場だったのです。

忍野八海がある忍野村には、車で山中湖村方面から入りました。
最初の出口池は後で行くことにして、とりあえずスルー。そのまま奥の忍野八海浅間神社まで行きました。
神社の手前の駐車場に車を停めて、観光スタート。
忍野村には、あちこちに小さな駐車場があります。普通車は300円です(200円の所も一か所見つけました)。時間制ではないので、一日停めていても300円です。安い!
忍野八海浅間神社の裏手に無料の駐車場がありますが、あくまでも参拝者のためのものなので、忍野八海観光目的の人は有料駐車場を使うのが良いでしょう。一日300円ですし(#^^#)


忍野八海浅間神社は、大同2年(807年)の創建と伝えられています。
湖が涸れて忍野八海が出現した1186年頃に、現在地に社殿が再建されました。
忍野村全戸の総氏神で、「忍野浅間神社」や「忍草浅間神社」などと呼ばれています。
御祭神は、木花之咲耶姫命・天津日高日子番能邇邇藝尊・大山津見命の三神。
主なご利益は、「恋愛成就」「縁結び」「開運招福」「安産祈願」です。富士山の鬼門に位置することから、悪しきものを祓う八方除の鎮護として崇敬されています。




神門の両側には、四天王のうち増長天と持国天の像が安置されています。


龍の御手水。
そういえば、忍野八海の御祭神はすべて竜王ですね。法華経の教えに基づいて仏法を守護する八大竜王だそうです。


本殿。






本殿の前には、忍野八海の八つの湧池の角樽が置かれています。
左から、一番霊場・出口池、二番霊場・お釜池、三番霊場・底抜池、四番霊場・銚子池、
五番霊場・湧池、六番霊場・濁池、七番霊場・鏡池、八番霊場・菖蒲池。



山梨県には多くの浅間神社がありますが、忍野八海浅間神社には末社が九社もあるのが特徴です。
境内九社:八坂神社・久須志社・天狗社・西五社・大神宮社・八幡社・熊野三社・諏訪神社・坐摩社




































一度に九つのご利益が得られるとは、なかなかお得感の高いパワースポットですね。


神社をあとにして、一番近くの菖蒲池に向かいました。


のどかな風景が広がっています。
天気が良ければ、富士山がもっと綺麗だったと思います。




八番霊場・菖蒲池。
御祭神は、優鉢羅(うはつら)竜王。
池の名の通り、菖蒲が植えられています。菖蒲池の菖蒲を身体に巻くと病が治るという言い伝えがあります。








菖蒲池公園。

菖蒲池を去り、次の池へ。


七番霊場・鏡池。
御祭神は、摩耶斯(まなし)竜王。
画像ではわかりにくいですが、池面に逆さ富士が綺麗に映り込んでいました。この池の水は善悪を見分ける霊力があるといわれています。






五番霊場・湧池。
御祭神は、徳叉迦(とくしゃか)竜王。
珪藻土からなる水中洞窟からの湧水量は、忍野八海一です。1983年、宇宙で雪を作る実験にこの池の水が使われました。
涌池のあるあたりが、忍野八海の中心地です。










涌池そばの中池は個人所有の池で、周辺には土産物屋や飲食店が集まっており、観光客で驚くほど賑わっています。海外の方が多く、彼らは大型バスで移動しているようです。
ちなみに、中池は忍野八海の一つではありません。忍野村には他にも忍野八海以外の池がいくつか見られ、そのどれもが美しい水を湛えていました。
中池は掘削してつくられた人工の池ですが、水はれっきとした湧水です。
ただ、池まわりの配置が、あまりにも露骨に観光客を土産物屋に引き込むように出来ているので、そこは若干興ざめでした(^-^;
とか何とか言いながら、お土産を物色したり買い食いしたりは楽しんできましたよ。


草餅。


まる天。


飲む豆腐は、ねっとりとした舌触りでおなかに溜まりました。


富士の雪解け水。




六番霊場・濁池。
御祭神は、阿那婆達多(あなばだった)竜王。
涌池に隣接し、阿原川に注いでいます。名に反して澄んだ池水ですが、それにはこんな伝説があります。昔、見すぼらしい行者がこの池の持ち主に一杯の水を求めたが、持ち主はそれを断りました。するとたちまち池の水が濁ってしまったそうなのです。




二番霊場・お釜池。
御祭神は、跋難陀(ばつなんだ)竜王。
釜の中にお湯が沸騰するように水が沸くという形状からこの名がつけられました。


新名庄川沿いの遊歩道。


橋を渡ると銚子池に着きます。






四番霊場・銚子池。
御祭神は、和脩吉(わしゅきつ)竜王。
銚子の形に似ていることからこの名がつけられました。池底の砂地から砂を巻き上げて水が沸いているのが見えます。

後日気付いたのですが、私達、三番霊場・底抜池を見ていませんでした。
底抜池は資料館の敷地の奥にあるそうで、うっかり見逃していたんですね。忍野村には、忍野八海以外にも池がいくつもあったので、全部見た気になっていました。ちなみに底抜池の御祭神は“婆加羅(しゃがら)竜王です。

昼時が近くなってきたので、神社そばの駐車場に戻り、出口池に向かいました。
本当は忍野村のケーキとコーヒーのお店で昼食をとるつもりだったのですが、まだ開店前だったので。
出口池は、山中湖村から見ると忍野村に入ってすぐの所にあります。
他の七つの池からは一つだけ距離が離れています。他の池は土産物や飲食店で賑わうエリアにあって、いかにも観光地という感じでしたが、この出口池は付近に畑と森しかなく、観光客も少なかったです。そばに有料駐車場はあります。300円です。


一番霊場・出口池。
御祭神は、難陀(なんだ)竜王。








忍野八海の中で一番大きいだけあって、池畔に神社がありました。


出口稲荷大明神。
階段を少し上がった場所に鎮座しています。出口池を見下ろすような形です。

稲荷社のすぐ横に廃屋が建っていて、ちょっと不気味な感じでした。廃屋の横に塗装の禿げたポニーの乗り物が置いてあるのが何とも・・・。
オカルト的なものが写り込んだら嫌なので、この建物は撮影しませんでした。なんか、ほん怖とか、チープな和製ホラーの舞台になっていそうな感じでしたよ。




廃屋のそばに、湧水入口の立て札があったので、階段を降りて見に行きました。
画像が薄暗くて分かりにくいかもしれませんが、池底から水がコポコポ湧いているのが確認できて、そこそこ降りにくい岩の階段を降りて見に来て良かったと思いました。整備されていない天然の湧水で、神聖な感じがしました。

出口池を離れて、山中湖村に向かいました。
山中湖そばをドライブしながら向かったのは、「手打そば やまさと」というお蕎麦屋さん。




山中湖畔の古民家を改装したお店です。裏磐梯雄国蕎麦の石臼引き手打ち蕎麦を出してくれます。




湯葉の冷奴。


レンコンと鶏肉のはさみ揚げ。


山芋揚げ。


二八蕎麦。


食後のデザートとして、黒糖葛餅。

セットではなく、単品でいろいろ頼みました。
他のお客さんたちは殆どが天そばセットを頼んでいましたが、私達はおすすめの蓮根と鶏肉のはさみ揚げと山芋揚げが食べたかったのです。
お料理は勿論、韃靼蕎麦茶と蕎麦湯がとても美味しかったです。特に蕎麦湯はトロリしていて、私がこれまで飲んだことのある蕎麦湯とは一線を画していました。




忍野八海の土産物屋や、帰りに寄った道の駅須走で購入したお土産たち。
押すと頭から餡子がはみ出る奇妙なマスコットは、夫がコメが喜ぶはずと言って選んだものです。喜んでいました。
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鎌倉観光・その3(小町通り~極楽寺周辺)

2024-06-06 08:06:14 | 日記

たまの休みを室内のプチ改装に充てたりしていたので、またも更新の間が空いてしまいました(^-^;
家人があまり興味を持ってくれないので、自宅改装は一人でちょっとずつ進めているところです。
さて、鎌倉観光の三回目は、小町通り散策(ほぼ飲食)から、車で少し移動して極楽寺周辺(極楽寺→成就院→御霊神社)です。極楽寺周辺は、本当は紫陽花の季節が一番良いんですけどね。梅雨になったらまた長谷寺も組み込んで紫陽花観賞に行ってもいいかもしれないと思っています。

BAM英国アンティーク博物館を出てから、小町通りに移動。
お昼時だったので、まずはイワタコーヒー店。
鎌倉駅から徒歩一分、小町通りの入り口にある喫茶店です。
川端康成や大佛次郎、澁澤龍彦、堀口大学、立原正秋など、昭和の文豪達が通っていた昭和20年開業の老舗です。
今回、私達が鎌倉に到着したのは朝の八時台でしたが、イワタコーヒー店の前には既に開店待ちの人たちが並んでいました。なので、お昼時には店内に通されるまでそれなりに待つことになると思っていたのですが、すんなり中に入ることが出来ました。


店構えの印象に反して、店内はかなりの面積なんですよ。


今回のお昼ご飯たち。ほぼ甘味(#^^#)
夫がプリンアラモードとホットコーヒー、私がマロンパフェとアイスティー、コメガネがクリームソーダとホットケーキを頼みました。



プリンアラモード。




マロンパフェ。


クリームソーダ。




イワタコーヒー店の名物・厚焼きホットケーキ。
これを頼んでいるお客さんは多かったです。私もコメから分けてもらいましたが、中がふわっとしていて、とても美味しかったです。おうちでこんなに厚く綺麗に焼けませんよね。
勿論、マロンパフェもお値段以上のおいしさと食べ応えでしたよ。老舗ですが、全体的にそんなに高くはないと思いました。
・・・昭和レトロっていうんですかね。庶民的なのですが、なんとも洒落ていてゆとりのある印象のお店でした。創業は、高度成長期に入る十年位前ですね。日本が豊かになりつつある時期、庶民にパワーがあった時代。
うちの父はこのくらいに生まれているのですが、まさかこんなに早く日本がジリ貧になるとは、父も思っていなかったと思います。世の経済状態や価値観なんて、案外コロコロ変わるので、あんまり先のことを期待したり、逆に悲観したりしてもしょうがないような気がします。
せっかく美味しいものを食べたのに、めんどくさいことを考えてしまいました(^-^;

お腹いっぱいになったと言いつつ、通りを歩けば、美味しそうなものが色々売られているので、ついつい追い喰いしてしまいました。


お団子。




チーズ揚げ。

お昼過ぎになると、朝とは打って変わって、どこを見ても人の頭ばかりの混雑になりました。そろそろ極楽寺方面に移動です。






極楽寺は、鎌倉唯一の真言律宗です。
正式名は、霊鷲山感応院極楽律寺。
山号は、霊鷲山。院号は、感応院。本尊は、釈迦如来。
正元元年(1259)に深沢に創建され、後に開基となる北条重時(二代執権・北条義時の三男)が現在地に移転したと伝えられています。
かつては、金堂・講堂・十三重塔などの伽藍の他に、四十九の塔頭を備えた大寺院でした。
中心の七堂伽藍を囲むように多くの子院・療病院などがありましたが、戦や火災・地震等によってその多くは失われ、現在は山門と本堂を残すのみになっています。
開山は、良観房忍性。
奈良・西大寺叡尊門下で戒律を学び、弘長二年(1262)に、重時の四男・業時に招かれて、多宝寺住持となり、文永四年(1267)に、極楽寺に開山として迎えられました。



















極楽寺を出てから、極楽寺駅前を通り、極楽寺坂を降りて、成就院に向かいました。


極楽寺坂は、極楽寺坂切通ともいって、元は1つの山だったものを削って道を切り開いたところです。鎌倉時代後半に作られたと伝えられています。

真言宗大覚寺派・成就院は、弘法大師ゆかりの地に、1219年北条泰時が建立しました。
御本尊は不動明王。1333年鎌倉攻めの際に焼失したが、江戸中期に復興されました。
永代供養塔があることでも有名です。


西結界という扁額がかかる門に到着。
成就院は西側の入口である「西結界」の門と東側の入口である「東結界」の門があるのです。
極楽寺駅方面から来ると「西結界」の門が入口となります。




奥に由比ヶ浜が見えます。
この辺りは、かつては紫陽花の撮影スポットとして有名でした。
現在は紫陽花がかなり伐採されてしまい、代わりに萩が植えられています。萩は落ち着いた印象の花なので、寺院には相応しいかもしれません。

















成就院をあとにして、切通しをさらに歩いて、御霊神社に向かいます。


星ノ井。
鎌倉市坂ノ下にある星井寺の前、極楽寺坂切通にある井戸の跡です。星月の井・星月夜の井とも言われています。


御霊神社。
鎌倉御霊神社は、平安時代末期に創建された歴史ある神社です。
御祭神は鎌倉権五郎景政。
桓武天皇の(五十代)末裔、鎮守府将軍平良文を祖父に持ち、後三年の役の功労者としてその名を残しています。
景政は戦の際に、目を射抜かれても戦い続け、その武勇を讃えられたことから、江戸時代には眼病平癒・除災招福の神社とされました。
御霊神社は祭神の権五郎の名から、権五郎神社とも呼ばれています。

御霊神社は、目の前を江ノ電が走ることで有名で、紫陽花の咲く時期には、多くの観光客で賑わうそうです。


線路ではしゃぐ父娘。




消えるコメガネ。

残念ながら、境内は撮影禁止ですが、境内奥にある鳥居の配置がなかなか興味深いことになっていました。
社務所の手前にあるタブノキは、樹齢350年(推定)で、鎌倉市の天然記念物、かながわの名木100選とされています。
他に、景政が領地を見回る際に弓を立てかけたと伝えられる弓立の松、面掛福禄寿が収められた御霊神社宝蔵庫、御霊神社本殿など。

御霊神社を出た足で、元来た道を戻り、力餅屋に寄りました。


力餅家は、江ノ電の長谷駅と極楽寺駅のほぼ中間に位置する、300年以上続く老舗の和菓子屋です。


お店の前には、権五郎力餅の名前の由来にもなった御霊神社の【五霊社鎌倉権五郎景政】の社号標が置かれています。


人気店みたいで、こじんまりとした店内はお客さんでいっぱいでした。レトロな内装で、映画の舞台とかになったら映えそうな感じでした。


お土産に権五郎力餅、その他を購入。
この力餅もですが、お伊勢さんの赤福とか寒川神社の八福餅とか、小豆には霊力が期待されているのでしょうかね。スピリチュアル抜きにしても、甘いもの好きには嬉しいお味でした。
これにて、今回の鎌倉観光はおしまいです。
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