青い花

読書感想とか日々思う事、飼っている柴犬と猫について。

年末の急逝

2023-12-30 10:25:01 | 日記
24日の17時40分に長崎の義母が急逝しました。
死因は急性循環不全、91歳でした。


ちょうどその頃、我が家ではクリスマスパーティーの準備でオーブンがフル稼働でした。
急遽お料理を完成させて、食べられる分だけ食べて、残りは冷蔵庫にしまい、慌てて旅支度を始めました。
夫は週明けから出張の予定だったので、連絡を取る相手が多くとても大変そうでしたね。長崎に滞在中も絶えず誰かと連絡を取っていました。
私もバイトの身とは言え、一年で一番の繁忙期に急に休むことになったので、かなり心苦しかったです。
それと、年末年始は、介護がてら久々に奈良の私の実家に帰る予定でした。が、こういうことで行けなくなったので、両親だけでなく、大阪に単身赴任している弟にもその旨を伝えました。
その時に弟に自分も参列していいのか、遠慮するなら香典はどこに送ればいいのかなど聞かれたのですが、この辺がややこしいことになっていまして。
夫の実家は先祖代々カトリックなのですが、義母が亡くなったのがイブで、これまた教会が一年で一番忙しい時期で。
そのうえ、前の教区の籍を抜いてから今の教区に転籍を済ませていなかったそうで、どちらの教会にも断られて大変でした。
最終的には今住んでいる教区の教会で受け入れてもらえたのですが、引っ越ししてから一年以上も不義理をしていたので、揉めても仕方ないだろうとコッソリ思いました。むしろ良く受け入れてくれたと、教会に感謝です。
そんなわけで、藤沢を出る時点ではまだ、義母の遺体は葬儀社で一時預かりの形になっていて、私達はいつまで長崎に滞在することになるのか分からず。そんな状態で犬猫を預けるわけにもいかないので、娘コメガネに留守番してもらうことにしました。


お通夜は26日に行われました。














夜の教会はクリスマスの電飾が綺麗でした。
































亡くなった日の夜は葬儀社の安置室で一人寂しく過ごさせてしまった義母も、教会でちゃんとお通夜できて安心したと思います。
義母の実子である義兄・義姉・夫で寝ずの番。私も参加させてもらいました。


日中の教会はこんな感じです。
















告別式とミサは礼拝堂で行われました。




始まる前の誰も来ていない時間にササっと見学させてもらいました。
ミサ本番では電飾や蠟燭に灯がともされて荘厳な雰囲気でした。
私が見学している時も、世話人の方があかりをつけますかと聞いてくれたのですが、さすがに申し訳ないので遠慮しました。














告別式の後、火葬場に行って食事会をしました。
夜は義兄の家に泊めてもらい、その時に今後の話などをまとめ、一応葬儀関連の流れは終わったのだと思います。
初七日までは残れないので、あとは義兄夫妻にお任せして、私たち夫婦や義姉一家は長崎を後にしました。
今回は連絡を貰った時点では、いつどこで葬儀を行うのかも分かっていなかったので、その点のストレスが大きかったです。
自分の時には娘に負担をかけないように出来るだけ話を詰めておきたいと思いました。
エンディングノートでしたっけ、12年ほど前に私の先輩が亡くなった時には、前もって彼女の弟妹に書き残していたので感心したことを思い出しました。

ちなみに以下が今年のクリスマスのお料理でした。




毎年、クリスマスケーキは苺サンタにしていたのですが、今回はそんな時間が無かったので、苺の並べ方も生クリームの絞りも全体的に雑です。
しょんぼりしながらモソモソ食べていたら、夫と娘から「ちゃんとできてる」「美味しいよ」と慰められました。


去年までは私の自己満足で鶏の丸焼きにしていたのですが、家族から食べ難いという意見を貰ったので、今年はモモの照り焼きにしました。


前夜からタレに漬け込み、ローズマリーを乗せて焼きました。


コメガネからリクエストされたミートパイ。


焼きあがったら分かりにくくなりましたが、縁の生地は三つ編みにしています。


リースサラダ。


クラムチャウダー。
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夜の中華街・山下公園と娘の美術展

2023-12-20 08:15:00 | 日記


12/5(火)~12/10(日)に神奈川県民ホールで開催された『第70回神奈川県高等学校美術展』に娘コメガネも参加していました。
私達家族が見学に行ったのは9日です。
実は美術展の開催期間は娘の高校の期末テストと丸かぶりで、他の部が試験休みに入ってからも美術部員たちは制作を続け、試験が始まってから作品を搬入するというハードスケジュールでした。
二年目とはいえ毎度この時期はコメガネもピリピリして大変そうで、傍で見ていて可哀想でしたね。
本人的には締切に間に合わず、未完成品を出品することになったのが相当心残りのようで。娘の高校は、三年生はこの美術展に参加しないので、今回が最後になってしまったのも気の毒でした。




帰りに中華街で晩御飯を食べるつもりで、三時ごろに県民ホールに到着しました。
黄色く染まった銀杏並木が綺麗でした。


開場は、第1展示室 , 第2展示室 , 第3展示室 , 第4展示室 , 第5展示室。








ポスターから立体物まで様々な作品が展示されていました。


球体関節人形ですかね。本格的です。


娘の作品。




材料はレジンだそうです。
この状態で未完成。本当はもっと立体的になるはずだったそうです。
娘のお友達の作品も観ましたが、彼女も不本意な形での出品だったそうで。期末テストと被るのは痛いですね(-_-;)
ヘタに慰めるのも却って立ち直りの妨げになりそうなので、この日は娘のボヤキを黙って聞いていました。
でも、娘が自分で置いた場所から結構目立つ場所に移動してもらっていて、知らない見学者が撮影していってくれたりして、そういうのは良かったんじゃないかと。


中華街へ移動。
まだ明るいので少し散策してから、お店に入りました。










食べ放題もやっているお店ですが、私達は食べ放題ではなく、セットメニューに好みの点心を足して注文しました。






お店を出たらいい感じに天が暗くなっていました。
中華街は夜になってからの方が綺麗です。宵闇に赤い灯が映えるのですよね。


中華街に来ると必ずフルーツキャンディを食べます。




山下公園に移動。


夫のiPhoneで撮った氷川丸。






私のスマホだと氷川丸があまり綺麗に撮れませんでした。






















一通りライトアップを見てから帰宅。

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快晴の日本丸乗船・その2

2023-12-15 09:43:54 | 日記

家族そろって体調を崩したり、何やかんやとタイミングが合わず、前回の更新から随分と間が空いてしまいました。

今回は船内の様子から。
下層階は主に実習生の居住エリアと機関部。中層階は船長及び士官クラスの居住エリアになっています。


























通路はとても狭いです。








毛布の畳み方に遊び心があって、「ばら」とか「観音菩薩」とか名前が付けられています。
飾り毛布というのだそうです。














機関部食堂。










医務室。


手術室。
なんと航海中に盲腸の手術に成功したこともあるそうです。




厨房は意外と小さいです。


ホールには、ピアノが置いてあります。
後ろに見える赤いじゅうたんの廊下からが士官スペースです。






士官クラスの食堂。


天井のステンドグラス。




















階段を上がって、デッキの上へ。












無線室などを見学して終了。










さようなら、日本丸。

おまけ。
この日にみなとみらい地区で観たクリスマスツリーなど。


コレットマーレ内。




ワールドポーターズ内。














ランドマークタワー内。






これにて帰宅。

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快晴の日本丸乗船・その1

2023-12-02 09:57:58 | 日記
水曜にコレットマーレに用事があったので、それを済ませてからみなとみらいを散策しました。


この日は快晴だったのでお散歩が楽しかったです。








途中でちょっとずつ休憩をとりながら、みなとみらい一帯を散策してきました。ランドマークタワーやワールドポーターズ内のクリスマスツリー等を撮影しましたが、まずは日本丸の画像をまとめます。






日本丸に乗船するのは20年ぶりくらいです。
内部は記憶にあるより広くて思った以上に長く滞在できました。

日本丸は横肋骨方式リベット構造、鋼鉄補助機関付帆船で、船型は長船尾楼甲板、全通甲板は上甲板と第二甲板の二層です。
文化省が船員養成用の練習船として発注し、昭和5年に川崎造船所にて竣工しました。
戦中は緊急物資の運搬などを担い、戦後は引揚者の帰還や遺骨収集などで活躍しました。
昭和59年9月に2代日本丸が竣工し、54年に渡った日本丸の練習船用途は廃止され、横浜市に引き渡され、練習帆船として帆船日本丸記念財団のもとで保存・活用されています。
















文書・記録類や建造及び修理工事などに関する図面類が船内のいくつかの場所に展示されています。


舵輪。
日本丸は船体の前後2箇所に舵輪があります。


救命艇は六か所に設置されています。
































帆を操作するために多くのロープ類が美しく張られています。
それらはすべてこのビレイングピンという棒にとめられています。
























ここから船内に降ります。
あまりのキリの良いところではありませんが枚数が多いので今回はここまで。
残りは次回以降にまとめます。多分あと一回くらいで終了です。
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