観たくて観たくてウズウズしていた映画を
今夜「先行」のレイトショーで観て来ました。
ジョディ・フォスター主演の「フライトプラン」
1月28日に全国で封切られます。
私は先行でなかなか観ることはないけれど
この映画は残り一週間が待ちきれませんでした。
前評判通りの素晴らしい映画でした。
そして手に汗握る航空サスペンス映画の醍醐味を
思う存分味わってきました。
ベルリン発ニューヨーク行き。
時速数千マイルで高度1万メートルの上空を飛行中
事件は起きました。
飛行中のジャンボ旅客機の機内で
6歳の少女が忽然と姿を消したのでした。
容疑者は425名の乗客と機長、乗務員、エアマーシャル。
最新鋭の旅客機が史上最悪の戦場に変わりました。
舞台となったのはアルト航空E-474機。
2006年秋に世界初のオール2階建てのジャンボ機
エアバスA380型機がデビューするけれど
それを連想させるような旅客機です。
2階建て、らせん階段、800人の乗客を収容
7つの調理室、客室乗務員の休憩室
車29台分の翼幅、贅沢なバーやラウンジ
まさに「空飛ぶホテル」です。
少女を探すために旅客機内のすべてを見せる。
コックピット、メインキャビン、ファーストクラス、格納庫。
飛行機の好きな者にとっては
身を乗り出すほど興奮して嬉しい映像です。
私は目を皿のようにして観ました。
ジョディ・フォスターは実に存在感のある女優です。
「告発の行方」「羊たちの沈黙」で2度にわたり
アカデミー賞主演女優賞を獲得し
ハリウッドを代表する実力派女優です。
母子の物語としては前回の「パニック・ルーム」と似ている。
同じサスペンス、母子の繋がり。
けれど「フライトプラン」の舞台となった旅客機の
スケールの大きさには脱帽です。
飛行機好きならもう一度リピートして観たいと思います。
今度は機内の一部始終、すべて見逃さないように
そしてあの素晴らしい旅客機内を目の中に焼き付けたいと・・・
そんなことを思ってしまいます。
物語のテンポの速さが心地よい。
彼女の迫真の演技のアクションも見逃せない。
すべてにおいてパーフェクト!
私にとって最高に楽しめた映画でした。