![Yamato1 Yamato1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/c5/0a3db808365d1f2a97aa9b7aae7ac5fa.jpg)
今日はお正月に観た映画の中から・・・。
三日に暮れから観たい観たいと思っていた映画
「男たちの大和/YAMATO」を観て来た。
心に残る映画だった。
![Yamato3 Yamato3](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/b4/46c6756432885550139a9cc60e607a0e.jpg)
戦争を知らない時代に生まれた私には
戦争を語る術(すべ)もないけれど
私はこの手の映画を観ると胸が痛くなる。
そしてお国のために散っていった人たちのことを
思い、残された家族の気持ちを思いやるせない。
「パールハーバー」
「ローレライ」
「男たちの大和/YAMATO」
いずれの映画にしても切ないほどの大和魂の男たちを感じる。
あの時代はこれほどまでに純粋に生きられたのかと。
揺れる気持ち、心の葛藤はあったはずなのに
自分の命への潔さはどこから生まれてくるのだろう。
桜が咲き誇る4月
故郷を後に、戦艦大和は永遠の海へと旅立っていった。
「男たちの大和/YAMATO」のまず凄いのは戦艦大和だ。
その姿は実に美しい。
その美しい戦艦大和の上で若者たちが死に方を考え
生きることへ惜別する。
海に向かって泣きながら叫ぶ言葉は
お母さんであり、妻の名前であり、恋人の名前だった。
![Yamato2 Yamato2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/3d/12a8a3e7cb0e3202d38e58a249565bc0.jpg)
戦後60年の節目の昨年公開された(12月)
この「男たちの大和/YAMATO」は
総制作費25億円を投じて作られた。
空前絶後のスケールだ。
スクリーンで戦艦大和を見た瞬間から
先ずこの巨大な大和に魅せられる。
エンディングで流れる長渕剛の「CLOSE YOUR EYES」は
この映画の台本を読んで長渕が書き上げたもの。
大和魂の本質を長渕らしいラブバラードで歌い上げた入魂の作品。
心に沁みる。
大和を沈めて60年。
忘却への節目の年にキャストたちの迫真の演技は
私たちの次の戦争を知らない若い世代にも
この映画を観れば死者の声が聞こえてくるに違いない。
乗組員の彼らが身につけていた
規律、勇気、礼儀正しさ、国家への忠誠心
正確明晰な言葉使いを自分たちも身につけたいと思うだろう。
二十一世紀の若者たちが日本人固有の美質を取り戻し
伝統を重んじて、再び「誇り高き国」に盛り立ててくれれば
大和で散った戦没者へのはなむけになるのではないだろうか。
正月早々久しぶりにいい映画を観たという実感が
心に広がっていった。
![Yamato4 Yamato4](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/93/982d3ee4db1379290438087c2f86b26e.jpg)
![Yamato5 Yamato5](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/c0/32425c19867a136f23c314b5d3a6d0c6.jpg)
![Yamato6 Yamato6](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/8a/7c10ced1d846b9a0a97a6706645f29f3.jpg)