マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

ミュージカル レ・ミゼラブル

2006年01月08日 | 観劇・ライブ
Miserable1

昨夜、ミュージカルを観て来ました。
フランスの文豪、ビクトル・ユゴー原作の
「レ・ミゼラブル」です。
この小説を読んだのは確か小学校高学年の頃。
ああ無情、レ・ミゼラブルはあまりにも有名な作品でした。

物語の詳細はすっかり忘れていたけれど
ミュージカルを観ていく途中でひとつひとつ思い出していきました。

Miserable4

空腹に耐えかねた家族と幼い妹のために
少年がパンを盗んだところから物語は始まり
20年近い囚人生活を送る。

出所して路頭に迷ってたどり着いた教会で
初めて人間らしい扱いをうけながら銀の食器を盗み
恩をあだで返そうとしたジャン・バルジャンが
警官に伴われて神父の前に引き立てられた時
教会の神父は彼をとがめるはどころか逆に
「これも忘れていたね」と銀の燭台をジャン・バルジャンに与えた。

Miserable5

この神父が与えた燭台は
ジャン・バルジャンが社会の泥沼に追い込まれ
次第に屈折し凍り付いていた人間観を解かし
その後、彼の歩むべき道を
明るく照らし心に暖をもたらしてゆく
ところが運命はジャン・バルジャンに次々と試練を与え続ける。

運命に翻弄されながらも強く生きてゆくジャン・バルジャン。
物語は最後まで息をつけない展開でした。

しっかりとした原作のミュージカルは観ていて引き込まれる。
今回は運よく前列から6番目の中央の席を確保出来ました。
役者の息づかいまで伝わってくる。
迫真の演技が繰り広げられて、アッという間の3時間でした。

今年の初ミュージカル♪

観終わった後、梅田で食事をしながら
あれこれ感想を語り合った。
これもまた私の楽しいひとときなのです。
熱燗が五同六腑に染みてくる。
冷えた体やハートをゆっくりゆっくり温めてくれました。

Umeda060108

Miserable2

Miserable3




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