そんなものを、
最近、私は感じるのです。
例えば、
今海外で人気の「シティポップ」。
なぜか、80'sの日本のミュージック。
山下達郎、竹内まりや、ユーミン、松原〇〇、その他、
そういう日本のアーチストの音楽が大人気だという。
まあ、それはそれで好いでしょうね。
ですが、
どうして?という疑問が出るでしょう?
そこを考えると
また新しい原理あり思想なりが生まれるのではないか。
そういう思いから、
ひとつ文章を書いてみたいと思うのです。
一言にそうは言っても、
Jポップのことについて話そうとすると、
なかなか深い流れがあるようです。
ですから、
それらの歴史を説明していくと、
それらは私の手に負えないものとなるので、
結論だけを述べたいと思います。
少し丁寧に説明させていただくならば、
占星学的な観点から言うと、
私はピッセスの時代の終わりはいつか?
そして、水瓶座の時代の始まりはいつか?
その点に長い間、
興味を持って調べていたんですね。
そこで分かったのは、
西暦2,000年が、
ひとつの時代の転換点だったということです。
そして、
1929年から、
ピッセス最後の29度域に入ることが分かったのです。
それも検証しましたので、
また機会が有れば、
改めて説明した意図は思いますが。
(そこで、これは余談ですが、
松村潔氏の説によれば、
新しい時代の5度前あたりから、
次の時代の影響が入ってくるというのですね。
すると日本で言うと、
西暦1,650年辺りからということになりますがね。)
話を元に戻して、
1929年は世界恐慌の始まった年でした。
この世界恐慌をきっかけに、
世界は大終末戦争へと突っ走っていったのですね。
そして見事に、
日本は西洋列強諸国の連合国にやられました。
その後、長い間、
日本は戦後という名の賠償期間を過ごしてきたのです。
29度という度数は嘆きの度数と言われています。
本当に人類にとっては、
悲しい歴史を刻んでしまった時代でした。
戦後、高度経済成長を遂げて、
日本はアメリカの占領政策の影響で、
急速にアメリカナイズされていきましたね。
それは音楽というジャンルでも目に見える形で分かりますね。
フォークソングからロックという形態の音楽が流行りだして、
1970年半ばごろには、
反戦歌フォークから、急速に新しい洒落た音楽が生まれてきました。
それがニューミュージックという形で出てきたわけですね。
そしてさらに新しい形の音楽が出てきた。
それが都市型音楽とでも言いましょうか、
洗練された音楽だったわけです。
それは松任谷由実とか山下達郎とか、
その他のさまざまな面々の作品だったわけですね。
ところが今、
その日本的シティポップミュージックが、
世界的な広がりを見せているというわけです。
同時に、
「君は何しに日本へ?」という有名な動画でもあるように、
日本のアニメや古い都や、
そういうものに憧れて、日本にやってくる人たちが、
実に多く出てきました。
それは決して偶然ではないように思われますね。
日本への関心・興味、東洋への関心や憧れ、
そういうものが生まれて来ている。
これは『東洋回帰』と言ってもいいのかもしれません。
また、
「光は東より!」という言葉の一現象でしょうか。
とにかく、
日本独自のものに関心が向けられるようになった。
それが今の時代であると言えるかと思いますね。
ところが、
かたや、五輪オリンピック委員会で、
元森会長が「女性蔑視発言」をしたということで、
かなりのバッシングを受けて辞任しました。
これは日本に対する、
かなり大きなマイナスイメージかと思われます。
ですが、
これも反対から見れば、
旧体制そのままの組織に、
風穴を空けたと見ることもできるのです。
どの組織も長老がトップに立って、
旧態然たる考え方で組織を取りまとめていく。
それが今回の、元森委員長の「女性蔑視発言事件」であった
と考えられます。
日本は島国にですから、
古い慣習が残りやすいのでしょう。
それまでの考え方が通用しやすいのでしょう。
そして、
その体制を維持しようとする風習も残っているわけです。
能力のある若手は、
打たれる杭になることを恐れて、
黙って、
老いたトップたちのグループの言う通りになる。
今は、そういう時代ではないんだということを、
今回の事件は示しているのではないか?
もっとも、
今回の事件をきっかけにして、
若手の人たちが名乗りを挙げてくるでしょうし、
周囲の関係者も、
若い人たちを後任にするように動くと思われますね。
それほどに、
世界の人々のバッシング、
そして風当たりというものは強いようですね。
そういう旧態依然とした考え方は絶対許さない!
そういうことなのでしょうね。
そして、
新しい時代である「アクエリアス」は、
平等・公平・博愛・光明を建前とした時代なんだということですね。
それらのことを考えるとき、
最近、なにか新しい風?というか、
光というか、兆しのようなものを感じるのですね。
この予兆に乗っていきたいと、
私は思っています。
新しい時代は、
日本にも順風に押してくれているんだと。