玉川な日々

一日の疲れは玉川に流して・・・

放射能の怖いの迷信

2011-10-03 22:14:40 | 左様出尾蛇瑠
ウォール街のデモは全米へ拡大していますが、ロンドンの証券取引所でも10/15からやるようです。いつ東京でやるんでしょうか??

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さて本題ですが、ウェード・アイリン著「放射能と理性」峯村利哉訳、徳間書店を読みました。

イギリス人らしく、とにかく回りくどいというか、もったいぶったというか、説教たらたらというか、忍耐一番と言い聞かせながら読みました。

要点は2つ、

1)放射能が人体へ及ぼす損傷がゼロから線形に効くというLNTはデタラメ。したがって現在の放射線の安全基準(ICRPの1ミリシーベルト/年)は間違い。

2)もっともデータがそろっている放射線治療、および細胞の自己修復機能を考慮すると100ミリシーベルト/月で充分安全。

またホルミシス効果(低線量は人体に良い、ラドンなどの自然界放射能の効用)についても放射線の線量が低すぎて誤差やバラツキの範囲とおもわれるので懐疑的な見解です。

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論点はまったく納得です。原発以降メディアに湧いて出た、にわか解説者はほとんどデタラメで儲けやがったなということ。

科学ってコペルニクスの地道説じゃないですが迷信にまどわされないための学問なんですが、いまだに迷信には勝てませんね。

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とにかく恐怖の放射能にしておかないと核兵器の威力もしぼみますから