玉川な日々

一日の疲れは玉川に流して・・・

朱に交われば黒くなる

2008-08-25 23:44:05 | 社会・政治
「北京五輪は成功したか?」

これが今日のリスナーアンケートだった。(1)

全体の結果は最後まで聞いていなかったのでわからない。

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「成功であり失敗だった」という意見が読まれた。要約すると

成功: 悲惨な国民生活とまったくかけ離れたものでも「華やかなオリンピックを演出できた」こと

失敗: 政治と五輪は別といいながら「徹底した虚飾。政府動員観客による応援。政治を持ち込んだの中国政府だった。」

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今日の番組ナビゲータは 政治ジャーナリストの角谷浩一氏。

読者のよせたコメントに対して 次のように中国を擁護していた。

「体制が違えば価値観も違う。自由主義の価値観で 批判することは できない。」

と言う意味のことをいっていた。(開会式の偽装や下劣な野次に対して)

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政治記者は政治家と親しくなる。今日も民主党の藤井最高顧問のインタビューを流していた。

親しくなりすぎるため、客観的な見方ができなくなっていく。

まるで堕落した政治家の擁護・宣伝マンという感じの方でもある。

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角谷氏は政界に顔のジャーナリストでアナウンサーもできる 貴重な存在ということで

FM横浜でも金曜朝に番組を持っている。嫌いではない。よく番組は聞いている。

なぜなら、金曜に J-Waveにジョン・カビラが帰ってきて やたらと長い番組をはじめたから。

朝は 別所哲也 > 角谷浩一 > ジョンカビラ > 栗原治久 なのだ。

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暴力団の価値観で 対立する 組織を壊滅するために 殺人を犯す。

その暴力団を擁護し、価値観が違うから 泣き寝入りせよといっているのと同じ論理を展開する。

ジャーナリストも、商売というのは分る。

しかし、取材対象の価値観に従った提灯記事を配信するなら ジャーナリストの看板はおろしてもらいたい。

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「朱に交われば黒くなる」

日本もマスコミすべてに贈る言葉ではないか。



参照
1)J-Wave「Jam The World」を聞いて