玉川な日々

一日の疲れは玉川に流して・・・

開かずの踏み切りは日本政治の象徴

2008-08-06 13:20:35 | 国内ニュース
4日大阪府高槻市の踏み切りで男性が死亡した。(1)

一時間に最大50分間遮断機が下り続ける、いわゆる開かずの踏み切りだ。

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鉄道は明治時代、文明開化のシンボルだった。公共性が高いため優遇されていることは分かる。

しかし 国営鉄道であろうが民間私鉄であろうが 住民の基本的人権を無視して営業していいはずがない。

複数の路線が集中する踏み切りであっても、コンピュータ時代に 踏み切りの下りる時間を考慮した

ダイヤ編成は可能なはずである。国土交通省が鉄道営業法を改定すればいいだけである。

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大企業の営業が 住民の基本的人権である快適な生活をおくる権利を 侵害してもいいのか。

鉄道が最初にあって、そこに踏み切りをわざわざ作って 住民の通路を作ったわけではあるまい。

鉄道会社は 踏み切りが連続して 長時間遮断機が下りないような ダイヤ編成をするべきだし、

それができなければ、高架にするか 代替迂回交通手段を無料で踏み切り利用者に提供するべきだ。

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当たり前のことが まったく出来ない 日本政治の象徴だと 踏み切りを通るたびに 思う。






参照
1)1時間に約50分、「開かずの踏切」また死者…高槻、読売新聞、8月5日