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特定秘密保護法の廃止を求める決議が可決!!

2013-12-12 17:04:17 | Weblog

会津若松市議会の12月定例会、12月12日の本会議で「特定秘密保護法を廃止する決議について」が15対14の賛成多数で可決されました。社民党・市民連合市議団が各会派に呼び掛け提案したものです。私の提案理由の思いは次にとおりです。「特定秘密の保護に関する法律は、衆議院につづき良識の府である参議院においても強行採決されました。衆議院で強行採決した前日の11月25日は福島で地方公聴会が開催され、与党の推薦した意見陳述人を含め7人全員が「反対・慎重」の意見で法案に賛意を示す意見はありませんでした。しかし、原発事故に苦しむその福島県の実情を訴えた願いは取り入れられることなく、強行採決に至りました。何のための公聴会なのかわかりません。さらに、審議は26日に参議院に送られましたが、同じように質問途中での審議打ち切り12月5に委員会での強行採決、6日深夜の本会議で成立となったものです。特定秘密の保護に関する法律は、基本的人権である国民の「知る権利」や報道・取材の自由を侵害し憲法の基本理念に反していることや何が特定秘密にあたるのかは行政機関の長の判断で恣意的に秘密の範囲が際限なく拡大する危険性をもっています。そして、福島県民にとって情報開示が当然である原子力発電所の情報についてはテロの標的にされる恐れがあるとして、「民主・自主・公開」の原子力3原則に反し秘密とされる可能性もあります。また、チェック機関も政府内に置かれた官僚中心組織であり多くの欠陥を抱えています。秘密の期間も問題です。いずれにしても、国民の大多数が国会でのさらなる慎重審議を求めたにも関わらず、僅か1ヶ月で強行採決されたことは民主主義を否定するもので、将来に禍根を残すものであります。成立後に出された世論調査を見ても、国民の声は明らかです。よって、国民の基本的人権の侵害の恐れのある「特定秘密の保護に関する法律」については、国民の声を十分に踏まえ直ちに廃止すべきです」。これからもあらゆる場で、この悪法廃止に向け多くの方にアピールしていかなければならないと思います。まさし

戦争と平和を考える会

2013-12-12 16:31:57 | Weblog
12月8日、戦争と平和を考える会が開かれ、今後1年の活動を確認しました。その後、講演会が開かれ、桜の聖母短大教授の二瓶由美子さんから、憲法や特定秘密保護法の問題点について、お話を伺いました。二瓶教授は今回の福島の公聴会で意見陳述した7名の一人で「法案の廃案を求める。全国で公聴会を開き、多くの意見を聞くべき。権力によって抑圧されてきた人類の歴史を教訓とし、憲法は表現の自由を明記している。そのあtめには情報へのアクセス権が必要だ。今回の流れは時の流れに逆行している」と訴え、公聴会後、「結論ありきありきの対応。国民の意見を聞いたというアリバイづくりに利用されたと感じた」との指摘された方です。講演の中で二瓶教授が紹介されていた映画「ハンナ・アーレント」が深く印象に残りました。、数百万人のユダヤ人を強制収容所に送り込み、死に追いやった責任者アイヒマンを記事にしたユダヤ人政治哲学者ですが、彼女はアイヒマンを「アイヒマンは想像したような凶悪な怪物でなく、平凡な人間だったのではないか」と「悪の凡庸さ」について書いています。さらに、「アイヒマンは人間の大切な質を放棄しました。それは思考する能力です」「思考が出来なくなると、平凡な人間が残虐行為に走るのです」と話しています。特定秘密保護法は、まさに人間の思考にクサビを打つものです。悪法の廃止に向け、声を挙げていきましょう。まさし