音楽の喜び フルートとともに

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デニス・ブリアコフ リサイタル

2009-09-02 20:45:47 | コンサート

今日は、梅田でレッスン&Kさんとデュオの練習。
淀屋橋の上を歩いていると、環境整備のボートが大阪の町をきれいにする為の船らしいです。暑い中、水上のおじさんたちは気持ちよさそうに見えました。
 大阪市役所を通ると、役所の駐車場の前に看板を持った男性が立っていました。「一日1000円」平松市長も役所の人も、借金削減に努めているようですが、ため息まじりに「あの金でなにが買えたか?」と思ってしまう世代です。

お金があるか、無いかに関らず、お金の使い方でその人の文化がわかる。といった人がいました。そして、すべての文化は、予防である、と。治療や、罰ばかりではなく、心や体を健康に保つために、美しいものや、元気になるもの。人と関り、人の尊厳をとりもどしてくれるもの。そういうことにお金を使って欲しいと思います。

コンベンションで最終に参加したのが、デニス・ブリアコフ リサイタル
1981年、クリミア生まれ ピアノ 中村純子
広い胸郭と安定した腹。がっちりとした骨格で全くぶれがなく、タンギングも細かい動きも明瞭に聞こえました。
J.Sバッハ パルティータは、アクティブ。生きの良い楽しいバッハでした。
ベームのグランド・ポロネーズはテンポ良く華やか、ちょっとベームにしては真面目。
フォーレは重厚。
白眉はチャイコフスキーの協奏曲 Op35一楽章。ヴァイオリンの編曲ものですが、とにかくすごい。こんなフルートは初めて聴きました。
格闘技、それも柔道や合気道のような感じが・・・。とにかくスペシャル。よかったです。



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