音楽の喜び フルートとともに

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水の戯れ

2024-09-07 21:00:00 | 近代
朝、子育てサロンのスタッフYさんとファミリーポートひらかたへ行きました。

お目当ては、これ。

次の火曜日に子育てサロンで使うボールプールを借りに来ました。

本物のプールには敵わないけれど、ひんやり冷たくてコロコロの感触は子どもたちに人気です。

サロンの子どもたちにも味わってもらいたくて!
プールの囲いはポートのスタッフのみなさんが作った牛乳パックを布で包んだ普段は椅子に使っているものです。
動物や電車の模様がついています。
子どもたち喜んでくれるかな?

殿二校区子育てサロン 毎月第二火曜日(8月は無し)10:00-11:30
会館トノ二 申込み不要 無料
子育て中の保護者と子ども、妊婦さん、ぜひおいでください。
子育て仲間と出会いませんか?

モーリス ラヴェル(1875-1935年)フランス共和国シブール生まれ、フランス共和国パリ没

『水の戯れ』(みずのたわむれ、仏: Jeux d'eau)は、ラヴェルがパリ音楽院在学中の1901年に作曲したピアノ曲です。

当時の作曲の師であるガブリエル・フォーレ(1845〜1924年)

に献呈されました。
初演は1902年4月5日、サル・プレイエル


で行われた国民音楽協会主催のリカルド・ビニェス
リカルド・ヴィニェス(左)とラヴェル
ヴィニェスはラヴェルやドビュッシーの初演を数多くつとめた優れたピアニストであり、文学にも造詣が深く、ラヴェルに影響を与えました
のピアノ・リサイタルで『亡き王女のためのパヴァーヌ』とともに初演されました。

ホ長調、4分の4拍子、8分音符=144、きわめて優しく。

ラヴェルは「テンポ、リズムも一定なのが望ましい」書いています。

楽譜の冒頭に、「水にくすぐられて笑う河神(ポタモイ)」というアンリ・ド・レニエ(1864-1936年)

の詩の一節を題辞として掲げています。

曲の構成はソナタ形式。
また、七の和音、九の和音、並行和声が多用されており、初演当時としてはきわめて斬新な響きの作品でした。

実際初演時には『亡き王女のためのパヴァーヌ』と比較され、耳障りで複雑すぎるとの評価がくだされました。

出版時には「まったくの不協和音」というカミーユ・サン=サーンスの酷評をも招きました。

しかし、今日では「水の運動と様態を描いてこれほど見事な作品はあるまい」(三善晃)などと高い評価を得ています。
また、ピアノ音楽における印象主義の幕開けを告げた作品とされています。

ラヴェル「水の戯れ」