今日は心と体のセミナー。島本町にあるセミナー会場にいくのには、枚方から木津川、淀川、宇治川の合流地点を渡って行きます。
川の中州にある瀬割り堤は、桜の名所。
信号で止まった時に、撮りました。見えるかな?
手すりの上の白いかすみのようなのが桜。まだ、1割くらいしか咲いていないように見えますが、もう、花見の人たちが、ちらほら。
待てない気持ち、わかります。
心と体のセミナー。
演奏のフィードバックに夢中になって、気がついたら、人間関係が最悪。
そんなことが、よくあります。
思春期の頃を思い出してみると、高校の頃、吹奏楽クラブにいて、先輩のフルートがとてもうまかったので、どうやったらあんなにうまくふけるんだろう?とすきさえあれば、じっと見ていると、「ちょっと、来て。」と先輩に呼び出され「じっと、見られて怖い。何考えてるの?」
と言われ、黙ってしまった。と言うことがありました。
そのとき、自分の欲しいものだけを見ていなかったか?物欲で見ていなかった?
それをする人を、賞賛と憧れで見ていれば、そういう結果にはなっていなかったかもしれない。
短期目標=そのものだけを見ていると、結局それは手に入らない。
たとえば、音楽をする目的は何か?技術だけを上げていて、それは手に入るのか?
音楽をするのは何のためなのか?
学び方が間違っていないか?
問題を見つけて、不安を解消する、解決するために時間を費やしてはいないか?
あるいわ、競争に勝つために、関心をあつめたいために使ってはいないか?
所属感のために使ってはいないか?
研究したり、発見したりする喜びや、楽しさがないということはそのいずれかかもしれない。
「動物に比べれば われわれに本能なんてないに等しく、ただ学習能力だけがある。
学ぶときに大事なことは、なにを学ぶかではなく いかに学ぶかなのです。
レッスンをやらないで 学ぶことはできない。
レッスンには、自分にとって 何が正しいかを感じ取り体験させてくれるプロセスがある。」モーシェ・フェルデンクライス