明治の香りを建物から

清華亭、札幌の地にて現存する、

明治初期にて建設された建造物の１つとなっています。



この建物が竣工されたのは、1880年…

中島公園内にて現存されている豊平館、この建物と同期に当たります。

清華亭の建物がある場所、現在の大通公園のルーツである偕楽園、

ここは、都市型公園の発祥の地であり、

そして、過去には、開拓紀念碑もこの場所に

建立されたと言われています。


清華亭は、JR札幌駅北口より徒歩にて10分にて移動できる場所にあり、

写真で見たこの建物の姿、都会の中心部にあることを忘れてしまいそうな…

そんな佇まいをみせてくれています。

また、この建物は、1881年に明治天皇が来道された時に

休憩所として使われた経歴があり、由緒のある建物でもあります。

清華亭、開拓使との深い関わりを持っている事を、

この建物の玄関口に見られる北極星の飾りがそれを物語っています。

清華亭から伝えたい建物のスタンス、それは、和洋折衷、

内部や外部からその事を知ることができると、

そんな思いがある次第です…