lie to me 3

映画(海外メイン)・洋楽(HR/HM)など日々徒然のハマっているものごとの覚え書き

偽りの人生@日比谷シャンテシネマ 07/13/13

2013-07-14 17:22:32 | 映画・ドラマ
公式サイトはコチラ。

アラゴルンじゃなかった、ヴィゴ・モーテンセンの新作を観に日比谷まで行ってきました。
シャンテ(デパートのほう)がセールやってて呼び込みがめっちゃうるさかった。。
私が観たのは15:10~の回だったけど、その前の回を観たと思われる人に「ぴあ」が出口調査をしていました。
公開最初の土曜だったからかな?



一卵性双生児の兄弟をヴィゴが演じるサスペンスドラマ。

スペイン語の台詞としっとりと陰鬱に終始流れるBGMがとっても眠気を誘う映画です。
…いや、私が個人的に疲れていただけなんだけどさ。
始まってすぐ寝ちゃったのよこれが!
多分5~10分くらいだけど。

だから



こんな人、観てません!こちら弟さんの方、アグスティンさんになります。言いにくいな。
パンフによるとスーツの素敵な姿の弟さんのシーンもあったみたいね…私が観たのはひたすら髭な人達だけだったわ(泣)
いいけど、ペドロ兄貴はかっこよかったし!



風呂で煙草もビールもやりながら読書を嗜む兄貴。ステキ。
まあ、この後もろもろ不幸になるけど。
以下ネタばれ。



そんな兄貴は末期癌で8年ぶりくらいに弟に会いに来たと思ったら「自分を殺してくれ」といって銃を渡す。
弟びっくり。弟ちなみに優柔不断ちゃん。
でも意外と衝動にかられる質でもあるので、風呂場で勢いで兄貴をやっつけて「これっておにいちゃんと入れ替わっちゃえば、それまでの自分にオサラバ出来ちゃうんじゃない?」とおそらく考えて死体放置、実家の島へ帰ってしまう。
ちなみに弟くんは結婚してるけど、嫁と喧嘩して引きこもってたとこだから、絶対逃げたかっただけだと思う。
しかし兄には弟に話していない彼の生活があったわけで、島(村か?)ではちょっと鼻つまみ者みたいで、そうそううまくはいかんし。

 

とか言いつつも、21歳!の可愛いお姉ちゃんとイイ仲になったりして無口な割りにやるじゃん、なアグスティン。
ところでペドロ兄貴は鼻つまみどころか「誘拐」を生業にしていたらしく、ある日警察にパクられちゃう弟アグスティン。
そこで嫁が面会にきて兄と入れ替わってるのがバレちゃう!「アンタ一体何がやりたいのよ!」と観客の心を代弁してくれる嫁。しかし嫁のくだりはこれで終わってしまうのだった。

誘拐ビジネスのリーダーはペドロの幼馴染アドリアン。



あらちょっとイケメン。
こちらアドリアンさん、ペドロのことは昔からだーーーい好き、アグスティンはだいっきらい!なので、ちょっと一緒にいれば入れ替わってるのバレバレ。
しかも21歳の彼女の昔のオトコでもあるのだった!狭い社会はこわいね。
まあこのあとなんだかんだとごちゃごちゃして、アドリアンと対決するアグスティンというラストに至るのだった。
ネタバレおわり。


いやー、美しい画面満載の映画でしたね!
ちょっとヴィゴが髭ヒゲだったけどね!煮え切らんオトコだったけどね!ちっとも共感できんけどー、でもまあこんなもんか?いやいや最初のとこがおかしいでしょ、なんで兄ちゃんと入れ替わりたいのよー。
と思ったけど、パンフを読んだら私が寝ていた間に「今の物質的には満たされた生活が彼(アグスティン)にとっては『偽りの人生』だったのだー」などと書かれていたのできっとそうなのだろう…映画は寝たらいかんな。




原 題:Todos tenemos un plan
製作年:2012年
製作国:アルゼンチン・スペイン・ドイツ合作
配 給:ブロードメディア・スタジオ
上映時間:117分



コメント
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