暖かい日が続いています。
桜もそうですが、いろいろな花が咲き乱れ、まさに春爛漫という感じですね。
そんな中で、我が家のお向かいさんに不幸があったようなのです。
(ようでなのです・・というのは、直接聞いたわけではありませんので)
90歳を超えたご主人が、闘病中と言うことは知っていましたので、様子が気になってはいたのですが・・・。
でも、最近は、奥様ともお嫁さんとも顔を会わせる機会がほとんど無く、そのままになっていました。
ところが、先日、息子さんが黒い服を着て、位牌を持って、2~3人の男の人と一緒に車から降りて来るのを見かけました。
「ああ、とうとう、ご主人は亡くなられたのだわ・・・」と、その時、私は思いました。
私は、特に、よそ様の家のことに関心があるわけではありませんし、むしろ意識しないようにしています。
でも、我が家のリビングは二階にあり、レースのカーテンを閉め切っていても外の様子がよく見えるため、お向かいさんに動きがあれば、何となく分かってしまうのです。
私は、自分が夫を亡くしたときのことを思い出し、奥様に一言お悔やみを申し上げたいと思いました。
でも、あれから二週間も経つのに、お向かいさんからは何の連絡もありません。
多分、コロナ禍にあって、通夜・葬儀などはお身内だけで済ませたのだろうと思いますが、それにしても・・・。
お向かいのご夫婦と私達夫婦は、一廻り以上も年齢が離れていたため、それほどの深い付き合いはありませんでした。
それでも、ご近所同士の良い関係は保てていたと思っています。
でも、それは、私の独りよがりだったのかしら・・・?
お向かいは三世帯同居で、今は息子さんの代になっているし、若い人には若い人の考えもあるのだろう・・・と思うことにしていますが、何となくモヤモヤとしているのも事実です。
私の息子達は、先方が何も言わない限り、こちらからは何も聞かない方が良いのではないか・・・と言う意見ですが、はてさて、どうしたものでしょうか?
ご近所づきあいは難しい・・ですね。(>_<)
庭のチューリップを仏前に供えながら、夫にだけは報告をしました。
「お向かいのご主人が、あなたの近くに行きましたよ!」・・・と。