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つれづれなるままに・・

日々感じたことを武蔵野の地から発信したいとおもいます

栗ご飯・・・

2020-09-30 22:29:20 | Weblog
栗ご飯を炊きました。

と言っても、自分で栗を剥いて、1から手作りしたものではありません。
『国産の栗を使った料亭の味を手軽に・・・』と言う、うたい文句に惹かれて、『栗ご飯の素』をお取り寄せしてみたのです。

餅米に混ぜて、炊飯器のおこわモードで炊くだけの、本当に手軽なものでした。

そして、確かに美味しくて、『料亭の味』だと思いました。
老舗料亭のシェフが監修したものだと言うことも頷けます。

でも・・・。

みょうな言い方かも知れませんが、美味しすぎるのです。
美味しすぎて、逆に、何か、物足りない気がしました。

私が子供の頃に食べた『栗ご飯』は、もっと、ずっと、素朴な味だったように思います。
きっと、栗そのものが、昔と違ってきているのでしょう。

栗に限らず、野菜でも果物でも、最近のものはどれも美味しいですよね。

でも、時々、昔の素朴な味のものが懐かしくなるのです。
トマトなども、今のフルーツのように甘いものではなく、昔の青臭いトマトが食べてみたいなあ・・・。

こんなことを思うのも、私が年齢を取ったと言うことなのでしょう・・・ね。



親孝行のかたち・・・?

2020-09-29 22:21:39 | Weblog
我が家の息子達、思いもかけない時に、ふらりと現れては「お腹が空いているんだ、何か食べさせてよ!」と言います。

彼らが結婚した当初は、私も嫁に気兼ねをして、「彼女が待っているから家に帰って、彼女と一緒に食べなさい」と言って帰していました。

私自身、結婚当初は、夫の実家とスープの冷めない距離に住んでいましたが、夫が一人で実家で食事をしてくることを好まなかったからです。
満足に料理も出来ない自分を棚に上げて、結婚した以上は、夫は妻の作るものを食べるべきだと思い込んでいました。

今、思えば、自分の固定観念に縛られて、あるいは一生懸命すぎて、気持ちに余裕がなかったのかも知れません。

それに比べれば、今の若いお嫁さん達のなんとおおらかなことでしょう。

自分の夫(私の息子)が実家で食事をしてくることを、少しも嫌がらないどころか、むしろ、食事の支度をする手間が省けて「ラッキー!」と、捉えているようにさえ見えます。
(自分も仕事をしていて、忙しいと言うこともあるのでしょうが)

それが分かってから、私も、嫁に遠慮がなくなり、息子が来る度に彼らの好物を食べさせたいと思うようになりました。

といっても、いつも予告なしでふらりと現れるものですから、あり合わせのもの、しかも手間のかからないものばかりですが。


昨日も、いつものようにふらりと現れた長男。
いつものように、あり合わせのものしか有りませんが、ご飯だけは炊きたての熱々を出してあげました。(しかも、新米で!(*^_^*))

「うちのご飯は、美味しいねぇ!」

2カップも炊いたのに、お釜が空になるほどの食欲です。

そんな息子を見ていて、ふと、思いました。
息子達は、たまに実家に来て、母親の作ったもの食べることが『親孝行』になると考えているのではないか・・・と。

確かに、息子のために食事を作り、それを食べさせることは、私の張りにもなるし、嬉しい事に違いありません。
となると、やはり、『親孝行』の一つの形だったようですね。


おおっ! 我が息子達のなんと親孝行な事よ! (*^_^*)(*^_^*)



孝行息子のために、食後のデザートのメロンは、少し大きめにカットしました。(*^_^*)             
               ↓
       






夫が亡くなって・・・(もうすぐ一周忌です)

2020-09-27 21:08:02 | Weblog
夫が亡くなって、もうすぐ一周忌を迎えます。

つい、昨日の事のような気もするし、はたまた、遠い昔の出来事だったような気もして、この一年間は不思議な時間の感覚の中で過ごしてきました。

この間、コロナの影響でお墓の工事が遅れたことも有り、夫の遺骨は自宅の和室に安置したままでしたが、その遺骨も、一周忌法要の機会に納骨をするつもりでおります。

リビング脇の和室は、いつも襖を開け放ち、遺影や遺骨が目に触れるようにしてありましたが、その遺骨がなくなると、今度こそ、夫が遠くへ行ってしまうような気がして、いまから、寂しさが込み上げてくるようです。

そんなことを、ある人に話したら、『分骨』をすることを勧められました。

「ああ、そんな方法もあるのか・・」と、早速、仏具店に行って骨壺を買ってきました。
ほんのひとかけらの骨が入るだけの、小さな、小さな、骨壺です。

それでも、それがあれば、夫がいつも家に居て、私達家族を守ってくれるような気がして。。。

一周忌法要の折りに、お坊様に分骨をしていただくつもりです。


ところで、今日は、嬉しい事がありました。
友達が、「ご主人に食べて欲しくて・・・」と、手作りケーキを届けてくれたのです。
(タイトルの写真)
納骨をしてしまうと、食べてもらえなくなるからと。。。

彼女は、子供同士が同学年という関係のママ友ですが、今では、姉妹以上に気のおけない関係となりました。
何も言わなくても、なぜか気持ちの通ずるところが有るのです。

今日のケーキもそうでした。
私が夫の納骨のことを考えて、少し、しんみりしていたときに、ケーキが届いたのです。
すぐに、仏前に供え、私も一緒にお相伴しているうちに、気持ちがスッと晴れていきました。

本当に、友達って有り難いものですね!


夫の一周忌法要及び納骨は、一週間後です。



歯医者は苦手で・・・

2020-09-25 14:47:00 | Weblog
皆様のブログを拝見していると、必ずと言っていいほど、何人かの方が「今日は歯医者の予約日で・・・」と言う記事をUPされていらっしゃいます。

そして、その、ほとんどの方が、「歯医者は苦手で・・・」と続くのですが、それらを目にする度に、私は、つい、ニンマリと。。。(*^_^*)

私の夫は歯科医師でしたが、「誰でも、美容院などには喜んで行くのに、歯科医院に喜んで来る人は居ない・・・」と、いつも、ぼやいていたのを思い出すからです。

確かに、「歯医者に行くのが好き!」と言う人は、皆無ではないかも知れないけれど、少ないでしょうねぇ・・・?

私だって、嫌ですもの。
出来れば、避けたい! (>_<)

となると、夫は、世間に嫌われる職業だったのでしょうか・・・?


いえいえ、『痛みが治まった』とか、『噛み合わせが楽になった』とか、『入れ歯の調子が良くなった』とか、喜んで下さった人も多い筈・・・と、私は信じています。

今日の、マスカット(↑)とメロン(↓)も、昔の患者さんが『先生のご仏前に!』と届けて下さったものですから、嫌われてばかりでもなかったと言う証拠になるでしょうか・・?
 (*^_^*)

         

         おとうさん、たくさん、召し上がれ!!



たかがコロッケ、されどコロッケ・・・

2020-09-24 12:08:18 | Weblog
久しぶりにコロッケを作りました。

我が家では、夫がコロッケを好きでなかったため、おかず用として作ることはほとんどありませんでしたが、子供達のおやつ用としては、割と頻繁に作っていました。

食べ盛り・育ち盛りの子供達は、おやつといえども食事と同じような感覚で、ある程度お腹が満足をするものでなければなりませんでしたから、その点、コロッケは適していたのだと思います。

その頃は、タネを成形すると、小麦粉・卵・パン粉の順に衣を付け、きつね色になるまでじっくり揚げていました。
多分、一般的な作り方だと思うのですが、時々、揚げている途中でパンクをしたり、時間が経つとサクサク感がなくなりベチャッとしてしまうなどの失敗も度々でした。

でも、いつか、NHKの『ためしてガッテン』という番組で、科学的な見地による美味しいコロッケの作りかたというのをやっているのを見て、それ以来その方法で作っています。
確かに、以前のものよりは、衣のサクサク感が違い、おいしさがUPしたような気がします。

作り方も、それまでのものよりは簡単です。

(1)ジャガイモを四等分にし、一個ずつ水で濡らしたペーパータオルで包ん     だ後、アルミ箔に包み魚焼きグリルで焼く。(茹でない)
 
(2)ジャガイモを潰し、タマネギと挽肉を炒めたものを混ぜて成形する。
  (タマネギと挽肉の分量は、ジャガイモの1割程度が目安)
(3)水・小麦粉・卵・酢を加えた液体を作り、成形したタネをくぐらせ、パン粉を付ける。
  (液体の分量の割合=水半カップ・小麦粉100g・卵2個・酢小さじ2)
(4)200度の温度で1分50秒あげる。(高温で短時間)
   (衣は、きつね色より少し薄い頃合いが目安)

液体に酢を加えることで、衣のサクサク感がよりUPするのだそうです。

たかがコロッケ、されどコロッケ・・・。(*^_^*)

それにしても、昨日は息子が居たのでコロッケを作りましたが、やはり、お料理とは食べさせたい誰かがいてこそのものなのだと、つくづく思いました。

お誕生日おめでとう!  (亡き夫へ・・・)

2020-09-22 16:01:38 | Weblog
今日は、亡き夫の誕生日。

昨年の今日は、入院先の病院で、若いスタッフの方々にバースディカードとともに、ハッピーバースディの歌までプレゼントをされ、うれし涙を流していた夫でした。

まさか、まさか、それが最後の誕生日になるなんて、私はもちろんですが、当の本人も想像もしなかったことでしょう。。。。

あれから一年が過ぎました。

でも、この頃、夫が羨ましくなることがあります。
だって、もう、夫は、これ以上年齢を取らないで済むのですから。
それに引き換え、夫と4歳違いの私は、もうすぐ夫の年齢を超えてしまいます。
容貌も、体力も、日に日に衰えて行くのは火を見るより明らかなこと。
夫は今の写真以上には変わらないのに、私一人だけが年老いて行くのです。

いつの日か、私が夫の元に行ったときには、あまりにも老いぼれのおばあさんになっていて、夫は私だと気付かないかも知れません。(>_<)

ああ~ぁ、嫌だなあ・・・。


そんなことを考えていたら、気持ちが沈んでしまいました。

で、気を取り直して、夫の誕生日を祝してお赤飯を炊きました。
               
                ↓

                             

            『お父さん、お誕生日おめでとう!!』

『おはぎ』  お彼岸ですね・・・

2020-09-21 15:06:02 | Weblog
お彼岸ですね。

昔から『暑さ寒さも彼岸まで』と言われていますが、体温を超える酷暑に苦しめられていた日々が嘘のように、朝晩、めっきり涼しくなってきました。
窓を開け放して自然の風を取り入れ、冷房を点けないで済むことが、どれだけ身体をリラックスさせている事でしょう。

身体がリラックスすると、途端に食欲が増し、お腹がすいてきます。

折しも、今はお彼岸。

通りかかった和菓子屋さんで『おはぎ』を買ってきました。

夫の仏前に一個、そして、私のお腹の中に二個。((*^_^*))

世の中の四連休も、私には関係なく、一人で静かなお彼岸を過ごしています。

子供達の気遣い・・・

2020-09-17 17:32:39 | Weblog
「お母さん、どこか、行きたいところは無い? 買い物でも、食事でも、はたまたドライブでも、どこでもいいよ。 行きたいところがあったら、連れて行ってやるよ!」

昨日、仕事が休みだった次男が私に言いました。

コロナと酷暑で巣ごもりが続いていた私を気遣ってくれたのでしょう。(*^_^*)

でも、私はまだ自分で運転が出来ますから、買い物などにはさほど不自由はしていませんし、食べたいものも特にありません。
ドライブのような遠出もちょっと億劫だし・・・。

と言うことで、せっかくの次男の申し出でしたが、外出は次回に・・と言うことにして、普段、私が出来ない雑用をこなしてもらいました。

まずは、プリンターの整備。
調子が悪くてスムースにプリントが出来ず、そろそろ買い換えの時期なのかな・・と、思っていたプリンターですが、彼はインターネットで調べながら見事に蘇らせてくれました。

納戸の整理もしました。
不要品をより分けて、ゴミの収集日にすぐに出せるようにガレージに運んだり、荷物の入れ替えをしたり・・・。

文字で書くと簡単なことのようですが、これだけでも結構時間がかかり、また、体力も使います。
本当は、エアコンの掃除などもやって欲しかったのですが、疲れてきた彼の様子を見て、これは諦めました。


そして、コーヒーブレイク。
彼の労に感謝をして、サンドイッチ(写真)を添えました。

子供達が育ち盛りの頃は、食パン3斤のサンドイッチを作っても足りないほどだったことを懐かしく思い出しながら、あり合わせの材料で作ったサンドイッチです。

次男は、昔ほどではありませんが、まだまだ見事な食べっぷりで、私を喜ばせてくれました。

いえ、もしかしたら、彼の見事な食べっぷりは、私へのさりげない気遣いだったのかも知れません。(私を喜ばそうとする・・・?)

私自身は、まだまだ、自分を年寄りだとは思っていないのですが、子供達から見れば、だんだん気にかかる存在になってきたのでしょうね。
特に、夫を亡くしてからは。。。

色々と気遣いをしてくれるのは嬉しいけれど、でも、ちょっぴり切ない気持ちにもなる、この頃の私です。

『一人ご飯』・・・

2020-09-15 21:57:28 | Weblog
夫が亡くなって以来、『一人ご飯』のことが多くなりました。

でも、一人分だけの食事を作るのは意外に大変なことです。
だって、お料理は、ある程度の量を作らないと美味しくなりませんから。

だから、夫が居なくなった今でも、私は以前と同じように3~4人分の量を作ります。
当然、食べきれませんから残った分は冷凍したり、他のものにリメイクをしたりと無い知恵を絞りながら、何とか無駄にしないように頑張っています


今日のパスタソースは、夏野菜が安かった頃に作って冷凍しておいた『ラタトゥイユ』をリメイクしたものです。
時間が経過したおかげなのか、出来たてより、数段、美味しくなっているような気がしました。

夫の仏前にも供えましたが、夫の感想はどうでしょうか・・・?

もしかしたら、料理の味そのものより、残り物をリメイクしている私を不憫に思っているかも知れません。。。。

でもね、お父さん。 

私は、特に贅沢なものを食べたいわけではないから、ちっとも不憫でも、可愛そうでもも無いのよ。
入院中、食べたいのに何も食べられなかったあなたのことを思えば、いつでも、お腹がはち切れそうになるほど食べられるんですもの、こんな幸せな事はないと思っている。
私のことは、心配しないで大丈夫よ!

その証拠に、私は、あなたが亡くなってから2キロも体重が増えました。(@_@)(@_@)


神の使い・・・ (ヘビは吉兆の前触れ・・・?)

2020-09-13 21:35:41 | Weblog
私が買い物の度に通る遊歩道脇の花壇には、四季を問わず綺麗な花が咲いていて、私達の心を和ませてくれます。

時々、手入れをされている方々がいますが、多分、ボランティアなのでしょう。
「有り難いなぁ」・・・と、そこを通る度に感謝をしながら、花々に見とれている私ですが、今日は、腰が抜けるほどビックリすることがありました。

いつものように、花々を眺めていました。
そして、写真を一枚・・・と思って、スマホを取り出したとき、目の前に、ニョロニョロと長いものが這い出てきたのです。

思わず『キャア~ッ!』と、叫んでしまいました。

叫んだ後で、若い娘でも無いのに・・・と、ちょっと、恥ずかしくなりましたが、心臓のドキドキは止まりません。

『ヘビ』など見たのは、いつ以来でしょうか・・・?

動物の中で、私が最も苦手とするものが、この長いニョロニョロとした『ヘビ』なのに、こんな街中にもいたんですねぇ。。。(>_<)

しばらくは、この遊歩道は通れそうにありません。
買い物も、少し遠回りになるけれど迂回することになるでしょう。

帰宅するまで、心臓のドキドキは続いていましたが、家に着いたら、昔、母が言っていたことを思い出しました。

『ヘビは神の使いだから、とても縁起が良いものなのよ』

だとすれば、神の使いに出会った私は、とても、幸運だったと言うことですね。
もしかしたら、吉兆の前触れなのかも知れない。。。

母の言葉を思い出したら、少し、気持ちが落ち着きました。

何事も、考えようなのですね。(*^_^*)


『ヘビ』には何も罪は無いのに・・・。
ヘビさん、毛嫌いしてごめんなさいね。(*^_^*)