子供の頃、ピアノ教室に通っていた息子が、また、ピアノを弾きたいと言うようになりました。
と、言っても、あの頃からは30年ものブランクがありますから、なかなか思うように指が動いてくれないようです。
それでも、自分で好きな曲を探してきてはポロンポロンと弾いています。
今日も、私がキッチンにいると『My Way』が聞こえてきました。
懐かしい・・・!
私は、フランク・シナトラが好きでした。
ヴォーカルの帝王と言われたシナトラ。
あの、甘いマスクと声がなんとも言えません。(*^_^*)
レコード収集を趣味としていた夫は、たくさんのレコード盤を遺して逝きました。
その中から、久しぶりにシナトラのアルバム(↑)を引っ張り出してきて聴いています。
やはり、いいですねぇ・・。(*^_^*)
最近は、CDばかりで、ほとんど、レコード盤で聴くことがなくなりましたが、せっかく持っているのですから、聴かないともったいないですよね。
余談ですが、このアルバムの定価を見ると¥4000となっています。
購入したのが半世紀近くも前のことですから、当時としては、ずいぶんと高価なものだったに違いありません。(@_@)
ところで『My Way』の歌詞の意味ですが・・・
人生の終着地点が見えてきた老人が、「私は私の道を生きたんだ・・・」と自分の人生を振り返ると言うものですよね・・・?
自分で自分の道を歩んできたけれど、それは、決して平坦では無かった。
それでも、自分が主人公の道を歩んできたから、後悔していることもあるけど、それらを全部ひっくるめて、楽しい人生だったと・・・。
簡単に言うと、そんな意味だと思うのですが、改めて聴くと、胸に迫り来るものがあるように思います。
たぶん、私も、人生の最終章に入ってきたと言うことなのでしょう。。。