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つれづれなるままに・・

日々感じたことを武蔵野の地から発信したいとおもいます

結婚記念日・・・(あの日から48年の歳月が流れました)

2021-04-29 17:01:26 | Weblog
今日、4月29日は『昭和の日』という名の祝日です。

でも、私の若い頃は、祝日には変わりありませんが『天皇誕生日』と言っていました。 昭和天皇のお誕生日だったのですね。
それが、昭和天皇の崩御により『みどりの日』に変わりました。
そして、それも今では『昭和の日』と呼ばれるように・・・。

もう、何のための祝日なのか、その意味も分からなくなってきています。
でも、この日が何と呼ばれようとも、また、祝日の意味が分からなくなってきても、私の中では、自分の大切な『祝日』で有ることに変わりはありません。

と言うのも、この日が、私達夫婦の『結婚記念日』だから。

数えてみたら、あの日から48年の歳月が流れていました。

半世紀にも及ぶ長い時間も、過ぎてしまえば、ほんの一瞬だったような気がしています。
でも、その一瞬の中には、夫と共に歩んだ私の人生が圧縮されているのです。
決して、順風満帆の時ばかりでは無かったはずですが、でも、概ね幸せな人生だったと思います。

その夫も、一年半前に他界しました。

でも、私は、これからも『結婚記念日』を忘れることは無いでしょう。

私の人生に付き合ってくれた夫に感謝をしながら、一人で、ひっそりとお祝いをするつもりです。


コーヒーを入れるために・・・(新しいケトル)

2021-04-28 22:47:23 | Weblog
コーヒーを入れるために、新しいケトルを買いました。(見だし画像 ↑)

と言っても、今まで使っていた物が壊れたわけではありません。
ただ、磨いてもスッキリしないし、何となく薄汚れた感じがして気になっていたのです。
でも、まだ使えるのに、新しい物に買い換える必要があるのかと、少し迷っていたのも事実です。

シニアになると、『もう、自分の人生は残り少ない・・・』と考えて、新しい物を買わないようになると、何かで読んだことがありますが、私もそんな風に変わってきているのかも知れません。

でも、『もう、自分の人生は残り少ない・・・』からこそ、必要であれば、迷うことなく新しい物を買って、少しでも気持ちよく暮らした方が良い・・とも思います。

と言うことで、今日のケトルの購入となりました。

特別高価な物でもないし、ブログにUPするのも憚られるほどのごくごくありふれたケトルですが、こんな物でも新しい物は気分が晴れやかになり、美味しいコーヒーが飲みたくなりました。
(私って、何と安上がりの人間なのでしょう。(@_@))

そんなことを、息子に話したら「お母さんが、おばあちゃんの歳まで生きるとしたら、まだ、2~30年もあるんだよ!」と笑われました。(>_<)

確かに私の母は94歳、夫の母は98歳と長寿でした。
さすがに、私も100歳を超えてまで生きられるとは思いませんが、それでも、まだまだ時間はあるようです。
せめて、前向きに生きていきたい・・・と思っています。

新しいケトルを見ながら、そんなことを考えていた一日でした。

今年もまた『アンネのバラ』が咲きました・・・

2021-04-27 11:41:51 | Weblog
私の住む街は「平和宣言都市』です。

そして、我が家の前の公園は、『○○平和公園』としてそのシンボルとなっています。

長崎平和祈念像を原型とした『平和の像』や『アンネ・フランクのバラ』、他にも『広島の被爆樹木二世のアオギリ』などの平和関連のモニュメントが集められています。

               平和の像
                 ↓
         


                     そして、今年もまた『アンネのバラ』が咲きました。
                 ↓
         
ナチスに追われたアンネ・フランク一家が、オランダのアムステルダムに逃れていたときに、屋根裏から見えたこのバラが、アンネの心を慰めてくれていたのだそうです。

戦後、平和を願う娘の心をこのバラに託して、家族の中でただ一人生き残った父親のオットー氏が世界中にこのバラを届けたのだとか。。。。

咲きながら、時が経つにつれ花色が変化していきます。
たおやかで、とても美しい花です。

         

でも、『アンネのバラ』と名付けられたこの花の由来を知ると、それがあまりにも美しいだけに、感嘆よりは、なんとも切ない気持ちになってしまいます。

今、私達はコロナで大変な思いをしていますが、それどころでは無い時代があったのですよね。

いつの時代も、平和な世でありますように・・・!

『アンネのバラ』を見る度に、そう祈っています。


緊急事態宣言と春キャベツ・・・

2021-04-25 17:30:07 | Weblog
またまた緊急事態宣言が発出されました。

そのせいなのでしょうか、今日は日曜日というのに交通量も少なく、街の中が静かな感じがしました。

ネットなどを見ると、宣言そのものには様々な意見があるようですが、それでも、事態を一日も早く収束させたいと思うのは、誰もが共通の事柄のはず。

私も、不要不急の外出を避けたり、買い物の回数を控えたり・・・と、自分の出来ることは頑張ろうと思っています。

と言うことで、今日はスーパーには行かないで、近所の農家の庭先にある野菜のコイン販売機でキャベツを買ってきました。
ひと玉、150円也でしたが、持って帰るのが大変なほど、大きくてずっしりと重いキャベツでした。(見だし画像 ↑)

家に帰って外葉を剥がしたら、中から青虫が出てきたのにはビックリです。
私は、虫が大の苦手。
でも、無農薬(減農薬)の証と思えば喜ぶべきことかも知れませんね。(@_@)

大玉のキャベツですから、しばらくはキャベツ三昧となりそうですが、でも、春キャベツは柔らかくて美味しいので、無駄なく使い切れると思っています。



筍ご飯・・・(旬の筍を堪能しました)

2021-04-20 22:30:24 | Weblog
『筍』を頂きました。

いつも買い物に行くたびに、買おうかどうしようか・・・と迷いながら、結局は買わずに今日まで来てしまった筍です。
夫が健在だった頃は、季節の物を買わなかったことなどないのに。。。

こんなところに、夫が亡くなった事による生活の変化が表れているのだなぁ・・・と、改めて思いました。

まあ、それはともかくとして、やはり旬の物の美味しさは格別ですね。(*^_^*)
手間暇はかかるけれど、歯ごたえと言い、香りと言い、スーパーで売っている水煮の筍とは比べることが出来ません。
旬の素材を使うと、それだけでメインの料理のような満足感が得られる気がします。

筍ご飯(見だし画像 ↑)と土佐煮の他にも、お味噌汁の中にも入れたりして、充分に旬の筍を堪能できた本日の晩ご飯でした。


おまけに・・・

    下の写真は、筍をモチーフにしたビードロのデザート皿です。
                  ↓
         


とても綺麗で可愛いのですが、中に入れる物が難しいのです。
なにを入れても合わない気がして・・・。(>_<)





自分をもてなすために・・・(とっておきの食器)

2021-04-18 11:18:04 | Weblog
久しぶりにブログを開いてみました。
気が付いてみれば一週間のご無沙汰でした。

この期間、体調が悪かったとか、忙しかったからとか・・ではありません。
ただ、何となく、ブログを開くような気分になれなかったのです。
ブログを始めた頃は、記事をUPすることも、皆様のブログを訪問することもとても楽しみでしたのに・・・。

いいえ、ブログだけではありません。
何だか、ここのところ、全てのことに気力が沸いてこないというか、何もする気になれませんでした。
家事もおなざりでしたし、テレビを点けても観る気にもなれないし・・・。

そんなことを息子に話したら「お母さん、コロナ鬱じゃないの? 少し、気分転換をした方がいいよ!」と、お寿司屋さんに連れて行ってくれました。
もちろん、廻る寿司ではありません。
夫が元気な頃、家族で何回か行ったことのあるカウンター席のお寿司屋さんです。
(*^_^*)

久しぶりのお寿司はとても美味しかった!

でも、息子に気を遣わせてしまったのが申し訳なくて、会計は私が済ませました。
(息子は、自分で支払うつもりだったようですが)

こんなことがあって、ふと、思ったのです。
夫が亡くなったあと、私は必要以上に息子達を頼りすぎているのでは無いかと。。。。
息子達は優しいし、母親の私をとても大切にしてくれます。
でも、それに、甘えていてはいけないのでは無いかと。。。

いつまで生きられるか分かりませんが、仮に100歳まで生きるとしたら・・・?
まだまだ、気の遠くなるような時間が残されていることになります。(@_@)
その間、私は、少しでも息子達の気持ちの負担になることを避けて、明るく元気で暮らしていかなければと思いました。

そこで・・・。

気分を一新するために、私は、自分のために『とっておきの食器』を使うことにしました。(*^_^*)

来客用の食器類は、それなりに値の張る物も多く、大事に大事にしまい込んでいました。
でも、夫が亡くなったいまでは、もう、それらの食器類を使うことも殆ど無いでしょう。
あと、何回使うか分からない物を大切にしまい込んでいるより、自分のために使おうと思ったのです。
自分で、自分をもてなすために・・・。

茶道具も例外ではありません。

         下の写真は、『黒楽茶碗』です。
                ↓
        

        


お茶道具は古い物ほど良いとされますが、この『黒楽茶碗』も、私が師匠から譲り受けた物で、それなりの金額でした。
私の持っている茶道具の中でも最も高価な物です。

今まで、大事に大事に押し入れの奥深くしまい込んでいましたが、これからは、日常の普段使いにしようと思っています。
『楽茶碗』は欠けやすいけれど、もし欠けたとしても、物には寿命があると思えば良いのですから。
きっと、一服の美味しさも、違ってくるはずです。

食器類も同じです。
どうと言うことの無い料理でも、少し食器を換えれば茶懐石のような雰囲気になりますし・・・。(*^_^*)

道具類は使ってこその物です。
道具を生かすためにも、自分自身が心豊かに生きるためにも、惜しむことなく、一生懸命使おうと思っています。

早速、美味しい和菓子を買いに行きましょう!
一服のお茶をより美味しく頂くために・・・。(*^_^*)

そんなことを考えていたら、気持ちがスッキリと晴れてきました。(*^_^*)














松山英樹選手 おめでとう!!(マスターズ制覇)

2021-04-12 14:24:25 | Weblog
松山英樹選手のマスターズ制覇は日本人初だそうですが、その快挙を心から称えたいと思います。

私も、早朝からLiveでテレビを観ていましたが、最後の一打を決めたときには思わず目頭が熱くなりました。

松山選手 おめでとう!

それにしても、今日のギャラリーの方々の姿も素晴らしかったと思います。
誰もが、松山選手に惜しげ無い拍手を送り、彼の快挙を祝福していました。
そこには、昨今、言われているような肌の色や、国の違いなどでの差別は、少しも感じられませんでした。
ちょっと、嬉しい光景でした。


今朝は、朝からテレビを観ていたせいで、少しも家事がはかどらず、そのうちやる気も無くなって、ぐうたら三昧の一日となってしまいました。(>_<)



              けまん草(たい釣り草)
                ↓
           
 
見だし画像(↑)も同じ「けまん草」です。
我が家の庭に咲いていた物ですが、花は葉の陰になり、しかも小さくて、実際にはそれほど目立ちません。
息子が雑草と見間違えて抜いてしまったのも無理からぬことです。
私としては、雑草取りを手伝ってくれた息子に文句を言うわけにもいかず、ただ、苦笑をするのみでしたが・・・。

(お花さん、ごめんなさい!)



今日のつれづれ・・・(切り干し大根と庭の雑草)

2021-04-10 22:45:01 | Weblog
見だし画像(↑)は、切り干し大根の『胡麻酢和え』です。

冬の間、買ってきた大根が余ると、私はそれらを千切りにして天日に干し、『切り干し大根』を作っていました。
見だし画像の『胡麻酢和え』も、その切り干し大根を使って作った物です。
料理とも言えないような、ただのお惣菜ですが、大根の歯ごたえが美味しく感じられて、私の好きな一品です。

以前は、こんな料理には見向きもしなかった息子達も、この頃では「美味しいね!」と言ってお代わりをするほどになりました。
それだけ、彼らも歳を取って来たと言うことなのでしょうね。

ところで、その息子ですが・・・

「腰が痛くて、庭の雑草取りが出来ない・・・」と嘆く私に変わって、初めて、庭の雑草を取ってくれました。
といっても、猫の額ほども無い狭い庭ですから、30分もあれば充分です。

「お母さん、綺麗になったよ!」と言う声に、私も庭に降りてみました。

確かに綺麗になっていました。

でも、でも、綺麗になりすぎ・・・?

だって、何にも無くなっていたのですから。

どうやら、私が大切にしていた『茶花』たちも、雑草と間違えて、みんな抜いてしまったようです。
しかも、彼は「根が張っていて抜くのが大変だったんだよ!」と、ちょっぴり恩着せがましかったりもして・・・? (@_@)

確かに、「シマアシ」などは根が張っていますが、でも、茶花の脇役としては、とても重宝される物です。
ただ、息子には雑草としか見えなかったとしても、これはこれで仕方の無いことです。
茶花とは野にある花で、決してきらびやかな物ではありませんから。

そう言えば、夫が元気だった頃も、私が大切にしていた『京鹿の子』を抜かれて、ガッカリしたことを想い出しました。
夫は花オンチで、知っている花の名前は、チューリップとヒマワリくらいでしたから、このときも苦笑をするしかありませんでしたけれど。
(*^_^*)

    今、夫の仏前には庭で咲いたチューリップが供えてあります。
                  ↓
         




去年の春から一度も風邪を引いていません・・・

2021-04-09 12:52:45 | Weblog
雲一つ無い、綺麗な青空が広がっています。(見だし画像↑)

でも、気温は低めで、先日の初夏のような陽気を体験した体は、この寒暖の大きさには順応仕切れず、暖房を入れたり冬の衣服を着たりしています。

こんな風に、寒暖差が大きい季節の変わり目には、風邪を引いたり、体調を崩したりすることが多いですよね。

私がそうでした。

まるで、恒例行事のように、風邪を引いていました。
喉が痛かったり、熱が出たり・・・と。
かかりつけ医を受診する度に、ドクターからは「季節ごとの定期便だね」と笑われていたほどです。

ところが、去年の春から(つまり、コロナが流行りだしてから)、一度も風邪を引いていないのです。
自分でも、そのことに気が付いてビックリしています。

これは、多分、マスク・手洗い・うがい・ソーシャルディスタンス等々の、コロナ対策が効を成しているのだと思います。。
そう言えば、インフルエンザの罹患率もこの冬は極端に少なかったと言うニュースもありましたし。

誰もが、同じ衛生観念を共有することの大切さが分かったような気がします。

これからも、自分が出来る基本的なことは守っていこうと思っています。

何よりも、自分自身が病気にならないために。

そして、そのことが、一番の社会貢献であると思いますから



            公園で遊ぶ保育園児達
                 ↓

         
気温が低く、私などはダウンジャケットを羽織っていましたが、園児達は、どの子も半袖。
中には半ズボンに素足の子もいました。
みんな元気です!






『北の国から』  田中邦衛さんを偲んで・・・

2021-04-05 07:50:36 | Weblog
俳優の田中邦衛さんの訃報を聞きました。

私は、映画やテレビドラマを観ることは殆どありません。
ですから、田中邦衛さんも、とても有名な俳優さんなのに、あの名作『北の国から』を観るまでは、よく知りませんでした。

『北の国から』というドラマを知ったのは、連続ドラマとしてテレビで放映されてから、ずいぶん年数が経ってからのことです。
再放送されたものを、成長した息子達と一緒に観たのですが、でも、初めて見たときから、私も息子達もすっかり虜になってしまいました。

田中邦衛さん扮する黒板五郎とその子供達の純(吉岡秀隆さん)と蛍(中嶋朋子さん)の一家の物語に。

それからは、スペシャル版を含めて、再放送される度に必ず観ていました。
時には、ビデオまで撮って。
最近も、CATVで全編観たばかりでした。

いつ観ても少しも色褪せることなく、それどころか、むしろ今の時代にこそ観るべきドラマのような気がします。
私達が失ってしまった大切な物を想い出させてくれるのでは無いかと・・・。

それにしても、幼い頃の純君と蛍ちゃんの、なんと愛らしいことでしょう!

彼らの成長していく姿が自分の息子達に重なって、どの回をみても胸がキュンとしたものです。

脚本の素晴らしさはもちろんですが、ほんのちょい役でも一流の俳優さんが演じていて、北海道の壮大な自然と、その自然の厳しさと優しさが相まって、心に染みるドラマでした。

俳優・田中邦衛さんのご冥福を祈りたいと思います。