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つれづれなるままに・・

日々感じたことを武蔵野の地から発信したいとおもいます

『遺影』について思う・・・

2022-09-29 18:52:45 | Weblog
安倍元総理の『国葬儀』も終わりました。

私は、テレビやネットの映像でその様子を見たのですが、あの祭壇に飾られた安倍元総理の『遺影』の、微笑みを浮かべた穏やかな表情が、とても心に残りました。

きっと、政治家時代には、ご苦労ばかりで厳しい表情が続いていたのでは・・・と想像していますが、あの遺影のおかげで、お別れに来た人達の心には、暖かく穏やかな、安倍元総理本来の姿が印象づけられたのではないかと思っています。


私も、夫が亡くなったとき、皆さんに『いつまでも、夫の素敵な笑顔を覚えていて欲しい』という思いで、息子達と相談しながら祭壇に飾る写真を選びました。

結果的には、家族四人で行ったヨーロッパ旅行の写真になったため、まだ、還暦前の若い写真となりましたが、時には父親に反発をすることもあった息子達と一緒の家族旅行を、夫はとても喜んでいました。
セーヌ川のほとりの、少ししゃれたレストランで、家族に囲まれて食事をしたときの夫の嬉しそうな笑顔の写真が、斎場に飾られました。
葬儀に参列して下さった方々は、皆さん「いい写真ね!」と言って下さいました。

おかげで、私達家族はもちろんですが、他の方々にも、年老いて病み疲れた夫のイメージが残ることはなかったと思います。

私も、自分が死んだ後の事を考えると、息子達には、いつまでも元気な母親の姿を覚えておいて欲しい・・・と思っています。
だから、今のうちに、自分の遺影は自分で選んでおくつもり。
こんな話をすると、息子達は嫌がりますので、もちろん、内緒ですが。 
(*^_^*)

秋のお彼岸と曼珠沙華・・・

2022-09-24 15:38:08 | Weblog
二週連続の台風の襲来。
当地も、昨夜から激しい雨に見舞われました。

現在は、雨も霧雨のような穏やかなものに変わり、暗くどんよりとしていた空も、少し明るくなってきました。
もうすぐ、雨も上がることでしょう。
(と、良いのですが・・・)

それにしても、ずいぶん降りましたねぇ。
せっかくの『お彼岸』だと言うのに。
この雨で、お墓参りを見合わせた人も多かったのではないでしょうか・・・?
(我が家は、彼岸に入る前に、夫の命日に合わせてお墓参りを済ませました)

ところで、秋のお彼岸と聞いて思い出すのが『彼岸花=曼珠沙華』です。

                        
 
私の生家の石垣の側にも、秋になると真っ赤な彼岸花が咲いていました。

でも、子供の頃の私は、この彼岸花が大嫌いで・・・。
と言うより、なぜか、この世の花でないような気がして、言いようのない不気味さを感じていました。
大人達から、彼岸花にまつわる言い伝え(例えば、家に持って帰ると火事になる・・・等々)を聞いたりしたこともそうですが、多分、あの毒々しいまでの真っ赤な色と独特の花の形が、子供心にもそう感じさせたのだろうと思います。

年を経て、私は、父母や夫をはじめとする大切な人達を沢山『あの世』というところに送りました。
いまでは、『あの世』というところには、きっと、一面に真っ赤な曼珠沙華が咲いているのだろう・・・と想像しています。

そして、『あの世』では、真っ赤な曼珠沙華は『幸福の象徴』に違いないと。。。。

だから、最近、すこし『彼岸花=曼珠沙華』が好きになって来たような気がします。 (*^_^*)

台風14号・・・

2022-09-18 18:34:11 | Weblog
当地、現在たたきつけるような雨が降っています。
先程までは雷鳴も轟いていました。

『台風14号』の影響ですね。
すでに、九州地方には『台風14号の特別警報』が出され、大変な状況のようです。
九州地方には、私がフォローさせていただいているブロ友さんがおられますので、気が気ではありません。
『どうかご無事で!』・・・と、ただただ祈るばかりです。

それにしても、最近は『数十年に一度の災害』以上の『今までに経験したことのない災害』が多く(それも地球規模で)、不安が募ります。
でも、私達は各方面から出される情報を元に、自分で自分の命を守るしか有りませんよね。。。。

頑張りましょう!

これから台風14号は日本列島を縦断する形で進みそうです。
 (>_<)(>_<)(>_<)

捨てたいけれど、捨てられないもの・・・(断捨離)

2022-09-15 15:33:52 | Weblog
ある雑誌で、『断捨離』についての記事を読んでいたときのことです。

その中に、『捨てたいけれど、捨てられないものはなんですか?』という読者アンケートが有り、その集計結果をみて、思わず笑ってしまいました。

というのは、その中の、写真や手紙、あるいは洋服などに混じって『自分の皮下脂肪』と『夫』と言う項目があったからです。

そう言われれば、この二つは『捨てたいけれど、捨てられない』物の筆頭かも知れない・・・と、妙に納得した私でした。

私自身、『自分の皮下脂肪』に関しては、もう数十年、捨てたいと思いつつ、捨てられずに来ていますし、『夫』に関しては、きっと、子供のように手のかかる旦那様を持て余している奥様が多いと言う事なのでしょう・・・?

我が家の夫も、子供以上に手のかかる人でした。
縦のものを横にもしないし、その上、頑固で融通が利かない・・・。
全く、『我が家の困ったちゃん』だったのです。

それでも、自分の最期は、さほど私の手を患わせることなく、『立つ鳥、跡を濁さず』の言葉通り、綺麗に黄泉の国へと旅立って行きました。
まるで、自分で自分を『断捨離』するかのように。。。。

でもね、お父さん。 私は、お父さんのことを『捨てたいけれど・・・』なんて思ったことは一度もありませんでしたよ。 (@_@)


来週は『お彼岸』ですね。
それに先立ち、今日は息子と一緒に夫のお墓参りに行ってきました。

霊園のまわりの樹木は、少しずつ色付き始めていました。

とりとめのない話をしただけ・・・ (私の誕生日)

2022-09-10 16:09:15 | Weblog
見だし画像(↑)のケーキは、私の誕生日祝いに・・・と、息子が買って来てくれたものです。

本当は、明日(11日)が私の誕生日なのですが、息子の都合で、一日早い誕生日のお祝いとなりました。

と言っても、何も特別なことをしたわけではありません。
ただ、息子と一緒にケーキを食べて、とりとめのない話をしただけ・・・。 
(*^_^*)

でも、私には、それだけで充分なのです。
と、言うより、それが一番嬉しいのです。

今の私は、生活の不満も、欲しいものも、何もありません。

だから・・・。

息子が母親の誕生日を覚えていて、わざわざ都内でも評判のお店に出向いてケーキを買い、お互いにとりとめのない話をしながら一緒に食べる。。。。

たったそれだけのことが、とても幸せに感じられるのです。

ささやかながら、私にとっては素敵な誕生日となりました。 (*^_^*)

エリザベス女王のご逝去を悼んで・・・

2022-09-09 21:32:33 | Weblog
英国のエリザベス女王の訃報が届きましたね。

少し前から体調が思わしくないと言う情報が流れていましたし、加えてご高齢と言うこともあって、英国民ならずとも、皆さん、心配をしていたのではないでしょうか。

バイデン米大統領が『女王は英国民の癒やしと誇りの源』と表現されていましたが、私も本当にそうだと思いました。
もちろん、私などは映像でしか女王のお姿は拝見したことはありませんが、映像からだけでも品格の高さは伝わってきましたから。

女王が亡くなられた直後、バッキンガム宮殿に虹が架かったとか・・・?

私には、それが天の祝福だった様な気がしてなりません。
きっと、女王は心穏やかに、天に召されて行ったのではないでしょうか・・・?

女王のご冥福をお祈りしたいと思います。

日本の若いピアニスト達・・・

2022-09-08 16:03:42 | Weblog
家の中が、ひっそりと静まりかえっているのはとても寂しいものです。

だから、私はひとりで家に居るときには、たいてい音楽を掛け流しています。
以前はCDでしたが、息子に勧められて、最近はYouTubeに変えました。。

YouTubeにはいろいろなジャンルのものがありますが、息子がピアノを習っていることもあり、私が選ぶのは殆どがピアノ曲。
それも、日本の若いピアニスト達が演奏するものです。
(と言っても、私には音楽的な才能は全くなく、ピアノのことも何も分からないのですが) (>_<) 

今、私が好きだと思うピアニストは『石井琢磨』さん。
                 ↓
         

動画で拝見する限りでは、とても優しく、親しみやすそうな感じの方ですが、ピアノの音色も全くその通りで、本当に耳に心地良く響いてきます。
毎日、聴いていても飽きることがありません。

石井さんはどんな人なのか・・・と息子に聞きました。

息子の説明によると、石井さんは芸大を卒業後、ウィーンに留学。
現在もまだウィーンの音楽大学に在籍中だけど、昨年、ショパンコンクールで入賞した、あの、反田恭平さんと同じように、数々の国際コンクールにも入賞しているし、凄い人だと思うよ・・・とのこと。

さらに、反田さんや石井さんの他にも、世界で活躍をしている若いピアニストは沢山居るんだよ・・・とも。

そして、息子は最後に『彼らは、日本の宝だよね』・・・と付け加えました。

今まで私は、石井さんのことも、また、他のピアニストのことも、何も知りませんでした。

息子のおかげで、『絶対音痴』(?)を自認する私が、少しだけ音楽に目覚めたようです。 (*^_^*)

いつか機会があったら、石井さんのコンサートに行ってみたいな・・・と思っています。

私の『かかり付け医』のこと・・・

2022-09-07 15:32:20 | Weblog
我が家は大学病院の近くにあります。

大学病院が近いということは、いろいろな意味でとても心強いものです。
ただ、大学病院には医師の教育や最新医療の研究、あるいは先端医療を提供するという大きな役割があるわけで、「ちょっと風邪っぽいかな・・・?」と思うようなときに、気軽に診療を受けられる場所ではありません。
(最近では、紹介状がないと初診を受け付けてもらえない診療科も多いです)

だから、私は大学病院よりも、いつでも気軽に診てもらえる小さなクリニックがあったらいいな・・・と思っていました。

そんな私の願いが通じたかのように、我が家から2~3分の所に小さなクリニックが開業したのです。
もう20年以上も前のことです。

新規開業ですから、そのクリニックの評判は何も分かりませんでしたが、私は「インフルエンザワクチン」の接種に行きました。
(不遜ながらお試しに・・・と言う気持ちがあったことは否定しません)

その時の印象は、正直言って、それほど良いものではありませんでした。
何しろ、ドクターも看護師さんも、言葉がとてもブッキラボーなのです。
初対面なのに「うん、わかった」「そうかい?」「いいか?」「これか?」「あれか?」等々、会話がセンテンスにならず、もちろん丁寧語など論外。
聞く人によっては『横柄』と感じるかも知れません。

クリニックは普通の客商売とは違いますから、患者にお愛想を言ったり、媚びる必要は全くありませんが、それにしても・・・と思うほどでした。

でも、何度かクリニックに通い、ドクターや看護師さんの人柄が分かるにつれ、私の最初の印象は覆っていきます。

まず、ドクターも看護師さんも(お二人はご夫婦でした)日本人ではなかったのです。

ドクターは、学生の頃、台湾から日本の医大に留学、卒業後は日本の医師国家試験を受け、そのまま日本の医師になりました。
台湾にいるときからすでに付き合っていた奥様は、彼が日本に留学をすると決めたとき、「何が何でも、自分も一緒に行かなくては」と思ったそうです。
「こんな素敵な人を、一人で日本に行かせたら、必ず日本の女の子に取られてしまうから・・・」と。

そして、来日してからは自分が働き、彼が一人前の医師になるまで支え続けたのです。 
心の中では、「この人を、日本人の女の子に取られてたまるものか・・・」という思いを強く抱きながら。

今、私はこのクリニックを『私のかかり付け医』と勝手に決めています。

お二人とも、言葉遣いは相変わらずブッキラボーですが、これは、日本人ではない故のものだと理解できますから、もう、何も気になりません。

それより何より、私がイメージする『かかり付け医』に近いのです。

患者の顔や名前はもちろんですが、身体のことも良く把握しています。
病気のことも患者の無知を馬鹿にしないで、きちんと説明をしてくれます。
家族の状況も気に掛けてくれ、いつも声を掛けてくれます。

大学病院に限らず大きな病院の医師達は、いつも忙しそうで、しかも事務的です。
診察の際にはパソコンの画面から目を離さず、患者の名前と顔が一致しているかどうかも分からないし、ましてや家族のことなど・・・。

そして、最近の医療は、検査結果によって診断を下し、治療をしていきます。
もちろん、それは正しい事でしょう。
でも、検査結果の基準値と自分の基準値は違うと思うのです。
その違いを埋めるのは、医師の言葉や態度。
病気の時の私達は心が弱っていますが、そんなとき、患者に寄り添って、話を聞いてくれるだけでも大きな励みになるものです。

私は、良い『かかり付け医』に巡り会うことが出来ました。
(第一印象で人を決めつけそうになったことを、つくづく反省しています)

ドクターのことを『こんな素敵な人』と奥様は言いましたが、それは見た目の姿形のことではなく、心根を指したのでしょう。

私も、ドクターはもちろんですが、彼を支え続ける奥様も、とても素敵な人だと思っています。

いつまでも、お二人で力を合わせて、クリニックを維持していって欲しい。
せめて、私が『かかり付け医』を必要としなくなるまで。。。。

すこぶる良好! (病院の検査結果)

2022-09-04 14:33:17 | Weblog
数日前の事です。

いつもより爽やかに目覚めた気がしたのですが、いざ、起き上がろうとするとフラフラして身体に力が入りません。
「あれ・・・?」と思いながら、それでも頑張ってベッドから降りたのですが、身体のフラつきは治らず、また、ベッドに倒れ込んでしまいました。

私は『起立性低血圧』と医師に言われているので、多分、そのせいなのだと思いましたが、でも、いつもなら直ぐに元に戻るフラつきの症状が、その日は一日中続きました。

           
 
さすがに心配になって、次の日、朝一番でかかり付け医の元に駆けつけました。

ドクターは一通りの診察を終えると、「まずは検査をして、心配事を一つ一つ潰していきましょう」・・・と。

そして、血液検査と脳のMRI検査が行われました。

その結果は・・・。

「うん、すこぶる良好!」と言うのがドクターの第一声でした。

ドクターは、血液検査表やMRI の画像を指し示しながら色々と説明してくれましたが、それによると血液検査は白血球数がやや低いものの、その他は全てが基準値以内。
肝・腎機能はもちろんですが、もしかしたらと思っていたコレステロール値さえ引っかかりませんでした。
脳のMRI画像も心配する点はなく、むしろ年齢の割には綺麗(若い?)と褒められるほどで・・・。 (*^_^*)(*^_^*)

そして、診断は以前と同じ『起立性低血圧』だったのです。

でも、『えぇ~っ? そんなはずはないでしょ?』・・・と言うのが、その時の、私の正直な気持ちでした。
だって、先日のフラつきは今までになく重度で、且つ執拗だったのですから。
だから、単なる『起立性低血圧』とは違う、何か他の、重大な疾患があるのではないか・・・と疑っていたのです。

私が、よほど解せない顔をしていたのでしょう。

ドクターは笑いながら言いました。

『起立性低血圧』の原因は色々あるけれど、OOさん(私の名前)の場合は糖尿病など他の病気もないから、さほど心配はいらないと思う。
現段階の療法としては栄養・睡眠・運動に気を付けること。
その中でも、特にOOさんに大切なのは運動だね。
(ドクターは私が運動嫌いなのを良く知っています) (>_<)

運動して血流が良くなれば、症状も改善されるはずだから・・・と、子供を諭すように説明してくれました。

「お薬はないのですか?」と聞くと、「まあ、心配なら漢方を処方することも出来るけど、今はまだ必要ないでしょう」との答えでした。

クリニックを出て、ドクターの言葉を反芻しながら帰りました。

現段階では、さほどの心配はいらないという言葉には安堵しましたが、日々の生活の仕方(栄養・睡眠・運動)を、もう一度考え直すことが必要かも知れません。

うぅ~ん、ちょっと、大変そう・・・。

でも、頑張るしか有りませんね。
誰のためでもなく、自分のためなのですから。