2017-05-20 22:41:47
CDX10000が仕上がり、エージング中です。
トランスポートとしても使いたいということだったのですが、
かなり、良いDACをおもちなので、
CDPとして、使うときは
DACの音にまけてしまうということになり
音質改善を提案したそうです。
YAMAHAの持ち味もより良い状態で聴きたいと返答を頂き、
さらに、グレードアップした音質改善を施したようです。
実は、もっと、部品だけならば、
良い音をだすことができるそうですが、
それでは、YAMAHAの押し出しの強さを損ねてしまう。
個性を活かすことを一番に考えると
なんでもかんでも、良い部品を投入すれば良いというわけにはいかないのだと
思いました。
もっと良い音と
味・らしさのある音というのは違うと言う事ですね。
ちらりと聴いてきたのですが
相変らず、高鳴り気味の音造りですが、
高橋のいう通り、押し出しの良さが光る音造りが、
もっと、シャープになって、かつ、繊細感が増していると感じました。
値段という問題があり、
どうしても、負担をかけたくない。
と、いう思いが高橋についてまわっていて
今回の改善においても、その分の値段が・・・と躊躇しているので、
こちらは、出来ることを提示するだけでよいのではないだろうか?、
お客様はその情報と懐具合を相談して、どうするかを決める。
予算が足りなければ、次回とかwww
ココマデにしておくとか、
お客様が決定する事項であり
気にしないで、提案だけしてみたら?
と、促すと
案に相違して、ぜひ、やってください。
と、申し出て下さり
出来上がった音は
もう一皮、ベールをぬいだような・・・
しんと、沁みてくる音をものにしていると感じました。
オーナー様のいうCDPとしても使用したときに
DACに聴きおとりする出来栄えでは、
オーナー様も残念と考えたのだと思います。
そして、
CDX10000の個性を殺さないという
いくぶん、消極的な志向でなく
CDX10000の個性を活かすという
積極的な志向を望むのが、
オーナーの愛情なのだとも思えました。
その愛情にこたえ
音(恩)返しをしに帰宅するのは
3日のエージング(点検・確認)のあとになります。
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