東京での確認でバランス出力のHOT側に導通が無かったので内部で断線発生とふんでいましたが、どうも回路上に何か不具合が発生しているようです。
回路図がないのでは不具合の判断ができないので最初の作業は回路図の作成です。
調査の結果出力トランジスタへ電源供給しているトランジスタに不具合が見つかりましたので、早速トランジスタの販売を探しました。
同じ型式のトランジスタの販売は有りましたがメーカーの違うトランジスタだと仕様も違っており不良の箇所のみの交換とは行きません。仕様が違う海外製のトランジスタを使う位なら信頼性の高い日本の定番のトランジスタにて代用です。
アナログ出力回路部分の拡大です。診れる人が見れば判ると思いますがアナログ出力回路にニッケミのKMGの使用です。
デジタル回路であれば妥当ですがアナログ回路には頂けない選択ですね。電解コンデンサは2年前に交換していますがA氏に了解を得て音響用の電解コンデンサに交換です。
不具合で交換したトランジスタや音響用の電解コンデンサの交換を両chに施し本体側の修理は完了です。
電源ユニットもアナログ回路用の電解コンデンサを音響用のコンデンサに交換です。
整然と部品が並んでおり本体側に比べ整備性は非常にいいですね。
デジタル電源が意外に小さくまとまっているので内部を確認するとスイッチング電源が出てきました。フラグシップなのにコストダウンでしょうか・・・
全文は
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-271.html で、どうぞ。
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