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コメントから思い直してみたこと・・・2021-03-06

2023年11月20日 | アンプへのエトセトラ

コメント欄を覗いていた。

以下、コピーペースト。

Unknown (マコト)
2020-07-28 14:45:04
マランツもマッキンも、ハーマンをお手本につくっているんだ

どこら辺が影響を受けているのでしょうか
 
残念ながら・・・ (代理)
2020-07-28 15:35:00
代理はそこまで追求しなかったので
高橋に尋ねていません。
と、いうより、
ハーマン・カードンの4種
真空管アンプとプリ
トラアンプとプリ
の、音を聴いたのと
マランツやマッキンの音を聴いたのとを考えてみれば
ハーマンの音をお手本(目標)にしたという言葉は「さも、ありなん」だったので、
深追いしていません。
これは、実際に音を聴いたりとか、
その音をさらによくする改造技術などがあって、でてきた言葉でもあるだろうと思うので
代理では、説明できません。
申し訳ありません。
*************
マランツもマッキンも
アンプを変更するときに
比較したものでした。
他にも、実際メンテナンスしたアンプやら
別途、購入して聴いてみたものもあります。
そのあたりの印象も含め72記事ほど書いています。
「アンプへのエトセトラ」のブログ記事一覧-憧れのAudio☆お知らせブログ☆ (goo.ne.jp)

実際サイテーション16Aを聴いたとき(高橋監修の第1段階)

****調べて行くと初段のダブルトランジスタも壊れている様なので日本製のトランジスタに置換えて対応です。

音が出る様になりましたのでまずは何時ものごとく電解コンデンサ交換や半田増しの実施です。****

代理の耳は、ラックスマンL580(高橋監修)の流麗な音に耳が逆エージングされていて

なにか、煩くてしかたがない。

と、まで思いました。

ところが、高橋、未来耳といいますか・・・

過去?の音を変に引きずっていないのですね。

(このあたりは、ほかの記事でもかいていますが

例えば、雑踏の中でも知人の声を聞きわける・・という

妙な親近感を人間の耳は内在させるところがあるわけです。

ですので、ただでさえ、親近感=いいとこどりというエージング耳になりやすいのです。)

どうしても、L580の良いところから抜け出せず

16Aに耳がシフトしないし

逆を言えばL-580の足らなさが見えない。

で、あるのに、さらに、高橋は改造するわけです。

***** 
オーバーホール後音を聴いたときにはなかなか良い音が出るなと思って聴いていましたがエージングで使用するには問題が有る事に気が着きました。
なんとCDプレーヤーを替えても同じ音が出てきます。音が良くても何もかもハーマンカードンの音に成ってしまっては意味が有りません。
とにかく癖のない素直な音が出る様に改造です。*****

良くなった・・・というのに、まだ、代理の耳はついていけないのですね。

なんだか、暴力的で小うるさいとまでかんじていたのですが・・・

ある時、試聴しにきた方がいらっしゃって・・・

その時にL-580をひっぱりだしてきて

(無論、何日か前からアイドリングして、元通りの音が出るようにしてありました)

聴いたのですが・・・・

代理・・その時に逆エージングにかかっていたことに気が付きました。

L580を聴いたとき、なんという頼りない音。16Aのほうが、細やかで、秀麗な音がでているのです。

多分、記憶の中で、L580の良いとこどりをかなり美化していたのだとおもいます。

そして、いつのまにか、

煩いとおもっていた16Aの緻密な表現・音域の厚さ・深さを耳はきちんと理解していたのです。

思い込み・・・という言葉があるのですが

これにより、あっさり、簡単に耳をくらましてしまうのですね。

ステーシス2あたりも、伸びやかで、迫力ありすぎる轟がでてくるアンプで

一時期、すごいなあと思っていたのですが

これは、候補に挙がりませんでした。

と、いうのも、無理な音というか・・・

不自然な音だと感じたのです。

自然を考えたとき、いちいちwww心臓に突き刺さるような轟がおこるでしょうか?

毎日、雷がなりひびくでしょうか?

確か・・・に、相手はWADIA6LTD(改)(当時ープロト)で

試聴していたCDはパイレーツ・オブ・カリビアンですから

映画音楽の録音の良さにオーケストラ構成の良さに・・と

幅広い音を出していましたし・・・

低域も高域も見事なCDなわけで・・・

これが、叫ぶような音楽になると

ステーシス2では、心臓に突き刺さってくる・・・

まじ、心臓の弱い人なら倒れてしまうぞという迫力なわけです。

音楽・・音を楽しむのでなく

音に・・苦しみそうなwwww

これは、この音に逆エージングされたら、轟がないと聞けなくなるという

禁断症状を起こしかねないと判断したわけです。

(もちろん、ステーシス回路のすごさには圧倒されました。

これが、当時のSPネットワークではクレルとかジェフローランドの最高峰の部類の音だと

ボックスの中で巻き込みが起きてしまったのです。

それが、ステーシス2のあの迫力でも、ステーシス回路によって、

すんなり音が出てくる。

その後、ボックス容量を上げるより

ネットワークの低域補完を充足させて新規に(無論。高橋がです)作り直したので

巻き込みはなくなりました。

ーそういう点でも、ネットワークの大切さ・重要さを見せられましたー)

もうひとつは、16Aの改造のポイントである

アンプの個性が大きく出てしまうという点でも

ステーシス2では、ステーシス2色になってしまうので

WADIA6LTD(改)の良さ・能力を率直・・いや、忠実に引き出せないな。

と、判断したのです。

確かに16Aの素の音は、ざりざり感満載で、

この音を知っている人は

それが良いという人が多いのではないかと思います。

そのざりざり感を取っ払ってしまって

クレルのような「甘さ」(あいまいさというべきか)もなく

硬派すぎるわけでなく

奥深い低域が中高域を支え、冴えさせるし

緻密・・だし・・

と、いう状態なわけです。

マッキンやマランツはハーマンをお手本にしているんだ。

と、いう高橋のセリフの裏は、

ハーマンの素性の良さを言うわけです。

そんなに良いハーマン(16A)なら改造などするわけがないわけです。

ところが、改造した。

そして、良いものになった。

ここですね。

素性の良さというのは、

改造を受け入れていける素地があるという事です。

伸びしろがある(語弊がありますが)といってもよいでしょう。

実際、あるアンプを触ったとき、

メーカーサイドの回路構成があって、例えば低域が足りないから

足してやろうとする改造を試みると、受け付けない。

メーカー由来の音を変更することが出来ない構造で

こんな頼りない低域をそのままにプロテクトしてしまうのかと

がっかりしたことがあったのです。

名前は出しませんが、定評のあるアンプですよ。

そんな風な機器は、いくら値段が高くて有名メーカーの物でも

いわば、素性が良くない。

純粋培養のお嬢様のようなもので

お嬢様の品格だけで、これは、その時は良くても

いずれ、飽きるwwww

ざっと、50台くらいはとっかえひっかえ聞いてみたものの

帯に短し襷に長し状態で

おまけを言えば

例えばジェフローランドの最高峰の部類になってくると

高い!!

高ければ良いとは限らないけれど

高くて良いのは当たり前。

なんといってよいか、

多分、ジェフローランドでさえ

高橋さわっただろうから・・・

ある意味、あほらしいといっていいか・・・

例えば200万のジェフに100万かけて改造しなきゃならないのなら

200万の価値はないといっていいか。

サイテーション16Aは、5万円ほどで入手した覚えがあるが

その改造費用はやはり100万近いものだと思う。

(ただ、手持ちの部品があったりしたので・・実際の値段は判らない。

―例えば、クレルに乗っている純正トランジスタとか)

そう考えると5万の物のほうと完成度が同じであるのなら

5万の16Aでよいわけだし・・・

で、

そういう5万の古いアンプという過小評価になりがちな部分に対して

「マランツもマッキンもハーマンをお手本にして作った」

と、いう正統派・リーダー的存在であるということを言いたかったとも思う。

(無論、代理に対してwwww)


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