昨日はYAMAHA CDX-10000 15台目のオーナー様が
１５台目をひきつれ、訪問してくださいました。
昼から本業が入ってしまったので
午前中２～３時間ほどの滞在になってしまったのですが
おっしゃっていた通り、15台目
ぐっと、音がおちついて来ていました。
しばらく、１５台目をきいてから、
WADIA6LBをかけると
「やはり、違いますね」
と、おっしゃっているので
CDX10000は１６ビットなんだということを高橋が話し出して
「１６ビットで、これだけの音をだせる、素性があるのが、YAMAHAのすごさです」
と、いうことで、
傍らにいた代理が
「音の良しあしはビット数ばかりじゃないんですよ」
と、いうことで、
「YBAをかけてみてあげたら？」と、促したわけです。
「これも、１６ビットですが・・」
と、１５台目オーナー様の反応を待っていますと
「いや、やはり、W6LBが、もう、自然ですね。物足らなさを感じさせない。
YBAはCDX1000015台目とくらべると、
要所要所で、低域の伸び・広がり・沈み込みが良い。
緻密さ、倍音の出かたは15台目のほうがよい・・」
なかなか、鋭い方で、この方のインプレ（評価）は、興深い。
やはり、ビット数の違いですかねえ・・という横から
高橋が追加発言。
「もうひとつは、マルチビットの良さですね」
オーナーさま、ちょっと戸惑った顔をされていたので
「もう一つは、ビットストリーム。
音がフラットにでやすいため、臨場感や響きがうすく感じる」
？？？みたいな顔になるオーナー様。
で、高橋に
「ねえ、ビマック聴いて貰ったら？」
と、ビマックをかけてもらうと
オーナー様、
「６LBの様な生っぽさとか体感するものが薄い。
きれいにトレースしているだけ・・ですね」
（幾分か忘れているので、およその把握で書いている所がある）
まあ・・・なんというか、やっぱ、鋭い。
15台目もWADIA6LBさえ、知らなかったら、
こんな良い音は他にはない。
と、いえる音が出ている。
もう他のCDPなど聴いていたら、上っ面な音で、
15台目、響きも倍音もこんな良い音がでる。と、思わされるのに
W６LBには、追い付けない。
６LBはまったく別格の物ですね。
と・・・・。
確かに、これほどの音が出ているのを、
代理が、ブログでいろいろ、いうけれど
伝わらないというか、信じてもらえないところがある。
と、ちょびっと愚痴ってしまう。
「いや、そりゃあ、本当にこうやって聞かなきゃ判らないですよ」
15台目だって、いろいろ、見積もりやら施工内容をしらせてもらっても
正直、もう少し高かったら、やめていたかもしれない。
デモ、この音を聴いてしまったら、逆に安いと思うし、
実際、聴いてしまったら、もっともっと、高くてもやっていますよ。」
想定外の音が出る。
と、いう言葉も結局は「想定外」の世界感だろう。
やはり、６良いですね。
と、値段など、尋ね合わせて下さったが
まずは、CDX10000の熟成
よく聞いても1年くらいかかるということと、
システム・特にSPのネットワークとスーパーツイーターなど設置して
CDX10000の音が十分に発揮できるようにしてから、
６LBを考えられた方が良いと思いますよ。
十分な環境を整えないと、
CDX10000だって、本領発揮にならない。
熟成したCDX10000が、ものたらないと思えるほどにSP他の表現力・伝達力をあげることができれば
逆に、そこで６LBを導入しても遅くない。
「まずは苗床をよくしなきゃいけないってことですね。」
本当に素直な性格というか、理解力深しというか
人に愛される（かわいがってもらえる・）資質をもっている。
どちらが先か判らないが
その性格そのままの、素直で造詣深い耳を持っている。
案外、耳の出来具合は、
性格・資質と同じ傾向をもつのかもしれないと思う。
何人かの性格・個性？を思い浮かべると、
その耳も同じ気がする。
なんとなくあてはまる・・・。
代理？代理の耳・・・
自分でなんて、かいたっけ？
