これも少し前のお話なのでですが、旧知のお友達とトロントで新年会をやろうという事になり、少しばかり深夜までダウンタウンで飲んだくれました。 この日はロンドン野郎の定宿、中華街の裏の安ホテルThe Grange Hotelを事前に予約して、どんなに遅くなっても大丈夫と万全の準備。
今日のブログは、この新年会ではなく、実はその翌朝のお話。 ヘロヘロとホテルの部屋で目が覚めた瞬間、空腹に気がつきました。 ロンドン野郎は体質的に二日酔いをしません。 別にお酒に特別強いわけじゃないのですが、何故かいわゆる二日酔いというものが無いんです。 だから、どんな深酒をしても朝はちゃんとおなかがすくんです。 然し、このThe Grange Hotel。 部屋にはキッチンが付いているものの、飲食の設備がありません。
そこで、朝の中華街にフラフラと繰り出しました。
これ、ロンドン野郎のトロント・ダウンタウンの定宿The Grange Hotel。 うらぶれ系ながら、部屋はまあまあ清潔だし、ロケーションも良く、駐車場も付いていて結構お得。 住宅街の中なので、少々分かりにいくですが、Queen St. Westを西にSpadina Av.を越えて、KFCの角を右に曲がって、300メーターくらいのところにあります。
カナダにありながら漢字の目立つ中華街。 RBC Bankは皇家銀行だし、TD Canada Trustは道明加掌大信託って、分かるような分からないような中国名になってしまう。
いつもは賑やかなダウンタウンの中華街も、冬の朝はなにかもの寂しい風情。
そして、この金石Gold Stoneがお目当てのお粥屋さん。 本当は粥専門店じゃなくて、こぎれいな中華食堂ってとこでしょうか。 場所はSpadina Av.沿いの明るく目立つお店です。
ショーウィンドゥには、こんなのがデロリンとぶら下がっていて、店の中でお粥や麺の上に乗せたり、持ち帰りもできるようです。
朝食スペシャル。 何だかよく分りませんが、気をつけないと単なるベーコン・エッグ・トーストだったりすることがあります。 中国人だってちゃんと洋風の朝飯を食べますからね。
そして注文の粥は牛肉入り。 かなりのボリュームです。 実はこのお粥の底には生卵が入っていて、混ぜて食べるとこれがまた美味しいんだ。 生玉子はスペシャル。
ついでに油条『英語名 Chinese Doughnut (そのまんまじゃん!)』を頼んだら、こーんな沢山出てきて、食べきれなかった。 お砂糖をつけても意外に美味しい、かも。
金石粥粉麵飯燒臘茶餐廳(このややこしいのが正式名称らしい!)
Gold Stone Noodle Restaurant
266 Spadina Ave Toronto, M5T 2E4
電話:(416)596-9053