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数学

数学全般

円周率

2009-03-14 11:51:42 | 一般の数学
円周率π = 3.14159265358979.....
までは、記憶しています。

小5で習いますね!
円周率 = 3.14 と教わりました。

中学から、円周率をπと表現するようになります。

πの定義は、直径1の円周の長さとしました。
※半径1の面積が定義ではありません。

近似値を求める方法は、円に「内接する n角形」と「外接する n角形」辺の長さを求める方法です。
円に「内接する n角形」をL1
円に「外接する n角形」をL2
とすると
L1 < π < L2 となります。

5角形で考えてみると、5sin36° < π < 5tan36°
sin36° = 0.5878
tan36° = 0.7265
よって、 2.9390 < π < 3.6325

同様にn角形では、n・sin(180°/ n) < π < n・tan(180° / n)

では、20角形を考えてみましょう!
20・sin9° < π < 20・tan9°
20・0.1564 < π < 20・0.1584
3.128 < π < 3.168

正確にπを求める方法はないのでしょうか?
それは、マチンの級数が有名です。
π = 16arctan(1 / 5) + 4arctan(1 / 239)

他に求め方は、色々と発見されています。
プログラムでは、このマチンの級数を使って求めることが出来ます。

πは無理数であることが分かりました。
無理数でも、特別な無理数で超越数があります。
√2 は無理数です。 しかし、x2 = 2 の解ですね!
n次方程式の解にならない無理数を、超越数と言います。
πは超越数であることが分かりました。