冬の終わりの頃
自己を高めるための修行 に
未開拓の山 を 単騎で 突き進んでいると
ちょっとした難所に遭遇。
己の脚力 と 距離の感覚 と 経験から
80%位のチカラと 勇気さえあれば
十分 超えられる と 判断し
岩場から岩場へ ジャンプ。
しかし 踏み込んだ足場は
前日の雨により 予想以上に滑る状況にあり
着地に失敗し 指を強打。
折り曲げた状態の指が 手のひら と 岩場に挟まれ
加速された 全体重95kg が 指に圧し掛かったので
その衝撃たるや
一瞬 指先の 第一間接から先が
爆ぜて吹き飛んだ かと 想像させる
強烈な衝撃でした ・・・
実際は 爪の端っこ と 指先の肉が
少し 吹き飛んだ程度で すみました ・・・
タオルで拭いた直後の写真なので
さほど血は流れていませんが 拭いても拭いても
すぐに流れ出して 中々 止血できなかったのと
こういう怪我は 打った直後は感覚が無くなり
ある程度 時間がたたないと 骨折しているのか 打撲か
解らないので しかたなく
とりあえず 下山 ・・・
まるでカーナビの軌跡のように
歩いた山道が 滴る血痕で 解ってしまうほど でした。
その後 キレイな水で洗い流し 血は止まったのですが
指先の感覚は全く無くなり 数時間後には
怪我した指先のみ 鬱血してしまい
紫色になり 結構な大きさに腫上がり
ハタからみれば
『 巨峰 』 を 指先にハメて 喜んでる
ちょっと可笑しな中年のオッサン の 如く
とても 恥ずかしい状態になってしまいました ・・・
帰宅後は 妻に心配かけまいと 指を隠して生活し
腫れは2日ほどで 元のサイズに戻り
弾け飛んだ肉片と爪も 2週間ほどで 元の形に戻りました。
とにかく この程度 の 軽度の怪我ですんで 本当に良かった と
単騎で乗り込むときは 無茶はせず 安全第一 と
再認識でき 身をもって 教訓として学べた1日となりました。